悪女?
Dend-B途中ポケモンが(テレパシーで)人語で意思疎通する場面有注意
逆転有
おれは呆然と立ち尽くした。
オーガポンを、鬼さまを逃したその夜に、アオイが突然窓から部屋に入ってきて、無理やり連れ出されたポケモンのいない洞窟。
そこで唐突に提案された、「オーガポンを譲る」という話。
惨めったらしいたらなかった。悔しくて悲しくて、叫び出しそうになった。
どうしてこんな、残酷なことが言えるんだろう。
「……スグリがいいなら、オーガポンには私から話すからさ。ねえ?」
俯くおれの様子を見て、重ねてそんなことを言いながら近づいてくるアオイ。
「……なんで、そんなことを」
「だって、オーガポンは私といたってきっと幸せにはなれないから……それに、
スグリの方が、きっと幸せにしてくれるでしょ?」
きっとアオイはそんなこと考えてないのはわかってる。けど、その無意識の優越感のようなものが滲み出た言葉が、おれの心を完璧に打ち砕いた。
「アオイ。」
「なぁに?……きゃっ!」
洞窟の奥側で、壁を背にして立っていたアオイを追い込むのは簡単だった。
「す、スグリ……?」
近づいて顔を見れば、大きくて透き通った目にかわいらしい唇。
最近ようやく色を覚えたなんて言われるような知識を身につけたおれには毒だった。
ただ追い詰めて問い詰めるつもりだったのに、そんな目的が頭から吹き飛ぶ。
「どうしたの……んむ?!」
気がつけば、唇を奪っていた。
柔らかくて気持ちのいいアオイの唇を舌で舐め回せば、彼女は目を白黒させながら弱々しく俺の胸を押す。
「っやめてよ!いきなりどうしたの?」
その必死さに免じて離れてやると、責めるような目でこちらを睨んできた。
おれの心を傷つけたその刃に比べれば、キス程度なんでもないだろうに。
「もう、いい。」
自分でも思った以上の冷たい声が出る。
「アオイは、全部持ってるからそんなこと言えるんだ。強さも、鬼さまも、全部!」
もう一度唇を塞ぐ。乱暴に、アオイの口内を舌で蹂躙する。
アオイは、抵抗しなかった。
口付けしながら抱きしめたアオイの体は柔らかくて、口の中も唇もそれ以上にやわっこくて、なんだかクセになる。
時折小さく声を上げながら、アオイはされるがままだ。
散々歯列をなぞり、舌を絡めてから口を離せば、銀色に輝く橋がアオイの半開きになった口からおれの口へ伸びていた。
「……ごめん」
「なにが?」
弱々しく謝るアオイに詰める。おれはもう気がついていた。ポケモンじゃなきゃ、運じゃなきゃ、力なら、おれはアオイに勝てる。
もう我慢ならなかった。主人公みたいで、なんでも持ってるアオイを手に入れたくなった。
アオイを傷つけないように押し倒す。
「いいよ、決めたから。
おれにアオイをよこせ。」
この状況なら、どういう意味なのかアオイもわかるだろう。
それなのに、アオイは少し潤んだ瞳で、その唇にうっすらと弧を浮かばせて何も言わなかった。
なんだか、それに無性に腹が立った。
アオイに跨って、眼前におれのモノを放った。
大きさは……多分平均的だろう。でも、それを見たアオイは確かに慄いていた。
顔にぺちんとぶつける。
「舐めろ。」
命令すると、アオイは従順にチロチロと舐め始める。
先ほどの口付けですでにいきりたっているソレのでっぱったところや裏の浮き上がったところをゆっくりと舐めていく。もどかしい。
「口、あけて。」
その言葉に、意味は分からずとも大きく口を開くアオイ。
その口の中に思い切り挿入する。
「ごぽっ?!」
喉の奥をいきなり突かれて、パニックになったか変な音を立てているアオイ。
それにお構いなしに、アオイの頭を掴んで上下に動かす。
アオイの髪の毛はサラサラで、持ってるだけで気持ちがいい。口の中はキスで味わった通り柔らかくて、苦しさで必死に異物を吐き出そうとする喉の動きと舌の動きがさらに刺激する。
「……出すから、全部飲んで!」
ぐっと1番奥に差し込んで、欲の塊を流し込む。
チラリとアオイの顔を見ると、目を白黒させて、鼻から逆流する精液に溺れそうになりながら必死に嚥下しているようだった。
射精しおわって引き抜くと、咳き込みながらアオイがゆっくりと嚥下していく。
「……口、中見せてよ。ちゃんと飲んだかさ。」
その声に、んべぇ、と口を開けて見せてくるアオイに興奮して、射精したことを忘れたようにモノはいきりたった。
無理やりアオイの下半身を剥くと、漏らしてるみたいに濡れていた。
「へぇ、準備万端だあ。アオイって変態なんだな」
そういうと、恥ずかしそうに顔を背ける。
「……あれにも抵抗もしないんだから当たり前か」
吐き捨てるようにいうと、アオイが口を開いた。
「だって………傷つけちゃったから。」
ぶちんと、さらにおれの中で何かが弾けた。
「なんだよそれ」
硬くなった自分のモノをアオイに擦り付けながら頭を押さえつける。
「憐れむなよ、おれをバカにすんでねえ!」
「そ、そんなつもりじゃ」
弁解すらもおれの気持ちを逆立てる。
「うるさい!」
唸るように叫びながら腰を思い切り突き出して、アオイの膣内に叩き込んだ。
「いっっっ……」
「あは、アオイ、けっぱれよぉ?」
おれの下で顔を歪めるアオイを見て優越感に浸りながら、グリグリと奥に押し付ける。
おれのモノがちょうど入ったくらいで、先端が硬い場所にぶつかった。
コツコツとこづいてやると、アオイは簡単に甘い声をあげる。
「あ…まっ、あっ、ひゃっ、あん!」
「はは、アオイ、こんなとこつかれて気持ちいいんだ?」
そういう本の中の知識しかないおれでも、突くたびにキュウキュウ締められたらそこが好きなのはわかる。
「スグリっ、やめっ、おかしくなるぅ!」
「おう、おがすくなれ!!」
服の間に手を入れて、膨らみに手を伸ばしてやるとその先端はツンと尖って硬くなっていた。
「はっ♡あ゛ぁ゛♡いぐっ!やぁ゛♡」
そこを爪で弾いてやると、ぎゅうっとおれを締め付けてきて、アオイの体がビクビクと揺れる。
お構いなしにドチュドチュと音を立てながら腰を振ると、ひんひんと泣き言をアオイが言い出す。
「今っ♡今イッてるからぁ♡休ませて♡」
「かちゃましいぞアオイ」
ほっそりとしたアオイの首に手をかける。どちらが上か、体に染み込ませてやる。
「っ♡ごっ♡がぁ……♡」
すこし力を加えれば、みるみるうちにアオイの顔が赤く染まっていく。
それと同じに、痛いくらいに膣内が締め付けてくる。
舌はたらりと出して、うつろな目になりながら、おれの手に手を重ねてくる。
引き剥がそうとしていると思ったら、ただ手を添えるだけで何もしない。
「……この変態女ァ!」
さらに激しく腰を振る。もう限界だ。
「アオイ、出すぞ、中で出すぞ!孕めよ!」
その声に、アオイは幸せそうに笑ったように見えた。
一際大きく腰を引いて、思い切り奥に叩きつけてそのまま全て射精し切る。
「っあ゛あ゛ぁっ!」
自分の喉から聞いたこともないような咆哮が出て、全部引き摺り出されてるような感覚になる。
それと同時に、アオイの体が跳ね上がった。
弓形になったアオイの腹を両手でとっさに掴むと、アオイの絶叫が洞窟の中にこだまする。
「ぉ゛お゛お゛お゛ぉ゛お゛ぉ゛お゛お゛っ♡♡♥♡」
先ほどよりもさらにアオイは体を震わせて、釣り上げられたコイキングみたいに跳ねていた。
そんな中でも膣内はいまだにおれを搾り取る。この一回で絶対に孕むと言わんばかりに。
永遠にも思えた絶頂がようやく引いて、おれはアオイの体に倒れ込んだ。
アオイは半分白目になって舌を垂らして、いわゆるアヘ顔ってやつになって気を失っていた。
「か、勝った……アオイに、勝った!」
優越感、征服感、そして快楽がごちゃ混ぜになっておれを襲う。
あの"主人公"に、勝った!
おれだって勝てるんだ!
その喜びが、先ほどの絶頂で硬さを半ば失っていたおれのモノをまた硬くする。
「へへ……負けたんだから、好きにさせてもらうよ」
仄暗い達成感の中で、おれが出した白濁をだらだらと垂らすアオイの膣にまたおれは押し入った。
流石に3連続だとそんなにスグには出ない。
乱暴に腰を振っていると、アオイがまた目を覚ます。
「アオイ、起きた?」
「あっ♡はっ♡うん♡」
喘ぎながら返事をするアオイに口付けをする。
今度は向こうからも舌を絡められる。
無我夢中で吸い付きながら、体を重ねる。
「孕めよぉ、アオイ!」
またそう言って奥に注ぎ込むと、今度は全身でアオイがおれに抱きついてきた。
やわっこくて、すべすべで、あったかい。
全身にアオイを感じながら射精すのは、さっきの暴力的な交わりとはまた違う快楽だった。
流石に合計3回も連続でシたら、おれの体力も限界だった。
ずるりとモノを引き抜いて、尻餅をつく。
アオイは幸せそうにお腹を撫でていて、その光景に凍りつく。
「ご、ごめん……ごめんなさい……」
口をついて謝罪が出る。
「……なんで?」
時が止まったようだった。
確かにさっきまで蹂躙してたはずの、完勝したはずのメスが目の前にいるはずなのに、まるでアーボックに睨まれたみたいに身動きが取れない。
なにかが、おかしい。
「スグリ、気が付かなかった?」
一歩、
「怒らせそうなことを言うのに、なんで洞窟の『奥側』にわざわざ入り込んだと思う?」
一歩、
「初めてだったのに、なんであんな抵抗しかしなかったと思う?」
目の前に、
「どうして、私がモンスターボールを一個も持ってないと思う?」
捕食者が、いた。
「ぉ゛お゛!や゛め゛っ♡」
仰向けに押し倒されて、おもむろにお尻の穴に指を突っ込まれる。
「男の子ってね?ここに気持ちよくなるツボがあるんだってぇ……ここかな?」
こりっ。
「あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛っっ」
強烈な快感に我慢できず身悶えながら体を跳ねさせるのを、アオイが全身を使って止めてくる。
「アハハ!みっつけたぁ!」
その衝撃ですぐにモノが勃ったのがわかった。
ちゅぽん、と音がしたような気がして、お尻の圧迫感がなくなる。
「んっ……♡おっきぃね♡」
そのまま、アオイはおれに跨ってきて、ズブズブとおれを飲み込んでいった。
「まだまだ出るでしょ〜?射精してっ♡だ〜せっ♡」
体を被せながら、おれの耳元で囁く。
「も、もうむり……やわじゃ……やめて……」
「だーめっ♡」
ぱちゅ!ぱちゅっ!とリズミカルに腰を叩きつけられ続け、身体中にキスの雨が降る。やがてぐんぐんと何かが登ってくる。
「も、もうダメ……」
「スグリ、もういっちゃうの?」
耳元で囁かれる。
「よわよわだねぇ♡勝ったはずの女の子に負けちゃうねえ♡ダメダメだねえ?
ほら、勝ちたいなら我慢しなきゃ♡タスキなしでも男の子なら耐えれるでしょ?
射精すな♡だめだよ♡射精すな♡」
腰が速くなる。アオイの柔らかい体に包まれて限界寸前だけど、負けたくない。
「ふふ♡かわいい♡
もういいじゃん♡まけちゃえ♡負けちゃえ♡」
誘惑に必死に耐える。
「……射精しちゃえっ♡負けちんぽ♡」
不意打ちの隠語で、おれの我慢は限界を超えた。
「あっ♡すっごい勢いだよぉ♡あっつい♡」
腰をグラインドさせながらアオイが囁く。
おれの意識はその声を聞きながらゆっくりと闇に沈んでいった。
意識の消える直前、
「ぽにぃっ!!!」
という声が聞こえた気がした。
-
「えっなんでここが?!ちょっ痛い!ごめんなさい!」
怪我しない程度に痛いつるのむちに引っ叩かれたアオイは狼狽した。
顔を上げたら洞窟の入り口にお怒りのオーガポンと相棒の1匹であるサーナイトが待機していたのだ。
確かに全員が寝ついたのを見てから部屋を抜け出したはずなのに……
『私がテレパシー使えるの、忘れてましたね?』
サーナイトがその疑問にテレパシーで答える。
「あ゛っ」
『あと、オーガポンさんは曰く女の勘だそうです。』
「こわ……」
慄くと、オーガポンは心外だとばかりに地団駄を踏んだ。
『とりあえず、私からもオーガポンさんからもお説教です。』
「な、なんでよ!男の子ってこういうの好きなんでしょ?!」
『どんなエロ本読んだんだ!歪んでるにも程があるわ!』
「ぽにぃっ!」
-
目を覚ますとおれは自分の部屋のベットの上で寝ていた。
服も着ているし、少し気だるいけど……夢、だったのかな。
そう思いながら起き上がって、姿見の前に立って気がつく。上半身に咲いた花びら。
「あぁ……」
夢じゃなかった。現実なんだと突きつけられる。
「……もっと、強くならなきゃ。」
そして、次こそ勝つ。アオイを屈服させる。
アオイに好き勝手させない。強くなれば、アオイも何もかも手に入る。アオイが好き勝手にしたように。
「強く、強く、強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強く強くっっっ!!」
髪をかきあげる。まず、ポケモンで彼女を叩き潰せるくらいにならなくては。
「まっててね、アオイ……」