学級裁判開廷

モノ「先ずはルールのおさらいをするよ。学級裁判では誰がクロかを議論するんだ。見事クロを当てれたらクロだけがおしおき！当てれなかったらクロ以外おしおきされちゃうよ！」

ボニ「っつってもよー何から話し合えばいいんだ?」

エー「やっぱ犯人が誰かだろ！」

サン「バカ、犯人を見つける為には一つ一つ謎を解いて行かなきゃだろ！」

ビビ「それじゃあ、死因について話合わない？」

議論開始

ボニ「あんなに叩かれてたんだからやっぱ《撲殺》だろ！」

エー「でもよあんなに血が出てたんだぜ。死んでから刺したらあんなにでねーよ」

ロー「何が言いたい」

エー「死因は《刺殺》@ってことだよ！『犯人はロー』だ！」

＊｜ローの証言〉

論破「それは違うぞ！」

………………

エー「何が違えーんだよ！」

ホー「トラファルガーが保健室で着替えている時に抗凝固薬が減っていたらしい」

ペロ「他のことで減った可能性はないのか？」

ホー「ない。事件に関係なければすぐ補充するようだ。そうだな、モノクマ」

モノ「もちろんです。くま嘘つかない！」

反論「その推理、燃やさせてもらう！」

エー「だからってよー！ローの疑惑が解けた訳じゃねーだろ！」

ホー「俺はそんなこと言っていない…」

反論ショーダウン開始

エー「大体…」ホー「⚔!」

エー「薬の扱いは外科医とは言え…」ホー「⚔!」

エー「ローが一番得意だろ!」ホー「⚔!」

発展！

エー「じゃあ何だ？」ホー「⚔！」

エー「ローが《犯人じゃない》って…」ホー「⚔！」

エー「証拠があんのかよ！」ホー「⚔！」

エー「《ねえ》よなぁ！」

＊＜死体発見アナウンス｜＝

論破「その言葉切らせてもらう！」

ホー「死体発見アナウンスだ」

ホー「あれは三人以上じゃないとならないんだ」

ホー「つまり、犯人を入れても入れなくてもトラファルガーは犯人になりえない！」

エー「クッソ、そういうことかよ！」

………………

ベッ「待て、それだと協力者がいることになる」

ゾロ「だけどよ、協力するメリットなんてあんのかよ？」

モノ「ないよ！外に出られるのはクロ一人だけだからね！」

ビビ「それじゃあ、いない前提で話し合ってみましょ」

サン「えーと、そん時に出る謎は…」

ロー「何故刺殺に見せかけるような殺し方をしたのか、凶器はどこに行ったのか、本当に協力者はいないのか」

ホー「一つずつ考えてみよう」

ロジカルダイブ開始

問1何故犯人は刺殺に見せかけて殺した？

きずかれたくない何かがあった なんとなく →犯人を誤らせるため

ピンポーン！

問2凶器は何処に行った？

事件現場 →倉庫

ピンポーン！

問3本当は協力者は…

いる →いない

ピンポーン！

解「繋がった！」

………………

ホー「犯人を誤らせる為だ。倉庫に何かの武器があったな。犯人が一人なら凶器もそこにあるはずだ」

コビ「それならこの鉄パイプじゃないですか？血か何か汚れてますし」

ロー「血の匂いがするな。凶器で間違いないだろう」

キッ「ハッ、匂いって犬かよ」

ロー「俺は外科医なんだ、血の匂いには敏感なんだよ」

ゾロ「でもよ。誰が犯人と思わせたかったんだ？」

ルフ「自分じゃねーか？」

キラ「は？」

ルフ「だからよ。犯人とは別にそういうことした奴がいるんだろ」

ホー「何故、そう思ったんだ？」

ルフ「勘！」

ゾロ「勘かよ！」

ウル「まあまあ、落ち着きなされ。誰が倉庫に行ったか分かる者はいますかな？」

ロー「今、事件前に行った奴で分かるのは俺、バジル屋、ユースタス屋だな」

コビ「あとキラーさんもいました！」

ロー「ならバジル屋はないな。倉庫ではずっと一緒だった」

サン「となると容疑者はキッドとキラーになるわけだ」

キラ「ファッファッファ！」

全員「⁉」

キラ「ばれちゃーしょうがねえ。そうだ、俺が犯人だ！」

ルフ「うーん？いやちげーだろ」

ボニ「何言ってんだ！本人が自白してんだろ！」

ロー「だが俺も違和感がある。もう少し議論を進めよう」

ペロ「もういいじゃねーか。犯人自白してんだしよ」

エー「意見が真っ二つだな」

モノ「真っ二つ？今真っ二つと言いました？それなら！学級裁判名物！変形裁判所の出番だね！」

ルフ「変形⁉」✨

ウィーン

ブーブーブー

犯人は

｜キラーだ！〉◎〈キッドだ!｜

議論スクラム開始

アプ「辻褄は大体あってんだぜ？もういいだろ♪」「ギャング！」ベッ「だが解けてない謎がある」

コビ「キラーさんは倉庫に行ったんですよ。もう確定じゃないですか」「王女！」ビビ「それだけじゃ証拠不十分よ！」

ボニ「お腹空いたんだよ！さっさと終わらせようぜ！」「破戒僧！」ウル「おーおー好き勝手言いなさる」

ペロ「本人が自白してんだろ！」「トラファルガー！」ロー「その自白も違和感しかねえ」

サン「レディがこう言ってんだ!」「ロロノア！」ゾロ「そんな理由がまかり通ってたまるか！」

エー「ううう～、俺じゃわかんねー！」「麦わら！」ルフ「エース。数合わせでそっち行っただろ」

キラ「俺が犯人だと言っているだろう！」「俺が！」ホー「それは議論して決める！」

キッ「………………」

「これが俺/私たちの答えだ!」全論破

………………

キラ「…だが、ロッカーに穴があっただろう？あんな穴超新星級の武人の俺と超新星級の剣豪のロロノアぐらいしか開けられない！そうだろう！ロロノア！」

ルフ「だけどよ、なんで誰かを庇ってるみたいな素振りするんだ？」

ロー「確かにな。反論の余地はまだあった。なのに何故か自白したな」

ゾロ「ここにいる奴らは全員初対面だ、そこの兄弟と…容疑者のお前ら以外はな」

キラ「クッ、だが！」

キッ「キラー、もういい。そうだ俺が犯人だ」

キラ「キッド！」

キッ「こんな見苦しい真似してまで俺は生きるきはねえ！」

モノ「そろそろ決まったかな？」

キラ「待て！」

モノ「わっくわくでドッキドキの投票ターイム！」

キラ「待ってくれ！」

モノ「その答えは正解か⁉不正解か⁉」

キラ「キッドーーーー！」

学級裁判閉廷

ジャラジャラジャラ

デン！デン！デン！

モノ「大正解！超新星級の軍人、X・ドレーク君を殺したのは超新星級のメカニック、ユースタス・キッド君なのでした！」

キッ「ふん、これじゃまたドルヤナイカに怒られちまうな。キラー！俺の分まで生きろよ！」

モノ「それじゃあ、超新星級のユースタス君にふさわしい！スペシャルなー！おしおきタ～イム！」

ピコン

ウィンウィンウィン

ユースタス君がクロに決まりました。おしおきを開始します