寡婦魂獣婚淫譚

寡婦魂獣婚淫譚


「ん、ぶぅっ♥むふぅぅ……っ♥じゅるぅうぅっ♥」

「れろぉっ♥♥おおひぃ……っ♥」


月明かりの下、大きな屋敷の閨にて二人の美女が黒髪の青年に奉仕している。

片や狸の耳と尾、片や狐の耳と九本の尾を持ち、どちらも人ならざる者であることは明らかだ。

二人のたっぷりとした爆乳で雄々しい肉棒を包まれ、先端を舐められる青年はその快楽に唸る。


「う………っ♡マーヤさんもイヅナさんもとっても上手いよ……!」

「ん、ふふ♥色々経験済みですから♥それにしても、こんな立派なものは初めてです……っ♥」

「う、うむ……っ♥我も、これほどのものは見たことが無い……っ♥なんと雄々しい、ち、ちんぽであろうか……っ♥」


慣れない淫語を交えて狐の美女……イヅナが彼の肉棒を讃える。

かつて夫を持っていた未亡人に、言外に夫よりも雄として優れていると褒め称えられて彼の興奮はいや増すばかりだ。

狸の美女……マーヤもイヅナと共に柔らかな乳房を押し付け口付けてゆく。


「はぁ……っ♥リツカ様、私達にお恵み下さいませ……っ♥」

「我らの身体をお主の精で染め上げてくれぇ……っ♥」

「くぅっ!いいよ、二人とも受け取って………っ!」


青年、藤丸立香の肉棒が震え、濃厚な精が噴き出す。

彼に抱かれる前には味わえなかった、強く逞しい雄の精を浴び、舐め取る事で雌としての本能が満たされてゆく。


「あぁ……っ♥まだこんなに固く……っ♥」

「なんという逞しさよ……っ♥リツカぁ……っ♥どうか情けをおくれぇ……っ♥」

「うん、それじゃあお望みのままに、二人とも可愛がってあげるね」


二人の美女に、未亡人に、経産婦に、股を開かれ誘惑されて立香の肉棒は荒々しくそそり立つ。

そうして彼女らに覆い被さり、淫らな宴が始まるのであった。




***




ここは「魂獣界」と呼ばれる、立香のいる世界とは全く異なる世界。

本来縁もゆかりもないはずの世界に、所謂「レムレムレイシフト」してきてしまった立香は現地で二人の女性と出会った。

自身を攫い眷属へと変えた者の子を産まされた経験を持つ、「伏姫マーヤ」

夫にも息子にも先立たれ、淋しさを抱えながら生きていた「白面御前イヅナ」

カルデアの英霊や、時に異世界の住人であった人妻や未亡人を何人何十人と虜にしてきた立香にとって二人は魅力的な相手であった。

この世界に人間が迷い込む事は珍しく、帰れる目途が付くまでイヅナは住居への逗留を許し───

数日のうちに、彼の持つ雄の魅力に身体を疼かせた二人は、その身を許してしまうのであった。


「ん゛ひぃいぃ♥♥すごいぃいっ♥リツカ様のおちんぽ様でまたイキますぅっ♥♥」

「マーヤさん、あの話は受けてくれる気になったかな?」

「しますっ♥契約しますっ♥♥リツカ様専用の魂獣妻契約しますぅぅぅっ♥♥」


魂獣と呼ばれる彼女らは、人間と契約を交わし神具という武器と強大な力を与える事が出来る。

立香を自らと契約する因使とし、全てを捧げることをマーヤは快楽に溺れながら誓った。


「それじゃあ、証を注いであげるねっ!孕め、マーヤっ!!」

「あ゛ひぁあぁぁああっ♥♥はらむっ♥リツカさまのあかちゃんはらんでイきますぅぅっ♥♥」

「あ、ああ……っ♥マーヤよ……っ♥」


マーヤが完全屈服し立香の子を受精しながら絶頂して気を失う。

ゆっくりと抜かれる剛槍からイヅナは目を離せない。


「さぁ、イヅナさんの番だよ。たっぷりイかせてあげる」

「わ、我もお主のものにしたいのか……っ?♥」

「勿論。イヅナさんの全てを俺のものにするから」

「ひぃっ♥♥」


組み敷かれながら豊満な胸を揉みしだかれ、何かを求めるように腰をへこへこと振ってしまう。

愛する夫にも見せた事のない淫らな様を晒す自分を恥じるが、身体はもう立香を求めて止まなくなっている。


「我の契約条件は、我の愛を一身に受ける事……っ♥加えて、相手の意志も生死も問わぬゆえ、我が夫との、カイとの契約は切れておらぬっ♥」

「そうなんだ。じゃあ旦那さんとの勝負だね」

「はひぃっ♥♥お、お主の性技と肉棒で我を心変わりさせようと言うのかぁ……っ♥」


散々に発情しながらイヅナは立香へと宣言する。


「わ、我は負けぬっ♥お主の雌殺しのおちんぽ様で、我の心を奪い契約出来るものならしてみせるがよいわ……っ♥」


それは反抗するような態度を見せて、雄を昂らせんとする………堕ちた雌の、期待に満ちたものであった。


「ふふ、それじゃあ………いくよイヅナさんっ!」

「お゛っ♥ほぉ、おぉお゛ぉおおっ♥」


膣内に肉棒が入って来ると、この数日の間に熟れた身体を弄ばれ躾けられたイヅナはケダモノのような嬌声を上げる。

膣襞は愛おしげに絡み付き、子宮は降りきって逸物の先端へと口付けを繰り返すような有様だ。


「ひ、酷いっ♥酷い男めぇっ♥♥こんな雄々しく逞しいおちんぽ様で、何人の女を雌にしてきたのだぁっ♥♥」

「頑張ればそのちんぽに勝った女になれるかもしれないよ?ほら、頑張って」

「お゛ぉほぉおぉっ♥分かって言いおってぇっ♥♥」


とっくのとうにイヅナの身体は堕ちている。脚は立香の腰に絡み、この雄を決して離したくないと訴えているようだ。


「もし認めるなら、イヅナさんの口からちゃんと言って貰いたいな。大事な契約なんだもの」

「お゛ひぃぃっ♥奥を、ぐりぐりとせんでくれぇっ♥♥子宮が、疼いてたまらなくなるぅ♥♥」

「契約してくれるなら、淋しい思いはさせないから、ね?」

「ひぃ♥♥ひぃい゛いぃぃぃ♥♥」


その言葉を聞くと、これまでに無いほどの締め付けが立香の肉棒を襲う。

そしてか細い声でイヅナが呟く。


「口吸いを……っ♥キスを、しておくれ……っ♥我を愛するというな……っ♥」


言い切る前に唇が奪われ、舌が入り込んで来る。

これまで許してこなかったそれを受け入れ、自ら舌を絡み合わせたイヅナは絶頂に身を震わせた。



「お、お主の物になるっ♥♥白面金剛九尾イヅナは♥立香に愛を誓い、生涯を共にする魂獣妻契約を結ぶっ♥♥」



完全に立香へと堕ちたイヅナの姿に昂った肉棒はその太さを増し、脈打ち始める。


「イヅナっ!俺の世界に来て、俺の子を産んで傍にいて貰うからねっ!!」

「はひ♥はいぃ♥♥どこへでもついてゆくからぁ♥はなさないでおくれぇっ♥♥」

「イくよっ、たっぷり出して孕ませるからっ!!」

「ひぃいぃ♥くるっくるくるくるぅ♥♥はらんでりつかのものになるぅぅぅうぅっ♥♥」


全身で抑え込むように立香が体重をかけて奥まで突き込み、受け入れるように子宮が鈴口へと熱烈に吸い付いた。

直後、灼熱の塊がイヅナの胎内で弾けた。


「イ゛ぐぅぅぅうううぅううぅうぅっ!!♥♥」


濃厚かつ大量の子種が、熟れた未亡人の子宮を蹂躙していく。

下腹は熱を帯び、久方ぶりに卵を吐き出し、精子が瞬く間に群がって犯さんとする。

数百年ぶりの受精、二人目の子供を身籠った事を、恍惚の中でイヅナは感じ取った。


「は♥ぁひ……っ♥りつ、か……っ♥あいして、おる……っ♥」


淋しさと疼きと渇きが満たされたのを感じ、幸福な心地でイヅナは意識を飛ばしたのであった。




***




数日の後、彼を迎えに来たという者が現れ、共に来るかどうか聞かれた二人は一も二も無くそれに応じた。

かくして藤丸立香の妻は更に増え、彼自身も新たな力を得る事となり。


魂獣界と繋がりを持つ新たな世界との縁も、結ばれる事となったのであった。

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