山田 美妙

「オレは山田美妙。我楽多でも何でも好きな風に呼んでよ」
「来い『いちご姫・胡蝶』。オレの愛する蝶々から、生きて帰れると思うなよ?」
外見特徴はやや明るめの赤毛に濃い桃色の瞳。髪は肩につくくらいの長さで、適当に纏めているが癖っ毛なのでいろいろ跳ねてる。
左目下の黒子、両耳はピアスバチバチ、動きやすいストリートファッションを好んでよく着る都会の若者風お洒落さん。
顔立ちは整っており、チャラチャラしているが飄々とした掴み所のない美青年。たまに逆ナンされる。
性格は人嫌いで情報しか信用しない冷血漢。へらへら笑いが張り付いていて、お喋りで多弁。不意に自分の思ったことをずばっと言うことも。
以外と自分の中で善悪をきっちり決めている為、地に脚が着いている。
だが本質はお人好し。困ってる人を見過ごせないが、ただ助けるだけではその人の為にならないので、アドバイスだけするように決めている。
「与太者衆」の中ではツッコミ属性持ちで、基本的には中立を心掛けていたり。
戦闘の際は独学特殊技法の脚技を駆使し戦う近・中距離テクニカルアタッカー。異能を抜きにすれば前線で張り合えるくらいには強く、火器の扱いも人並み以上に出来る。メインが脚技というだけで、怒りによって反射的に拳が出てしまう事もしばしば。
異能力「いちご姫・胡蝶」
無尽蔵の蝶々を生み出す異能。
蝶々が羽ばたく際に撒く鱗粉は生命に害を為すものであり、暗殺も可能。鱗粉を上手く使い目眩しや光に反射させて物体を美しく魅せたり、背に集わせれば短時間だけ中に浮くことも可能。大人数との撹乱戦闘を得意とする。
ただし蝶々が羽ばたけない環境、悪天候の外などでは使う事が出来ない。
おおよそ十歳前後に異能が発現している。
「与太者衆」に所属する前は十五歳頃から「我楽多(がらくた)」と名乗り、フリーの自称・情報屋で荒稼ぎをしていた。表立って活動していた訳ではなく、知る人ぞ知るくらいの知名度。
自分の目と耳と脚を使った情報のみ売ると決めており、情報の信用度は百%。その為依頼料は割高。
依頼以外にも自身が知りたい情報を積極的に調べており、変装・変声はお手のもの。「女装を見破られたことはない」とは本人の談。
「我楽多」は情報屋として活動する際に使っており、他にも偽名を多く使っている。これは外界と自身を隔離させるため、一つの壁になる様に使用していた。
なお、現在は「与太者衆」で活動する際のみ本名を名乗っている。
「与太者衆」に所属するエピソードは特に決めていないので、流れでなんとなく決めて貰えたら嬉しいです。