姉様といっしょ

姉様といっしょ

いとめぐり

姉様と縁側で

「お茶持って来たわよ。ほら、どうぞ」

「あ、...有難うございます。」

「新茶を二重さんが持って来てくれたのよね...先に味見したけど、深みのある味だったわ。

そうだ、このお饅頭もどう?」

「...はい、では、頂きます。」

「ふふっ、召し上がれ。」


姉様とお料理

「今日は何をお作りに?」

「まぁ夕餉は残り物でもいいと思ったけど...貴方は和食が好きなのよね?」

「はい。先日の金魚飯はとても。」

「そんなに気に入ったの...あ、おこげでも増やして釜飯とか、お茶漬けにしちゃいましょ」

「釜飯...に出来ますかね?」

「...じゃあ、お茶漬け」


姉様とお買い物

「足りないものはあと何かしら?」

「えーっと...牛乳と卵?」

「あら卵...近所の金澤さんの養鶏場に行けば何とかなるかしら?」

「どうでしょう...。あ、でも最近ひよこが生まれたとか...」

「よぉし、スーパーに行くわよ!」


姉様と鍛錬

「はぁ、...はぁ、アンタ、本当に良く動く身体よね。染み付いてるの?」

「どうなんでしょうか。あまり覚えてはいませんが...短刀なら」

「薙刀も素質があったってわけ...巴御前みたいに振り回しちゃう?」

「1人置いて行く真似は、もうしたくはないので...」

「...そう。なら体術も極められるようにね。」

「振り方とかなら分かるんですけど...身体が拒絶するんです。」

「...それ、トラウマじゃない?」



短いけどここまでです。

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