宿儺にやられる津美紀

宿儺にやられる津美紀

万✖️恵が読みたい


※万が絶命の縛りのあと津美紀が蘇ったとしたら。


津美紀「……かえしてっ、ください!弟なの、たった一人のっ……」

宿儺「……はは、目覚めるのが少し遅かったな伏黒津美紀。お前の弟はたった今、深い眠りに入ったところだ。もはやお前の声も届かない」


快不快のみが宿儺の生きる指針。

用済みの女はさっさと殺そうと笑い、見下ろした先、少女の華奢な掌が思いのほか強い力で頬を平手打ちする。

反射的に殺さなかったのは本当に気まぐれだ。

弟のためなら、呪いの王に抗うことが恐ろしくはないらしい。単純に興が乗って、下腹の、さらにいうならその下が、疼いた。

……ああ、そうか。人の身にはそういう享楽もあった。

ニィと宿儺は口の端をあげて、少女の血で塗れた黒髪を強く引く。叫び声を食い尽くすように口付けて地上に引きずり倒す。

反転術式で身体の傷を瞬時に治す。

痛みが消えたことに一瞬きょとんとした少女は、次の瞬間、服を破かれてサッと蒼ざめてヒュ、と息を呑んだ。


「恵、い、いやだ…」

「その男は死んだ。俺の中でな。俺が殺した。たった今」


嫌だと泣き叫ぶ少女を押さえつけて、思う様蹂躙する。破瓜の痛みにぐすぐすと泣くのを認めて、今度は優しくほとを解してやる。

恐怖からか、体は硬く、だが手練手管に負けて強制的に喘ぎ声を上げさせられる。

「や、や……。んっやぁ……う、ん、ん、う……」

ぐちゅぐちゅと緩い抽送を繰り返し、前を小刻みにあやしてやると、津美紀は鳴いた。


耳元で呼んでやる。


「姉貴」

途端にびくり、と体が跳ねた。

「……いっ…いや、あ…ぅ」

「姉貴、好きだよ、津美紀……」


囁きに呼応するように、ぎゅ、と体内に入れた肉が食い締められる。

愚かな少女が必死に違う違うと鳴くのを、宿儺は笑いながら眺め、さらに奥に腰をすすめた。

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