尊氏直義前提師直直義 えっち NTR 微睡み

尊氏直義前提師直直義 えっち NTR 微睡み


※同意なしの無理矢理NTRなので要注意

尊氏は出て来ません




柳営に急ぎ持ち込まれた厄介な訴訟問題にどう対処すべきか、直義は師直と議論を重ねていた

なんとか折衷案を捻り出してまとめ上げた頃にはもう夜半が近かった

部下達はとうに帰した後で、政務所には直義の他には師直しか残っていない

ようやく自室で休むことが出来ると肩の力を抜いたところで、何をとち狂ったのか師直が突如襲い掛かってきて、直義は強引に体を開かれた

兄と幾多の夜を過ごした体は男を受け入れることに慣れているはずなのだが、師直のもたらすそれは兄とは全く異なるものだった

肌を滑り体を辿る手は愛撫と呼ぶには荒々しく、直義が僅かにでも反応すれば、容赦なく追い立ててくる

嫌がれば嫌がる程、師直は興が乗るのか熱心になってゆく

手だけでなく、唇や舌も全身を這い回って、挙句にそのまま尻の合間に辿り着いた

あり得ない

そんな不浄の場所に口をつけるなんて

ましてや中にまで……そんな……っ!!

指も使ってこじ開けられ、グチュ、グチュ、と酷い音が立つ

あまりの羞恥や嫌悪感に溢れそうになる涙を懸命に堪え、なんとか師直の頭を退かそうと試みる

煩わしそうに顔を上げた師直を睨み付けると、鼻を鳴らして笑われた

「何を今更純情振っておられるのか。兄君に散々可愛がられた口でしょうに」

「無礼なっ!兄上がこのような下卑た真似をなさるはずがないだろう!」

兄は香油を使用して指で慣らしてくれることはあっても、直義が本気で嫌がるようなことは決してしない

あまりの非礼さに激しい怒りが込み上げ、師直の頬を思い切り拳で殴った

師直は一瞬崩れた体勢をすぐに戻し、肉を喰らう獣のような目で直義を見た

そうして、一切の躊躇もなく直義の体を蹂躙した

痛みに呻いていたのは初めだけ

色事に長けた師直はすぐに直義の弱みを捉え、攻め立てていった

感じたくなどないのに、認めたくなどないのに、呆気ない程容易く昇り詰めて精を吐き出してしまった

力の抜けた体を師直の好きなようにされる

優しい口付けの代わりに、昂った陰茎を咥えさせられる

はしたない姿勢を取らされ、そのまま思う様に突かれて揺さぶられる

意地悪く焦らされ、自ら動くように強いられる

拒もうとすれば、男に抱かれるのは慣れているのだろう、常はどのように乱れるのだと責められる

こんなのは知らない、と直義が口にすると、師直の行為は益々激しくなり、直義を苛む

もう無理だとどれだけ訴えても、解放されない

兄との、ぬるま湯のように心地良い幸せな性行為しか知らなかった直義は、濁流のように襲い来る恐怖にも似た快楽に泣き惑い、掻き乱されて、訳も分からぬまま何度も絶頂の波に攫われた

師直の性欲は底を知らず、直義の腹が男の精を納め切れなくなる頃には、直義はもう意識は朦朧として息も絶え絶えだった

そんな直義を見た師直は仕方のないといった様子で、これで最後にすると言った

蕩け切った中にゆっくりと、ゆっくりと、挿入される

「ぁ、あ、あ、あ、ぁあぁ……」

甘えた声が抑えられない

先端が奥を潰すくらいに押し上げて止まった

気持ちが良いかと尋ねられ、ただただ素直な心地で気持ち良いと答えた

優しく口付けられる

唇を上下に開くと、熱い舌が直義の舌に絡まってきた

夢中でそれに応えていたら、柔らかく胸を揉まれて、乳頭を摘まれる

痛みは感じない

撫で擦るように弄られて、じんじんと痺れてゆく

「あ、っん……」

思わず太腿を逞しい腰へ擦り寄せてしまう

動いて欲しいのかと問われ、頷いた

すぐに望みのものが与えられる

「んぁああっ、あぁっ……は、ぁあ、あ……」

引いて、押して、引いて、押して

直義を気遣いながら、緩やかに繰り返される律動

それは慣れ親しんだ慈しみに満ちた愛の営みに違いなかった

だから、直義は優しい快楽を与えてくれる愛しい人を呼ぶ

抱き着いて、隙間がなくなるように手足を絡める

「あ、兄上ぇ……」

「……ッ」

「あ、んんっ、きもち、い……兄上、兄上…ああぁぁ…あに、うぇ……」

中で膨らむのがわかった

ビクビクと震えている

だから、いつものようにおねだりする

「あ、兄上も、気持ち良く、ん…なって、くださ…い……私の中で……っ、は、ぁ……中に…いつもみたいに、いっぱい……っ、あっ、う、ンアーーーーッッ!!!」

兄の重みを受け止めて、中に染み渡る兄の熱を感じて、涙に濡れた頬を幸福に緩める

そうして直義は兄の腕の中で微睡みに身を任せるのだった

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