広がるパチンカスの輪
稲生紅衣メメ虎屋ダルヴァの主※稲生スパイ時空
「カワキ...」
ガラガラガラ...シュピーン デューン
「カ...カワキ...」
ソイツガキリフダダ!ゴゴゴゴゴールド!ドヒュゥゥゥゥン〇ンフォギアァァァァ!!!キュキュキュキュイン!キュキュキュキュイン!キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュイン!
ポォロポポポポペペペペピピピピピーペペペペペペペペー♪
「...稲生を呼べ カワキにパチンコを与えるなど何を考えている!!」
「ハッシュヴァルト 今最終決戦中だから少し静かに」サカサウロコ
カワキと稲生は微妙に仲が良い(カワキ算でいえばかなり高い)
主に酒をむしり取っているのもあるが稲生も娯楽としてギャンブル(99/100好き)を楽しむことが多くカワキに玩具代わりに渡すことが多いのも一因だ
「次はスロットが良いな」
「実機高いんじゃぞ⁉しっかりパチンコを遊びつくしてからにせんか!」
「もう全部の虹回転を見たよ」
「じゃあ買うかぁ...」
ハッシュヴァルトはキレた 陛下もキレた 電源代わりのキャンディスもキレた
─現世で─
「一緒にパチンコ行かぬか継家~?」
「...構わないが 私は一度打ち始めると長いぞ」
継家が店仕舞いをしたころを見計らって稲生は連れパチをしに誘いに来た
「ただお主の打ち方は半端じゃなく危なっかしからのう あれじゃ"りすくまね..."...危機管理とかせんのか?」
「リスクマネジメントか?私は勝ちに行くのではなく満足しに行く為にいくのだから問題はない」
しかしただパチンコを打ちに現世に来たのなら稲生は随分と暇な奴だと継家が考えていると稲生は沈痛の面持ちで来た理由を答えた
「檜佐木が今月も厳しいのに浦原からギター用品を買おうとしているらしくてのう...上手くなっているのは良いのじゃが あれではいつまで経っても貯金が溜まらんと一喝しに来たのじゃが」
「ほう それで檜佐木君はなんと?」
「...すごいニコニコして商品を見ておったから言うに言えずにここに来てしもうたのじゃ とりあえずは昼飯やらを奢るようにしてあげようかと」
稲生は死ぬほど対応が甘かった ついでにこれを聞いた継家はこれは檜佐木君をご飯に誘う大義名分ができたと意気揚々とパチンコ店に向かった
残念だがパチンコ台の釘は甘さは無く渋かった