怪文書

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サハラ「ごばぁっ!?」

イツカ「お姉ちゃん!?」


神父「馬鹿な!?あの大阪最悪の暴虐神、清楚でパワータイプなサキュバスの異名を持つ瀬戸砂原が一撃で……何者だあいつ!?」


天音「あのコック帽……まさか!」

神父「知っているのか天音さん」


天音「ええ。あのコック帽間違いないわ……甘味、塩味、酸味、苦味、旨味……5つの味を極めた大阪最高の5人の料理戦士達、その5人の栄光の影に隠れた実力者、幻の6人目…辛味のスパイス……!」

天音(サハラちゃんは将来糖尿病確実と謳われる程の大の甘党……辛味を極めたあれの料理とは相性最悪ね)


イツカ「お姉ちゃん!しっかり!」

サハラ「ゴボッ!ゲホ!ドゥボボボボォ!ボホォッ!」

神父「くっ…!天竺まであと少しだというのに……!」


天音(イツカちゃんは正面での戦闘能力が低い……神父さんは先のサイボーグガンジーとの魂を賭けた闇のセパタクローでのケガが酷い……ならここは……!)


天音「私が時間を稼ぐわ。神父さん、イツカちゃんとサハラちゃんを連れて天竺へ行って」

神父「……何をバカなことを言っている!」

イツカ「そうだよ天ねぇ!」

サハラ「」

天音「サハラちゃんはこの有様、神父さんはボロボロ、イツカちゃんは正面切ってだと分が悪い……なら私がやるしかないでしょ?」

神父「だが君は病弱だろう!」

イツカ「そうだよ!」

サハラ「」

天音「少なくとも今のサハラちゃんと神父さんよりは動けるわ。それにね……」


天音「どんなに病弱でもサハラちゃんとイツカちゃんよりはお姉ちゃん体丈夫な自信あるわよ?」


天音「さあ行きなさい、大丈夫よすぐに追いつくわ!お姉ちゃん負ける気しnゴポォッ!!!」


イツカ「天ねぇ!」

神父「天音さん!?」


天音「ゴボッ!ゲホッゲホッ!ボボッ!ンゴゴゴ、ゥボボボボボ!」


神父「あんなに自信たっぷりだったのに一撃で……」

イツカ「天ねぇ……」


このあと何やかんや全員料理完食したら満足して帰った。天竺は営業終了していた。


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