嵐堂ヤクモ 略歴

嵐堂ヤクモ 略歴


キュアクラウドに変身する中学2年生男子でソラ、ましろのクラスメート。

癖っ毛の銀髪とメガネ、金と青のオッドアイが特徴。

オッドアイが目立たないようにかけているだけでメガネは伊達。

ましろとはクラスメートだが物静かなぼっち男子という立ち位置で特に交流はなかった。

実はカイゼリンの甥で、幼少期に癇癪を起こした拍子にアンダーグエナジーを暴発させ、周囲にいた友人達に怪我を負わせてしまった経験から非常に自罰的な性格に。

基本的に自分の価値を誰よりも下に見ていて自分を犠牲に人助けをするのが当然だと思っている。

自然と助けてくれて感謝の言葉も受け取らないので周囲からは水面下で人気がある。


スカイとプリズムが学校でカバトンと戦ったことをきっかけにプリキュアとアンダーグ帝国の存在を知り、エルを庇ったことでスカイトーンを与えられキュアクラウドへの変身能力を得た。

プリキュアの一員となってからも陰キャ気質が抜けず単独行動を好み、アンダーグエナジーを感知して戦闘に参加するブラベ的立ち位置をキープ。

戦闘中も特に連携は取らず只管ランボーグの攻撃を引き受け続けるため 他3人からプリキュアを止めるよう言われてしまう。


その際は素直にミラージュペンをソラに預けたものの、生身のままでも無茶を続けた結果アンダーグエナジーを使役できることが発覚。

ランボーグでカバトンに対抗するがソラ達との間に誤解が生じ一時対立する。

紆余曲折の末、ソラ達にとって自分が単なる戦力ではなく友達と認められていたことが伝わり和解。

キュアクラウドとして正式に仲間入りを果たし集合名乗りに初参加、更に専用武器アンブレランスが使用可能になる。

キラキラエナジーとアンダーグエナジーを併用して戦う中でアンダーグエナジーを吸収する能力に気が付き、サポート一辺倒だった戦い方が洗練され前衛も後衛も熟すオールラウンダーに成長。

また私生活においてもぎこちないながらソラ達と行動を共にするようになるが、虹ヶ丘家で暮らすことだけは頑なに断った。

幼少期ぶりに友人ができたことで、遠ざけていた人とのコミュニケーションが徐々にとれるようになっていく。


バッタモンダーを退けると、ミノトンと同時期に現れたミクモから王族であることを明かされ洗脳される。

ヘビーウェザーフォームとなってプリキュアに襲い掛かるが、ソラにだけは仲間になるよう執拗に要求。

断られても尚スカイには危害を加えることを躊躇う素振りを見せ、その隙にソラの説得を受け正気を取り戻す。

錯乱して襲い来るミクモを新たな力キュアクラウド スカイフォームでキュアスカイ クラウドフォームと共に撃退。

ミクモのアンダーグエナジーを完全に浄化し、ミクモはアンダーグエナジーを一切使用できなくなる。 

最早アンダーグ帝国に居場所のないミクモをミノトンの嘆願により嵐堂家で引き取ることに。


この一件で以前から冷やかされていたソラとの仲を本格的に意識するようになり、海へ遊びに行ったことをきっかけに交際を始める。


キュアマジェスティが登場した際には容姿に面影があったことから正体はミクモではないかと考えたが、マジェスティ=エルだと判明しエルがミクモと血縁の自分以上に似ていることに不思議な縁を感じる。


(オールスターズFにて全プリキュアの先輩と共闘し、行動を共にしたチームとは仲を深める)


アンダーグ王家転覆を企んだ一派の闇討ちにより監禁、拷問を受け、ヤクモが殺されたと誤認していたソラをも洗脳、アンダーグスカイと化す。

しかしレジスタンスにもアンダーグスカイは制御できず暴走、一方的にレジスタンスを蹂躙する。

ヤクモの無事を確認し立ち止まったところで体内のアンダーグエナジーをヤクモに吸収、浄化され元の姿に戻った。


伯母であるカイゼリンとの初戦では敗北。

エル共々強い憎しみを向けられトドメを刺されかけたところで マジェスティクルニクルンによりソラ、ましろ、エルと共に300年前の過去へ。

変身不能ながら祖父カイザーに蹂躙されるスカイランドを守ろうと奮闘し、父カイゼルとも無自覚ながら相対。

先祖の所業を目の当たりにするも、カイゼリンの尽力で和平に繋がったことでより現代との食い違いに困惑することとなる。


カイゼリンがスキアヘッド(ダークヘッド)に騙されていたことが発覚すると怒りを露にするが、アンダーグエナジーの化身であるダークヘッドにアンダーグエナジーの効果は薄く、キラキラエナジーでの攻撃力は他メンバーに劣るため有効打を与えられなかった。

攫われたカイゼリンを救出に向かった際は唯一彼女を回復させられる人員の為、本来得意分野である足止めをウィング達に任せスカイ、プリズムと共にアンダーグエナジーの海へ急行。

アンダーグエナジーの影響でスカイとプリズムが動けない中でも自由に動けるものの、やはり単独ではダークヘッドと相性が悪く苦戦。

アンダーグエナジーの海へ落されたプリズムを救出しようとした際に攻撃を受け自身が落下してしまう。

プリズムはスカイが救出したもののそれぞれアンダーグエナジーを取り込みアンダーグスカイ、ヘビーウェザーフォームへ再び変貌する。


しかしヘビーウェザーフォームにも吞まれないほどにアンダーグエナジーの制御に成熟していた上に力を求めたわけでもなかったクラウドはダークヘッドの器にはならず、乗っ取られたスカイを止めるべく戦闘を開始。

食い下がるクラウドに痺れを切らしたダークヘッドはプリズムを先に片付けようとするが、ソラの意思とプリズムシャインによってスカイの体から弾きだされた。

ソラの復活を見届けるや、しれっと自力でヘビーウェザーフォームを解除している。


戦いが終結しスカイランド組やミクモが故郷へ戻る中、ヤクモはひとまず人間界に残ることを選択。

いつでもみんなに会えるようにとトンネルの開き方を定期的に嵐堂家へ訪れるカバトン達から教わっている。

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