恋する狐の秘めたる覚悟
きちんと断った、そのはずだった。
自分の秘めたサディスティック……いや、それ以下の酷い性癖を曝け出して断った。
"それとも、ワカモは奴隷か道具のように扱われるお嫁さんになりたいのかな?"
そう尋ねた時のあの子の顔はショックに引き攣ってしまっていて罪悪感も芽生えたが、それでも私に執着し続けるよりは健全な道に戻れるだろう、そう考えての決断だったのに。
「お待ち申し上げておりました、あなた様」
"ワカ、モ……?"
何故だ、何故今朝もシャーレに来ている?混乱しながらもたどり着いた一つの可能性を意図的に振り払い、なんとか問いを投げかける。
"ここに、何をしに来たのかな"
「もちろん……あなた様のモノにされて、支配されるために♡」
そう語るワカモの顔は赤く染まって、身体が小刻みに震えているのは隠しきれない。そこまでしてもなお私に……嬉しくないと言えば嘘になるが、それでも振り払わねばならないと彼女の肩を掴んだ瞬間
「ふあぁっ♡」
メス声でよがるワカモが、そこに現れた。
「あ、なた…さまぁ」
"どうして、こんな……"
「だって、あなた様に満足して使っていただくために今朝は早くから自らを慰めていたのです……とても、とても強力な薬まで使いましたので、好き放題扱っても悦んでむせび泣く無様な雌に仕上げて参りましたわ♡」
頬の紅潮も、身体の震えも、……室内に満ちる淫臭も、全てを現実のものと認識せざるを得ない宣告がワカモから下された。
"そう、か………"
どうやらワカモにとって私の言葉は最後の後押しにしかならなかったようで、ここまで自らを壊して私を求めるのなら応えなければならないだろう。
"それじゃあ仕方ないね、本当に仕方ない"
"覚悟するんだよワカモ、今日の私は優しい先生じゃない"
"お前の主人だ"
「あ…!はい、不束者ですが、どうかご存分にお使い下さい。…ご主人様♡……お"っ♡」
嬉しそうに答えるワカモには何も言わず、そのまま非常に丈の短い着物の奥…下着に手をやる。
もはや着けている意味がないほどに濡れたソレを未だに履き続けていたワカモに興奮しながら、下着ごと性器を握りしめてやる。普通なら痛みしか感じないだろう行為すらも快楽として受け取ってしまうほど淫らになっていることを確認すると、そのまま担ぎ上げて仮眠室へと押し込む。
「ああ、ご主人様…!ついにこの日が来たのですね……♡」
喜色をたたえながらも一抹の不安を残したその顔に、最後の土産を渡してやる。
"私が満足するまでは何を言っても絶対に逃がさないから、そのつもりでいろ"
「はいっ♡私のことを慮り、ご主人様が満足出来ずに終わってしまう…ただそれだけが最後の不安にございました。これでもう、心残りは何もありませんので……私を好き放題使って、ご主人様の嫁で、奴隷で…おなほに、して下さい♡」
"……ワカモッ"
結局、私の休憩を挟みつつも丸一日まぐわい続けた結果ワカモは私のオナホに堕ちた。
それでも普段はお嫁さんとして、恋する少女としての可愛らしい姿を見せようと足掻く姿は本当に愛おしくて……そのままオナホとして使うことにはこの上なく興奮する。
"今日もたっぷりと精液コキ捨てるから、きちんと飲み込むんだよ?"
「はい、ご主人様♡」