彼女の夢見る世界【設定】

彼女の夢見る世界【設定】


【神の夢世界】

「各学校」

・アリウス

キヴォトス最高の裁判機関。キヴォトスに画一的な法があるわけではなくアリウスが各地の法に詳しい感じ。全ての犯罪者を裁くわけではなく、各学校一つで対応の難しい犯罪者を担当する。大きな犯罪を犯してる者や、複数の学区で犯罪を犯しているものの裁判を担当する機関。各学校の法律に精通しているため、各学校に派遣されることもあり、司法の番人として機能している。

トリニティ学園、アリウス派ではあるがほとんどトリニティからは独立している。同じ大学だけど、違うキャンパスみたいなイメージ。校舎の場所も違うが、カタコンベの向こうの場所ではなくトリニティの郊外にある。

「主より賜った」アイテムとして孫悟空の頭の輪的なものがある。犯罪者の頭につけて、アリウスの要職の人が念じれば痛いみたいな。


・トリニティ

ほとんど原作と変わらない。ティーパーティーによる三頭政治、その派閥間の政争などは変わらない。ミカ、セイア、ナギサの三人が仲がいいため恙なく政治が行われている。

アリウスを擁しているがほとんど介入できない。できないというよりもしない。歴史では過激なユスティナを弾圧した。その後トリニティ内の政治からは切り離し、別の校舎で戒律(法律)の守護者としていることを強いた。警察機構を備えていたのを排除して司法に特化させて自分たちから遠ざけた。「戒律の守護」の任はそのまま自分たちから切り離した。


・ゲヘナ

トリニティと仲が悪くないが良いわけではない。互いに大きな学校であることは理解しているので協力することはある。アリウスを利用することもある。トリニティとともにアリウスを利用することでキヴォトスの秩序の規準を作っている。大きな国が一緒の司法を信用することで小国にも秩序を伝播させる感じ。


・ミレニアム

原作よりも怪我のハードルが下がっていることにより、医療面の研究が進んでる。エンジニア部が義手とか作ってたりもする。トリニティとゲヘナに倣ってアリウスを利用、信用している。


・アビドス

砂漠化は進行してる、生徒数は少ないまま。借金はないというか、カイザーは一部機能を残して消えてる。インフラとか、日用品の売買等社会に必須な部分のみ残ってる。だから「これからどうアビドスを盛り上げていこう。」が課題となっている。


・その他

原作よりも犯罪率、というか犯罪の過激さが減ってる。ちゃんと怪我するし、有名な司法が機能してるから「罰」が明確にイメージできているから?


「生徒」

神秘が減るというか、弱くなってる。セイアの予知夢が弱体化してるイメージ。それこそ本編みたいに直感になってるみたいな感じ。唯一性を高めるためというか自分、自分以外を明確にするため措置でもあり、無用なものは取り上げてる感じ。でもなくなってるわけではない。ヒナとかホシノとか元から強いやつは強い。必要以上に頑丈じゃないし、ちゃんと怪我するし、先生よりは頑丈かな?ぐらい。


・妹ちゃん「〇〇〇〇」

完全に教官の妹「〇〇」の成長した姿。教官が「願いをかなえる(元妹)」の部分を切り離して作ったというか、産んだというか。自由意志があってこの子の意思で選択できる。元は自分の中に要素があったものから作ってるから完成度は100%。


・ユメ先輩

ホシノの先輩。アビドスの卒業生。だらしないところがあるけれども、ビジョンはある。それを実現するための意欲もある。ただ性善説を信じすぎというか楽観的な面が強い。

ホシノの過去の思い出などからサルベージした要素で組んでいるので「ホシノの望むユメ先輩」に仕上がってる。これができるのはホシノがキヴォトス最大の神秘と呼ばれるほど格の高い神秘であるからといえる。多分ほかの人の思い出の個人は再現できない。


ここが多分ストーリーで突く部分。「完全に再現された妹、どこかいびつなユメ先輩。」

教官の願いの根本は「皆が平和に生活すること。」自分の力を使えば妹を生み出す、というか分離して、平和に過ごさせることができる。妹を復活させるのは理屈ではできる、でも他の亡くなった人は無理。でもやらなきゃいけない。だって「皆」にすでに亡くなった妹を含めてしまったから。「亡くなった人が幸せに過ごす。」を実現させるために「生きてる人の思い出から再現する」って手法をとる。妹を再現した手段に近いし実現性は高い。10年とか経てば多分ユメ先輩も自由意志を獲得できる。

「妹に幸せに過ごして欲しい。」を叶えるためにはやらなきゃ行けないことが多すぎるし、それが叶ってしまったらおかしなことになる。そもそも叶っちゃいけないけど叶えられる。みたいなとこが唯一神の攻略の鍵になる、のかな?



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