引継書(初版)+遺書の最初のページ
【歴代アリウスの引継書】
【手引き】
・初めに(はじめに)
・行動方針について(行動方針について)
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【はじめに】
まず最初に、この本を開いたという事は君はアリウスを引き継ぐ意思があると判断して良い筈だ。
その意思があるなら次のページを開け、ないならここで閉じろ。
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さて、ぺージ捲ってもらった所で悪いが…私は「統率者」と呼ばれた存在だ。
騙して済まないが、これはそもそも歴代マニュアルではない。私が自分で書いた物だ。
これから君には苦難が降りかかるだろう。
私が自害する計画が失敗した場合は高確率でアリウス校に居る誰かが新たな「統率者」になっているはずだ。
しかし問題なく私が死亡した場合はこのマニュアルを読んで欲しい…
君達にした仕打ちがこの程度で許されるとは思わないが、それでも良かったら役立てて欲しい。
ただし私が自害に失敗した場合は私のいあgひrsぱsggはpふぁえhげhwpg(判別が不可能になる)
【遺書】
(判別が不可能な文字で書かれている)
『…まだこの文章が焼き捨てられていない事を祈る。
そして引継書を同封しているのであれば最後の文字を…私を殺してくれた者は見ているはずだ。遺書を読む誘導は読めているな?
あの文字を読めるのは「統率者」になった者…私と同じ視界を持つ者だけだ。
もし自殺が失敗した場合は「頭の中にいるアイツ」にはこの文字が見えていないはずだ。
正気の時にこのマニュアルを読め。出来る限りの対策をここに記しておく。
…どうか、私と同じ過ちを繰り返さないで欲しい。それが私の最後の願いだ。』