常識改変おじさん

常識改変おじさん


「酷い目にあった…」

意識がトンでしまう程の性行為は、ネロの体力を激しく消耗していた。

そんな最中、ネロはとある男に出会った。

「む?おお、市民か!こんな辺境の地でも人間は生きていけるのか」

少し心細かったが、人に出会ったことで少し調子が良くなっていたが、どうも相手の様子がおかしい。

「どうしたのだ?具合でも悪いのか?」

「き、君が僕の奥さん!!」

突如叫び出す男に、周囲の人間は気が狂ったのだと思うだろう。しかし、声の先のネロは違った。

「そんなに叫ばなくても聞こえておるぞ♡」

自分は、男の新婚ホヤホヤの妻だと疑わないネロ、そしてその光景に歓喜の声をあげ抱きつく男。

「くすぐったいぞ♡存分に余に甘えるといい♡」

その言葉が、男の心の何かを切った。そのまま、ネロを押し倒し、鬼の影響で濡れている秘所を入念に観察する。

「そんなにマジマジと見られたら照れるのだが♡だが悪くない♡」

我慢の限界と言わんばかりに、男は準備万端となった腟内目掛けて、自分のブツを挿入する。

「んんっ♡♡入って♡」

すっかり溶かされたような光悦とした表情を浮かべるネロ。

それと対照的に、一心不乱に腰を押し付ける男の光景は事案と言わざるおえない。

「そんなに激しくしなくても♡余は離れてやらないぞ♡♡」

耳元で囁かれたその言葉が火種となり、慣れてない男側にも限界が訪れてしまう。

ピュルルルルルル♡♡♡

「んっ〜〜〜♡♡」

幸せそうな顔をしているネロ。

限界に近かった男と、深く唇を合わせ互いの唾液を交換し合う。

「んふふ、も、もう1回!」

「欲張りめ♡存分に余の…………何をしておるのだ!!!!」

やっと、洗脳から解かれ正常な意識に戻るネロ。思わず怒号を発するが、それにビビった男は衣服を置いてそのまま逃げ出してしまった。


「ここはそんな事ばかりなのか?」

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