山羊型ぐだ子

山羊型ぐだ子


例の部屋を後にし、再度探索を開始する。今回は、警戒心を高め慎重に行う。

そのため、すぐに敵の存在にも気づく。

「…!そこです!」

無事に攻撃は着弾し、土煙が舞う。その煙から出てきたのは、山羊のような女体のエネミーだった。

(この感じ、どこかで…?)

胸が締め付けられるように感じるが、今はそんな事は気にしていられなかった。

山羊女は無傷に等しく、こちらに襲いかかる。

「……ス…………」

「…早!」

1歩の踏み出しで、既にニトクリスの前に現れる。そして、そのまま彼女の唇を重ねる。

「!? な、どういう…んッ」

優しさを感じるが、性を吐き出すような深いキスにニトクリスの心は溶かされる。

「はぁ…♡何が目的うわっ」

唾液でびしょびしょになった口周りを気にしていると、山羊女はニトクリスに覆い被さる。

「な!か、硬いのが…このエネミーは雌では無いのですか。」

体は女性的なもので、しっかりと乳房も見受けられると言うのに、ブツが生えていた。

「ちょ、ちょっと待ってくdいっ〜〜〜♡♡」

そんな事お構い無しに、取り憑かれたように挿入される。

「スキ……スキ!スキスキ!」

そのまま愛を呟く姿に、ニトクリスは少し疑問を覚えつつも心は解けていく。

(今までと違って、なんか幸せな…)♡♡そうは言いつつも、快感は変わらずニトクリスの脳を侵食する。

「おぉ…は♡♡カリがっ♡♡き、き゛も゛ちイイッツ♡♡♡♡」

耳元から入る甘い言葉と対象的に、ニトクリスからは限界に近い声が響く。


ボロボロな山羊の体と、傷1つないサーヴァントの体が重なり合う。


「ス、キ、スキ、二、トクリス」

「…?」

なぜ名前をと思った瞬間に、再度激しいキスに翻弄される。

お互いの熱もヒートアップし、2人は限界に近くなっていた。中で膨張する肉棒は、ニトクリスの秘所を圧迫し、今にも暴発しそうであった。

(もしかして、このエネミー…いえ、あなたは……)


ビュルールルルルル♡♡ドッピュルルルルル♡♡♡♡

「お゛おっ?!♡♡ おっ!♡♡ ほぉお゛~~♡♡♡♡」

溢れ出る精液の熱は、ニトクリスの体に廻り脳へと伝わる。

一方的なものとは違った行為は、脳を溶かすようだった。

閉ざされかけた意識の中で、未だに腰を振り続けている山羊は、目覚めた時にはいなかった。


「まさか…そんなことは」

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