情報収集 

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紅衣のスレ主

閲覧注意!







私は惨憺たる状態の黒崎家を一瞥した後に浦原の元へ向かった。

『服を着ているということは...よくぞご無事でしたね、カワキサン。』

「そちらも現状の状況を掴めているのかな 浦原さん」

他にはルキアがいるのが見えたがどうやら何か取り込み中である

『今は黒崎さんに死神の力を取り戻させるための準備をしてるんスよ。総隊長さんの命令もありましてね...』

私は総隊長はやはり甘くなったと、陛下からの話と比べて少し思案した。

なんにせよ陛下の命令に沿って一護を守らねばならない、一つ思いついたのは相手に紛れる事...裸になりさせすれば簡単に敵を騙せるだろう。

『紅衣サンが敵に回ったのは完全に誤算だったスね...というよりここまで黒崎サン周りで手厚く保護しようとしていたこと自体が誤算というべきでしょうか。』

浦原さんは紅衣と仲が良いらしく多少詳しいはずだ、今なら操られた紅衣への対策という大義名分を持って情報を得られるだろう。

正直に言えば、あまりに甘い性格であり殺傷することが出来ない一護のようなタイプであるため命の危険はかなり低いだろうが。

『なるほど、紅衣サンで気を付ける事ですか...もしもあの人が卍解を使用したら即両腕を使用不可能にしてください。出来れば並みの回道でも治せないように切り落とすのがベストっス。一枚でも卍解時の服を脱いだのなら、嗅いだ瞬間に骨が砕け融ける風が出始めます。枚数が増えれば増えるほど手が付けられなくなるので...』

「わかった。もしそういう動きがあれば即座に斬り落とすよ。」

『...井上さんへの信頼が厚いっスね。まぁ普段の精神状態に近いのなら周りを巻き込む可能性があるので使用しないとは思いますけど。』

確か千年前の情報では卍解は使用していなかった...ダーテンの改定についてどうまとめようかと、また脱いだ服を戦闘中にどう回収したものかと作戦を立て始めた。

「静血装どころか服まで使用できない状態で戦うとはね。未来とは複雑奇怪なものだ...陛下。」




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