引っ越し先で二人のお姉さんと… 前編

引っ越し先で二人のお姉さんと… 前編


「珍しいわね。わざわざあなたが私を呼びつけるなんて。それにコーヒー代をごちそうしてくれるなんて、明日は槍が降るんじゃないの?」

「うっさいわね~…あたしだって必要な時に人に頼ることぐらいするわよ」


とある都市の中心から少し離れたカフェ、その店内の窓際の席で二人の女性がコーヒーを飲んでいた。

運び屋として裏社会でその存在を知らぬ者はいない美女、I:Pマスカレーナと、この町で何でも屋を営む美女、ハンディーレディ。二人はとある事情で付き合いがある腐れ縁なのだが、こうしてわざわざ呼び出して二人きりで会うということは珍しい。


「で、どういう風の吹き回し? わざわざ私を呼び出してまで話さなきゃいけないことって、なに?」

「いや~…ちょっとアタシの活動拠点が一つなくなっちゃってさ~!あんた、いい物件とか知らない?」


マスカレーナの言葉にハンディーレディは呆れたような表情を見せ、コーヒーカップに口を付けながらマスカレーナの顔を覗き込む。


「活動拠点って……私は不動産業者じゃないんだけど?っていうか、なに?また例のくノ一ちゃんに拠点を潰されたの?」

「いや、小夜丸ちゃんじゃなくって、別のS-Forceのメンバーに目を付けられちゃってね~…あいつ不気味なのよ、なんかマスクとフードで顔も隠してるし……」


マスカレーナは心底嫌そうな顔で昨日のことを思い出しているらしく、表情を引きつらせていた。

ハンディーレディもS-Forceの新メンバーの噂は聞いていた。その新メンバーのおかげで裏社会で羽振りを聞かせていたお得意様も何人か検挙されていたはずだ。


「それで目を付けられたから、隠れ家を見つけようってことね?…まったく、普段の行いが悪いからそうなるのよ。おとなしく捕まったら?」

「うっさい…最近はちゃんと仕事してんだからいいでしょ。それに、捕まんのは勘弁だわ」


冗談を言うようなハンディーレディの言葉にマスカレーナは不機嫌そうに返すと、コーヒーを飲み干す。

そんな彼女に、ハンディーレディのすこし呆れ顔で付き合うことにする。


「……じゃあ、いくつか候補挙げてみるからそこから選んでみて。あなたの条件は?」

「えっと、お風呂とネット回線は当たり前として~駅近でS-Forceの目が届かないと事が良いわね…あっ、あの子のアパートに通いやすいところって条件も追加で!」

「はいはい……ずいぶん高望みしちゃって…っていうか、あのアパートってがっつりS-Forceの縄張りの中じゃない」


マスカレーナの要望を聞きながらハンディーレディはタブレットを操作し、彼女の要望に合わせた物件を探し始める。

しかし、そんな都合のいい物件というものも見つからず、その結果を聞いたマスカレーナも落胆といった様子だ。


「え~…でも、条件を変えるわけにはいかないの~……もうちょっと探してみてよ」

「そうは言ってもね…っていうか、あの子を巻き込むなんてことはしないでよね?あの子は本来なら私たちなんかと関わっちゃいけない子なんだから」


ハンディーレディが真剣な目つきでマスカレーナをにらむ。マスカレーナもそればかりは真剣な顔つきで答える。


「わかってるわよ。あの子の部屋に行くのだって誰にも見られちゃいけないんだし、ちゃんとそこは気をつけるつもりよ」

「そう…ならいいけど…」


マスカレーナのその言葉にハンディーレディはとりあえず納得し、再び物件を探し始める。

しかし、マスカレーナが望むような物件は見つからず、途方に暮れいた。


「ここならあの子のアパートからは遠いけど、それ以外の条件は悪くないと思うんだけど?」

「確かに、その一点だけ目をつむれば文句ない物件だけどね~……」


ハンディーレディが見せた物件情報を見ながらマスカレーナは表情を曇らせる。

それは確かにマスカレーナの出した条件に合致する物件だったが、場所が悪かった。


「やっぱりダメだわ……あの子のアパートからは離れちゃう」

「そこまでこだわるのね…そんなにあの子のこと、気に入っちゃったんだ…?まぁ、気持ちはわかるけどね」


マスカレーナはそんなハンディーの言葉を聞き流して、タブレットの画面とにらめっこをしている。

そんな状況が数分続くと、突然マスカレーナがポンと手を叩いた。


「そうだ、そもそもの条件を変えたらいいんだ…!ねぇ何でも屋、もう一つ相談があるんだけど……」


マスカレーナの真剣なまなざしで、ハンディーレディに語り掛けた。





「どう?結構いい立地だったでしょ?」

「あぁ…ベッドはここに…冷蔵庫はそっちの部屋の端においてもらえると……」


数週間後、マスカレーナとハンディーレディは男子学生と共に運ばれてきた荷物を段ボールから取り出していた。

マスカレーナが見ていた物件とは別のビル、異なる物件に三人はいた。


「あんたの学校からも近いし、あたしたちも通いやすくなるし~、いいことづくめでしょ~?」

「まさかこの子の住む場所を変える発想はなかったわ……」


結局のところ、マスカレーナはハンディーレディの見せた物件を拠点にすることにした。懸念点だった、男子学生のアパートとの距離については、男子学生に引っ越ししてもらうことで対応するという乱暴な手法で解決した。

それも部屋を購入したのはマスカレーナとハンディーレディだというのだから、彼も申し訳なさそうにしていた。


「ん?部屋を買った分は少しづつでも返すって…?そんなことは気にしなくてもいいの。私たちが勝手にやったんだから」

「それに、こんな額を学生のあんたが払えるのかって話だしね~」


マスカレーナが男子学生に物件の紹介ページをタブレットで見せると、彼の顔色がみるみると青くなっていった。

ついバイト代何ヶ月分かの計算をしてしまうが、30年をゆうに超えることがわかるとそれ以上細かく計算することをやめた。


「ま、それでも気になるってんなら、あたしたちが買ったセーフティハウスに下宿させてもらってるって考えたらいいんじゃない?その分、部屋のメンテナンスとか、食材の買い出しとかは頼むことになるでしょうし」


そう言ってマスカレーナはにこっと男子学生に笑いかける。

しかし、彼にはどうしても不思議でならないのだ。

なぜ二人は自分のためにここまでしてくれるのかということを。

ある日風のように現れて、童貞を卒業させてもらったかと思えば、すぐにまたどこかへ去っていったり。かと思えば、また突然現れたかと思えば二人とも自分とセフレの関係になると言い出したり。今もこうして部屋をプレゼントされようとしており、いまだに二人のことをつかめていない。

美人局のようなことではないことはなんとなく二人と肌を重ねていくうちにわかる。

だからこそ、二人が現れた時のように、いつか突然自分の前から消えてしまいそうな気がしてならないのだ。


「……どうしたの、あたしたちの顔に何かついてる?」


そんなことを考えているうちに男子学生はマスカレーナとハンディーレディの顔をじっと見ていた。

それに気が付いた二人が男子学生に声をかける。


「もしかして、お姉さんたちに見とれちゃった~?」

「そういうことは業者さんたちが帰ってから…ね?」


二人がにやにやと揶揄うように言う。男子学生は思わず視線を下に向けて顔を赤らめる。


「君ってば、本当にうぶなんだから♡普段からお姉さんたちとあんなことしてるのに…♡」

「あたしとしてはもっとオラオラ来てほしんだけど……ま、その反応もかわいいし、そういうところが気に入ったんだけどね♡」


マスカレーナとハンディーレディはお互いに男子学生のことを気に入っている。それもただのセフレのままではいられないと、ちょっとした危機感を覚えるほどには。

裏社会で生きる自分たちが一般人である彼に入れ込めば、いつか彼に火の粉が降りかかるかもしれない。

自分たちが、彼を危険にさらしてしまうかもしれない。

そうならないためにも、セフレという関係を維持しなければならないというのに、ついに部屋を与えるまでにのめり込んでしまっていた。

部屋の安全性は折り紙付きでこの部屋が狙われる可能性は少ないとはいえ、いよいよもってこれ以上ただのセフレの関係を維持することが困難になってきている。

それでも…


「さて、業者さんも帰ったことだし…どうする?荷解きを続けるか…それとも……♡」


ハンディーレディが男子学生の腕を取り、その豊満な身体を押しあてる。マスカレーナも男子学生の腕に胸を押し当て、彼の耳に口を寄せる。

彼と触れ合うことで得られる多幸感に、二人は虜になっていた。


「そういえば、今日は日曜だけど…昨日話したことは忘れてないわよね?」

「お姉さんたちも実は楽しみにしてたのよ?」


二人は服をまくり上げ、男子学生の目の前にその下着をさらけ出す。

思わず男子学性もその扇情的な姿に生唾を呑む。

ハンディーレディの下着は黒を基調にレースやリボンで華やかにデザインされており、マスカレーナよりも大きく実っている乳房を窮屈そうに、しかし情欲を誘うように強調している。

マスカレーナの方はというと、色味こそ上品な白だが、その布地には穴が空いており、その桜色の乳首が露出していた。


「日曜日はお姉さんたちと3Pの日♡いっぱい気持ちよくなろ♡」

「あんたも期待しちゃってるでしょ?こんなに大きくしちゃってさ〜♡」


二人はわざわざ引っ越しに合わせて買ったキングサイズのベッドに男子学生を座らせると、自身の乳房を差し出すように迫る。

この部屋に引っ越すにあたって、二人の通う頻度が上がり、それぞれ週に三回、この部屋の来ることになった。そして日曜日は二人ともがこの部屋に来る日として、三人で行為に及ぶことを、前日ルールとして話していたのだ。


「ほらほら〜♡お姉さんたちに甘えてきなさい♡…んあっ♡まだブラも外してないんですけど〜?」

「ふふっ♡そんなに焦らなくても、おっぱいは逃げないわよ♡」


マスカレーナが下着を外す前に男子学生は我慢ができずに、すでに露わになっている乳首に吸い付く。突然の刺激にマスカレーナは一瞬身をそらせる。

男子学生はそんなマスカレーナの様子に目もくれず、夢中になって彼女の乳首に吸い付いたまま、もう片方の乳房を揉みしだく。

その好きにハンディーレディは下着をずらし、彼女も桃色に熟れた乳首を見せつける。


「ほら♡君の好きなおっぱいがこっちにも♡君の大好きな乳首がいっぱいよ♡」

「あっ♡あんっ♡いきなりそんな強く吸っちゃ……んっ♡ふふっ♡今日はずいぶん甘えん坊じゃない……♡こんな必死にお姉さんたちに抱き着いちゃってさ~…♡」


マスカレーナが男子学生の頭を撫でながら、彼の口を押し返すように乳房を突き出す。男子学生は二人の身体を腕で抱き寄せて、より強く甘える。

いつか二人が自分の元からいなくなるかもしれない。そんな彼の不安が甘えたがりを加速させる。

マスカレーナの乳房から口を放すと、今度はハンディーレディの方を向く。彼女は待ってましたと言わんばかりに両腕を広げて男子学生を迎え入れるように微笑んでいる。


「はいはい♡おっぱいチュパチュパしながらおちんちんすりすりしよっか♡気持ちよくお漏らししていいからね♡」

「ズボン脱ぎ脱ぎはお姉さんに任せて…♡立派に勃起できたオチンポ……♡どうやって気持ちよくなりたい……?」


マスカレーナは男子学生のパンツに手をかける。そしてそのまま一気にずり下げると、彼の男根は勢いよく飛び出し、その先走り液で下着を湿らせた。

男子学生はハンディーレディの乳房に吸い付きながら、彼女の太腿に肉竿をこすりつける。


「そっか♡今日は太腿の日だったのね♡ちょっと待って…スパッツ越しもいいだろうけど、せっかくなら直ですりすりしたくない?あたしの生の太腿で♡どう?気持ちいいでしょ……?」


ハンディーレディは履いていたスパッツを脱ぎ捨てると、太腿を男子学生のそれに押し当ててゆっくりと動かして刺激を与えていく。その刺激が気持ちいいのか、男子学生は口を離すと、その口から涎を垂らしながら快感に身を震わせていた。


「ふ~ん…あんた、こんなのも好きなんだ。あたしにはしたいなんて言ってくれないけど……」


マスカレーナはすこし不機嫌そうにして男子が癖の耳元で囁く。しかし、すぐに表情を明るくさせると、ハンディーレディと同じように、スパッツを脱いで、その生足を男子学生の脚に絡めていく。


「お姉さんたちの太腿サンドイッチはどう?気持ちいいでしょ?ほら、もっとがっついてもいいのよ♡」


府たっりの太腿に憎さをが挟まれ、男子学生はたまらずに身体を大きく跳ねさせる。

マスカレーナはその様子を見て、にやりと笑うとさらに強く太腿を押しあてる。


「どう?あたしの太腿も結構いいでしょ?ほら♡あんたも腰をヘコヘコさせて止まらなくなってるじゃない♡……ふ~ん、必死に腰振っちゃって可愛い♡」

「ほら♡ちゅぱちゅぱもやめないの!せっかくお姉さん二人のおっぱいを好き放題できるんだから…いっぱい甘えないと♡……あっ♡」


ハンディーレディに乳房を口元に押し付けられて、彼女に言われるとおりに乳首を吸うことを再開する男子学生。そんな彼の様子を見ながら、マスカレーナもハンディーレディと彼の顔を挟むようにして自身の乳房を寄せる。


「まったく…女の子二人を侍らせるなんてさ♡こんなこと、そうそう味わえることじゃないのよ?この贅沢者め~♡ほら、何でも屋のお姉さんのよりもアタシのおっぱいの方が柔らかいわよ?」

「ダメだよ♡私のおっぱいの方が君は好きだもんね♡ほら♡むぎゅむぎゅ♡」


男子学生は二人に挟まれ言われるがままに、二人の乳房を交互に求める。

優柔不断ながらも自身を求めてくれる彼に、マスカレーナとハンディーレディはゾクゾクとした快感が身体を巡るのを感じていた。

彼以外との性経験もある二人だが、これほどまでに自分を夢中にさせる男は初めてだった。


「んあぁ…♡もうっ…流石に二人とも同時は欲張りすぎるってば……あっ♡」

「王様にでもなったつもり~?まだおっぱい飲み足りないのかしら?まぁ、別に母乳が出るわけじゃないんだけど♡あんっ♡」


男子学生の下半身は二人の太腿に刺激され、限界を迎えつつあった。それに気が付いたマスカレーナは、男子学生の服の中に手を忍ばせて、反撃と言わんばかりの彼の乳首を軽く引っ掻く。

思わず、男子学生はハンディーレディの乳首を吸う口を離し、身体を震わせて嬌声を漏らす。


「あらら?お姉さんの太腿で気持ちよくなってたら、急に乳首をいじめられてびっくりしちゃった?」

「でも、とっても気持ちよさそうな顔してる♡お姉さんたちにいじめられるのも好きなんだよね~♡」


ハンディーレディも男子学生の服を脱がせて乳首を指でこねくり回す。男子学生は二人にされるがままに快感に悶え、我慢汁を垂れ流す。


「ほら~♡先走りが漏れちゃってるわよ~?乳首いじめられながらみっともなくヘコヘコしてさ~♡もう射精寸前なんじゃないの~?♡」

「我慢なんてしなくていいんだよ♡お漏らししちゃえ♡乳首いじめられてお漏らししちゃうところ、お姉さんたちに見せてごらん?」


二人に煽られ、男子学生はより激しく二人の太腿に自身を押し付ける。すると突然、彼は身体を大きく震わせたかと思うと、二人に挟まれながら射精した。


「ふふっ♡いっぱい出たわね~♡お姉さんたちの太腿が精液でベットベト♡」

「よしよし♡たくさん射精出来てえらい♡えらい♡落ち着くまでお姉さんのおっぱい枕で休んでていいよ~♡」


射精を終えた男子学生の頭を、二人はその豊満な胸に抱いて頭を撫でる。

いつも以上に興奮したのか、男子学生は肩で息をするほどに消耗していた。さっきまで考えていた、いつか二人がいなくなるということは彼の頭の中からすっかり抜け落ちて、今は二人に甘えることだけを考えていた。

だが、男子学生は二人の乳房に顔をうずめながら、二人の尻に手を伸ばす。


「ん…♡ちょっと…♡お尻も好きにしていいなんて、お姉さんは言ってなかったんだけどな…♡」

「そうだぞ~♡触るならアタシのだけにしときな~♡んぁ♡」

「あっ!それズルっ…!別に私も触ってくれてよかったんだけど……♡」


そうやって言い争いながらも、二人は男子学生が尻を揉みやすいように、身体を寄せる。尻肉を鷲掴みにすると、二人の身体の違いがよくわかる。

マスカレーナのそれは指の一本一本が沈み込んでしまいそうな程に柔らかく、それでいて弾力があった。一方ハンディーレディのそれはマスカレーナほど柔らかくはないが、それがまた揉み心地が良く、それでいて肉付きもいい。

それぞれ別の魅力を持つ尻肉。男子学生がいつまでも揉んでいたいとさえ思えるほど、二人は魅力的な身体だった。


「もうっ…♡こんな調子なら、休憩は終わりでいいみたいね…♡」

「じゃあ、あんたはベッドに寝なさい♡今度はお姉さんたちがいっぱい気持ちよくしてあげるから♡」


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