恋次とマツィヤ

恋次とマツィヤ


イ―ルフォルトって奴と戦った後にそいつを実験体にしてた片割れ(雑魚雑魚言ってたマツィヤって女)と話す機会があったんだけどよ...

「俺になんの用だよあん時のざぁこがよ?」

「俺はあの時霊圧を抑えてて解除の許可待ちだったんだよ 今霊圧見りゃ明らかに霊圧の量が違うのが分かんだろ」

そう言うとマツィヤはどうやら納得したようで

「そうかよ...じゃあ雑魚はやめて『サンバソウ』でどうだ?」

「一応聞いとくがその魚の理由は?」

マツィヤは眉毛に指を指して少しだけにたりと笑った

「入れ墨眉毛とイシダイの若い個体の縞模様を掛けてんだよ」

「分かるわけねぇだろ!!...あっ!?これ未熟者って意味も込めてんのか!?」

「当たり~

俺が言われた意味を理解して文句を言っているのをそいつは随分と楽しそうに見ていた


色々話している時にふと気になったので聞いた

「そういやダルヴァだったか?そいつとはどういう仲なんだ?雑学仲間か?」

「俺とダルヴァはそういう関係じゃない テメェらの中に涅マユリってのがいるがそいつとそこの副隊長と同じだ

...俺はダルヴァの事は兄の様には思っているけどな 向こうがどう思っているかは知らねぇ」

先ほどのように俺を茶化しに行くのではなく普通に答えられた

何か思うところはあるんだろうなとは思ったがそいつは直ぐに気持ちを持ち直したみたいで

「俺の個人情報なんて聞いてどうすんだよ セクハラか?」

「そういうつもりで聞いたんじゃねえ」

「でも朽木ルキアって奴の事をテメェは気にしてるみたいだからな…そいつに俺は体形や身長は似てはいるがまさか...」

「ルキアとお前じゃ全然違えよ!!」

あーだこうだとなんだかんだ話す機会はあった ちなみにダルヴァって奴は会っても『食うか?』と草を渡されてどっか行かれた

一応食ったら美味かった 流魂街に居た頃にひもじくて草食った時を思い出したぜ

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