憎呪編・裏 解説

憎呪編・裏 解説




ここを見れば色々制作過程が見れますよ

https://reachat.org/?30d7f6c709b2ac84a222dda29b73ce7b,300,20,1

コンセプトについて

・初期コンセプトは「盗賊術式の底力を見せたい」、「サブ要素として推理ものを用意して、事前の考察だけでなくリアルタイムでの考察をしてもらいたい」の二つでした。

前者は死体傀儡編のようにリミッターを外した盗賊を敵にしたく、それが盗賊への冤罪と「コピー盗賊」で一纏めに解決できると思い実行犯を作りました。

後者は臍を食むの様に、

事前の情報による考察+スレでやっと開示された情報 

の二つを組み合わせて考察させる様にしました。事前の考察の正解は後ほど解説します。

・途中から猫さんと共同制作する様になり、白山要素を付けることにしました。


主犯について

プロフィールはこれ

https://telegra.ph/%E4%B8%BB%E7%8A%AF-04-30

ご存知の通りまた白山関連です。

当初は単純に「コピー盗賊を利用して盗賊を貶める奴」とだけ決めていて、それ以外決まっていませんでした。

その為「盗賊を死ぬほど(逆恨みで)恨んでいる」相手を主犯にすることが決まり、最初は転生した白山月(記憶アリ)を主犯にしようかと思いましたが、転生しても記憶アリとかアレだし…と悩んでいました。

その後猫さんと共同制作することとなり、「白山紫と石川桜の夫妻」の存在を思い出し、「石川桜って幸せになれなかったし逆恨みしてそうじゃね?臍以前の盗賊と同じく盲目な性質なら特に。」となって石川桜に決まりました。

猫さんから貰ったコンセプトは、「伝書を悪役にしたらどうなるのか」それに思い込みが激しいという要素を付け加え、見た目も盗賊と伝書をミックスしたみたいになりました。やったね!盗桜の子供みたいなことができるね(邪悪)

そしてシラヤマの触手は石川桜の能力とのことだったので、天与呪縛として付けました。

最期は盗賊を殺せた事による嬉しさで調子に乗り、自身の絶体絶命な状況を見れないというなんとも盲目で無様なものにしました。

そして最期の言葉

「紫…待ってるからね…」

(尚魂が消滅するため紫が逝っても彼女は居ないというクソ報われない最期)

自らの死を悟った彼女はこの言葉を遺しました。「待っててね」ではなく「待ってるからね」これが持つ意味とはなんでしょうね〜!

猫さんプロデュースのストーリーをお楽しみに!!

主犯の呪具について

逃走足袋を除いた盗品である雷鳴槍と竈ノ面には特に伏線はありませんでした。

生前は戦闘経験が無かった石川桜を助けるための呪具って感じ。

雷鳴槍は単純に攻撃用。基本的に中距離から攻める彼女に合わせ槍を使わせました。

竈ノ面は、単純に自分の知ってる物をパク…呪具化させたら、ネームドに炎を扱う一級が2人も居た(狐娘と炎銃)為都合が合いました。


ここからは説明文等に伏線を仕込んでいた物です。

鋼蜘蛛

説明文は「所有者の意のままに操ることができる呪力が込められた鋼鉄でできた糸で、斬撃や拘束、防壁、逃走など幅広く用いることができる。

かつて大昔の石川家に居た術師が使っていたようだ。」

前半では触手を使っていた事で勝手が似ている=触手持ちだった石川桜

後半では大昔の石川家→大昔の石川家についての知識を持っている人物=石川桜

どちらも石川桜を匂わせるものでした。

逃走足袋

個人的に失敗作です。実は当初盗賊を生き返らせる方法を

「悪魔の契りに人格があってそいつが契約を破棄する」ではなく、

「逃げようとした彼女が逃走足袋をつかい、足袋の代償として落としたものがたまたま悪魔の契りで、それを破壊する事で生き返る」というものにしようとしていた為逃げる際にランダムでものを落とす仕様にしました。

しかし実際はただの逃走用に使われただけでした。

盗取

これの存在意義は

主犯の生得術式が盗賊術式である=盗賊の血縁者である石川桜が主犯

というのを匂わせる為です。

因みに、彼女の天与呪縛のデメリットは呪力効率が最悪なところ。よっていくら盗取も呪力効率が悪くても、まだ盗取を使った方がマシみたいな設定です。

(石川桜の効率が3、盗取は10みたいなイメージ)

実行犯について

悪魔の契りの効果によって生み出された、石川桜の忠実な下僕であることを除けばどこからどう見ても石川紫苑と同一人物である存在。

領域の名前は、「盗全与桜」。石川桜に魂が侵食されている事を表した名前です。

悪魔の契りについて

元々は盗賊の魂をどうコピーしたのかについての説明をつけるためのご都合呪物…というだけのはずでした。

しかし石川桜がなぜ力ずくで襲撃したのかということに説明をつける為に、契約要素と白山創の成れの果てという設定を加え、目的を「白山の裏切り者(=伝書と猫)」の殺害という事にしました。

実は更に方向転換し、上で話した様に盗賊の復活方法を呪物の破壊だったのを呪物側からの契約破棄にしました。その理由は「破壊したら盗賊生き返るとか無くなっちゃわない?」って自分で違和感を感じたからです。その為契約狂いの要素を付けて、盗賊の縛りをリセットさせる事にしました。

性格は完全に契約を楽しむ事にしか頭に無い唯我独尊野郎。ジェネリック宿儺だね。

デメリット3つは

・呪物の気質が大変難しい為デカい失敗をしたら即破棄されてしまう事。

・魂に関する願いと言っても直接相手の魂に干渉することはできない。だから遠隔で魂を呪って殺すとかは無理。

・契約が破棄されると使用者の魂が消滅してしまう事。

感想

後処理秒で怪しまれてて草

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