実験体No.243「マーラック」

実験体No.243「マーラック」

NE■T■関クリ■ォー■研究所

FILE.1:実験体の概要

当実験体は良質な人間の因子と、時代を問わず集めたさまざまな爬虫類の因子を1:3の割合で複合している。しかし爬虫類側の因子があまりにも純粋かつ強力すぎたため、爬虫類の姿で誕生した個体である。外見的特徴は大鎧トカゲに近いが、各所に他の種の特徴がみられることから、配合は成功していると結論付けられた。また過去に採集された竜関連のエネミーの因子も複合しているため後天的に特殊な機能が発現する可能性が高い。

FILE.2:実験体の遺伝子について(強く出た順に一覧化する)

オオヨロイトカゲの遺伝子:20%

フトアゴヒゲトカゲの遺伝子:15%

ヤモリの遺伝子:8%

猛禽類から抽出し復元したT-LEX遺伝子:8%

バシリスクの遺伝子:10%

オオクチガマトカゲの遺伝子9%

鬼竜のエネミーの遺伝子:5%

人間の女性の遺伝子(※処分済み):25%

FILE.3:実験体の身体特徴

誕生した実験体の最大の特徴として、並外れた速力が一番に上がる、テストレーン(サイズ問題のため、ミニ四駆で使われるコースキットを参考に作成)での測定結果を記載しているが、累計1000回以上の実験のすべてで、最高速度が150km/h以上という結果となった。また、どの過程で獲得したのか、時折プラズマのようなものを反芻する様子が観測されている。

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