失われた星の輝き

「リツカ、またサーヴァントを召喚するのですか?」
召喚サークルの前に立つ人類最後のマスター藤丸立香とそのサーヴァント、騎士王アルトリア・ペンドラゴンと真祖の姫君アルクェイド・ブリュンスタッド。
カルデアで召喚され、あるいは特異点解決の時に2人は立香と禁断の恋に堕ち、現在は過去を忘れ新しい恋人とともに人理を救う旅を続けていた。
「ふふっ、立香ったらどうせまた新しい人妻サーヴァントが目当てなんでしょ?」
「違うって!俺はただ戦力の補強を・・・」
そう言いながらも立香は期待に満ちた目をしていた。
藤丸立香は変わらない善性を備えた一般人ではあるが、人妻好きという性癖だけは変えられなかった。立香の天性の人たらしスキルと一癖も二癖もある英霊達と絆を結んだ圧倒的なコミュ力、そして大英雄のソレと比べてなお上回る長く太くて硬い、数多の女英霊を虜にした女殺しのチンポ。それら全てを持った立香に惚れない女など例え人妻であろうといる訳もなく・・・遂に立香は念願の人妻ハーレムを築いたのだ。
現在は数十人にも渡る絶世の美女を侍らせてはいるがそれで満足するほど立香の雄欲は小さくはない。むしろその程度で満たされるなら彼はここまで性豪にはなっていないだろう。
そんなこんなで、今回も新たなる人妻とのラブロマンスを期待して召喚に臨むのであった。
―――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に
聖杯の寄るべに従い、人理の轍より応えよ
汝、星見の言霊を纏う七天
降し、降し、裁きたまえ、天秤の守り手よーーー!
召喚サークルが回り始める。光る。光る。回る。回る。目前に火花が散る。それは虹色の光となって視界を塗り潰す。
「サーヴァント、セイバー。衛宮士郎だ」
「サーヴァント、アサシン。遠野志貴」
「「召喚に応じ参上した。よろしくカルデアのマスター」」
それは、二人の青年だった。
一人はいかにも現代の服装といった何の変哲もないTシャツとジーパンを着た赤髪の男。
もう一人は立香も礼装で持っている制服を着用した黒髪に眼鏡をかけた男。
「・・・っ、シ、シロウ・・・!」
「え、志貴・・・嘘・・・」
アルトリアとアルクェイドの反応を見て立香は確信した。
この二人がアルトリアとアルクェイドの"元"恋人であることを。
そしてこれから起こるであろう修羅場も覚悟した。
・・・・・・
人理継続保証機関フィニス・カルデア。
何の縁があってかここに召喚された俺たちはそれぞれ大事な恋人と再会した。すぐに声をかけまたいつものように2人で過ごそうとしたのだが、どうも反応が鈍い。俺たちのことは覚えているようなのだがどうにも様子がおかしい。
困惑しているようでもあったし、哀れむようにも、懐かしむようにも見えた。
だが、久しぶりにある再会したのだ。正直早くイチャイチャしたいし何ならセックスしたい。そう思い、士郎はアルトリアを、志貴はアルクェイドの手を取り管制室から出ようとする。しかし―――
「あっ、待って志貴。その・・・」
「士郎。私も少し・・・」
2人は気まずそうな顔をしながら俺たちを引き留め、俺たちを召喚した張本人、カルデアのマスターにして人類最後のマスター藤丸立香の方に向き直る。
「その・・・リツ・・・マスター、私たちはどうすれば・・・」
「気にしないで、俺は大丈夫だから。積もる話もあるだろうし行ってきなよ」
初対面だけどこの藤丸立香という男は信用できる。
そう思いながら恋人たちの手を引いて管制室を出た。
・・・・・・
「あんっ、あん、んっ・・・」
アルトリアの部屋にて。
部屋に入るなり私はベッドに押し倒され、キスや前戯をした後、正常位で士郎に挿入されていた。
愛した男との久しぶりの情事にも関わらず、あまり、というか全く快感を感じない。
むしろ苦しくて仕方がない。
原因は分かっている。私の身体がもうあの時のものではなくなっているからだ。
藤丸立香というより優れたオスを知ってしまった今、彼のモノやテクでは満足できないのだ。
そしてそれは多分、私たちとは別の部屋で元恋人に抱かれているあの真祖の姫君も同じでーー
「ぐっ・・・出るっ!」
ぴゅー、ぴゅるる・・・
「えっ、もう出したの?早すぎない?」
「いや・・・何か、アルクェイドのナカ、元々名器だったけど更に良くなっててさ・・・」
「そっか・・・じゃあさ、今度は私がしてあげるね」
チンポスペックもテクも射精の勢いも量も濃さも全て圧倒的に立香に劣っている。立香がオスとして優秀すぎるのだ。
それでも、かつて愛していた恋人への情けか、あるいはただ単に物足りないのか、アルクェイドは健気に彼を喜ばせようと騎乗位の体勢に入る。しかし、掴んだ彼のモノは完全に萎え切っており、女を犯す器官としてあまりに弱々しい姿を見せていた。
「その、ごめん・・・もう勃たない・・・」
「そう、みたいね・・・」
・・・・・・
その夜、俺たちは人類最後のマスターの自室、通称「マイルーム」に向かっていた。俺たちに恋人と再会する機会を与えてくれた彼に俺たちはまだ挨拶もしていなかった。せめてお礼くらいは言っておきたいと思ったからだ。
マイルームの前に立つと何やら水音と女の嬌声が聞こえてきた。
まあ彼も男子高校生だ。これだけ多くの絶世の美女に囲まれ慕われれば性欲も溜まるというものだろう。
しかし、濡れ場に入るのは流石にはばかられるので扉をノックし反応を伺う。
「いいよー」
許可が出たのでそのまま入室する。そこには俺たちが考え得る中で最も見たくない光景が広がっていた。
「お♡ほぉっ…♡ぁ♡んオ゛ッ♡♡あっ♡ぐりぐりしゅき♡立香♡だめ…♡イッちゃうぅ♡イクッ♡だめ…♡イグイグっ♡オー〜〜っ♡♡立香♡りつかぁ♡♡」
「んちゅ・・・♡じゅぷ・・・♡んっ♡ふっ、ふっ、ンっ・・・!リツカぁ・・・♡」
「アルク・・・アルトリア・・・!」
藤丸立香はアルトリアとアルクェイドの2人とセックスをしていた。
枕に顔を埋めながらむっちりとした極上のエロ尻を高く突き上げ、後ろからバックで突かれるアルクェイド。藤丸立香に全身を預け、彼の首に手を回しながら唾液を絡めた濃厚なディープキスをするアルトリア。
恋人同士のような情熱的で野生的な、つい数時間前まで俺たちがしていたようなセックスがおままごとに見えるほど激しい交わり。
俺たちが入室したことすら気付かず3人は愛し合っていた。
「そろそろ五発目出すよアルク・・・!」
「うん♡出してぇ……♡子宮にびゅーって♡立香のっ、濃い精子・・・いっぱい注いでぇ……♡」
どくんっ!!ぶびゅるるる!!!♡♡♡びゅーーーっっ♡♡びゅるるっ♡どぷ♡どぷ♡どぷ♡♡
「んほぉオ゛ぉおおおっ!!♡♡♡」
止めてくれ、という想いは届かなかった。ばちゅんっっ♡♡と強く腰を打ち付けられ、その瞬間、アルクェイドは獣のような咆哮をあげながら絶頂した。
同じ男から見てもあまりに格が違いすぎる藤丸立香の雄々しい射精は凄まじく、30秒ほども長く吐精し、当然入りきらなかった大量の精子は量も濃さも俺たちより圧倒的に優れていることが本能で分かってしまう。
「オ゛ッ♡ん、お゛ぉ゛・・・っ♡射精長っ・・・♡まだびゅるびゅるって・・・出てるっ♡ほォ・・・ッ♡」
「アルクェイド気持ちよさそう・・・♡リツカっ♡次は私ですよね?早くおまんこ可愛がってください♡♡」
深い絶頂の余韻に浸る藤丸立香とアルクェイド。腰と尻をぴったりと密着させながら一滴でも多く種付けしようとお互いぐりぐり♡と性器を押し付け合う。
ようやく長い射精が終わり、尻をパンッ♡と軽く何度か叩きながらペニスを引き抜く。
天をも貫かんばかりのあまりにも規格外のサイズに、生物としての本能が警告している。
ーーあの雄には勝てない、と。
一息吐いた藤丸立香は漸くこちらを見ると驚き慌てふためく。
「えっ!?遠野さんに衛宮くん!?いつの間に・・・」
俺たちの名前が耳に入ったのかすっかり蕩けた女の表情をしていたアルクェイドとアルトリアも、慌てて身体を起こし俺達の姿を確認すると目を丸く
して驚く。
「志貴っ!?どうしてここに・・・」
「し、士郎・・・その、これは・・・」
アルトリアは顔を真っ赤にして俯き、アルクェイドは気まずそうな顔をしながら言い訳を探しているようだった。
浮気不倫現場を見られた女のテンプレートな反応。それは彼女たちの星のきが失われ、ただの一人の女に堕ちてまったことを表していた。
だが、それでも俺ちは、アルトリアやアルクェイドを責めることはしなかった。
「別にいいさ。お前たちが幸せそうならそれで」
「士郎・・・」
「まあ、ただ・・・そうだな。やっぱり、恋人を寝取られて悔しい気持ちはあるけどね」
「志貴・・・ごめんなさい・・・」
何となく最初から薄々勘づいてはいたが、やはり2人ともカルデアのマスター藤丸立香の虜になっていたようだ。
そして、この男は2人にとって間違いなく最高のオスであり、俺たちがどう足掻いても手に入れることができない、2人の理想の王子様なのだ。
だから、俺たちは2人を責めない。
彼女たちが幸せなら、俺たちも幸せだ。
「それじゃあ、邪魔者は消えるから。ごゆっくり」
「ま、待って!」
部屋を出ていこうとすると藤丸立香に呼び止められた。
「その・・・2人には悪いことをしたと思ってる。衛宮君にとってはアルトリアが、遠野さんにとってはアルク・・・ェイドが、大切な存在だってことは知ってる。そんな彼女達を俺は2人から寝取って・・・」
彼は本当に申し訳なさそうな声で俺たちに謝罪する。
「でも、俺も負けないくらい彼女達のことを愛してるんだ!本当の恋人が相手だとしても離したくない!絶対に!」
「「立香(リツカ)・・・♡」」
藤丸立香の言葉にアルトリアもアルクェイドも心底嬉しそうな顔を浮かべる。
「ああ、分かったよ。そこまで言うなら、俺たちももう何も言わない。な、士郎君?」
「ああ、セイバーをよろしく頼むよ」
「ありがとう。こんな俺だけど、どうかよろしく頼むよ」
「その人妻好きな性癖は治した方がいいと思うけどな!」
軽口を叩きながら数奇な運命を辿った男達3人は笑い合っていると、成り行きを見守っていたアルクェイドが志貴の方に寄ってきた。
「あれ、志貴ったらココおっきくなってない?もしかして私が立香に抱かれてるの見て興奮したの?ふふっ、変態♡」
「えっ?ちょっ、おい・・・」
突然、ズボン越しに股間を撫でられ思わず声が出てしまう。
「よく見ると士郎も勃起してますね・・・ふふっ、まさか士郎にそういう性癖があるとは・・・♡」
「せ、セイバーっ、これは・・・」
さすさす・・・♡とアルトリアの指先がズボンの上からもどかしい刺激を与えてくる。
アルクェイドとアルトリアは優しく微笑みかけながら、ゆっくりとジッパーを下げていく。
健気に勃起
「でも、俺も負けないくらい彼女達のことを愛してるんだ!本当の恋人が相手だとしても離したくない!絶対に!」
「「立香(リツカ)・・・♡」」
藤丸立香の言葉にアルトリアもアルクェイドも心底嬉しそうな顔を浮かべる。
「ああ、分かったよ。そこまで言うなら、俺たちももう何も言わない。な、士郎君?」
「ああ、セイバーをよろしく頼むよ」
「ありがとう。こんな俺だけど、どうかよろしく頼むよ」
「その人妻好きな性癖は治した方がいいと思うけどな!」
軽口を叩きながら数奇な運命を辿った男達3人は笑い合っていると、成り行きを見守っていたアルクェイドが志貴の方に寄ってきた。
「あれ、志貴ったらココおっきくなってない?もしかして私が立香に抱かれてるの見て興奮したの?ふふっ、変態♡」
「えっ?ちょっ、おい・・・」
突然、ズボン越しに股間を撫でられ思わず声が出てしまう。
「よく見ると士郎も勃起してますね・・・ふふっ、まさか士郎にそういう性癖があるとは・・・♡」
「せ、セイバーっ、これは・・・」
さすさす・・・♡とアルトリアの指先がズボンの上からもどかしい刺激を与えてくる。
アルクェイドとアルトリアは優しく微笑みかけながら、ゆっくりとジッパーを下げていく。
健気に勃起した2本のペニスが露わになると美女達の顔に妖艶な笑みが浮かぶ。
「可愛いー♡ピクピク震えてる♡ふふっ、志貴のおちんちんいつもより大きいかも?まあ立香のチンポと比べたら見劣りするけど♡」
「流石にそれは可哀想ですよ真祖の姫。リツカのチンポと比べたらどんな殿方も小さく見えてしまいますから♡」
藤丸君のペニスを片手にアルクェイドとアルトリアは俺たちのペニスを握り竿のサイズ差を比較する。
2人に握られながらもまだ竿が余っている藤丸君に対し、俺たちの竿は片手ですっぽり包まれてしまっていた。
長さも太さも別格である。
これが本物の雄との差なのだと思い知らされているようだ。
すると何かを思い付いたのか、アルクェイドとアルトリアは底維持の悪い笑みを浮かべとある提案を持ち掛けてきた。
・・・・・・
「ふぅ・・・これで全部倒したかな」
「素材も・・・うん、指定された量ちゃんとある」
「・・・戻ろうか」
シュミレーションで再現されたエネミーを全て倒し終えた俺たち。
カルデアに来て分かったがサーヴァントを強化するための素材はいつも不足しており、こうして素材を周回するのが日課となっている。
後は俺たちを召喚した男、藤丸立香にこれらを渡せば今日のノルマ達成だ。
「・・・今日はどんなご褒美が貰えるんだろうね・・・」
「そ、うだね志貴さん・・・」
はやる気持ちを抑えきれず、藤丸立香の元に向かう足取りが速くなっていく。
「あっおかえりー」
キャンプでよく使う組み立て式の椅子に座りながら手を振ってくる藤丸立香。
そして・・・
「んっ・・・どう立香?おっぱい気持ちいい?♡」
「ん?ああ、気持ちいいよアルク。上手上手♡」
「んっ・・・ちゅぱ・・・♡はぁ、はむっ・・・れろぉ・・・♡・・・んっ、ぷはっ♡リツカ?私の口淫はどうですか?王である私でも殿方の悦ばせ方は知っているんですよ?♡」
「アルトリアのフェラも凄く気持ち良いよ。よしよし♡」
藤丸君の股間に顔を埋めるアルクェイドとアルトリア。それぞれパイズリ、フェラチオをして彼を喜ばせていた。
藤丸君は俺たちと違い、女性経験が豊富らしく、彼女たちの奉仕にも余裕の表情を浮かべ頭を撫でてあげていた。
「はいこれ。素材集めてきたよ」
「んー?・・・うん、数も合ってるね。本当に助かったよ!」
「どういたしまして。・・・それより、その・・・」
「分かってるって!アルク達もいいよね?」
「ご自由にどうぞ〜・・・あっ、ちゃんとゴムは着けてよね?」
「士郎もですよ?リツカ以外の子種は求めていないので」
藤丸君へ奉仕しながら興味なさげにそう答えるアルクェイドとアルトリア。
最愛の相手に冷淡な態度を取られながらも愚息はビクビクと反応してしまう。
そう、あの日彼女達が提案したこととは、素材の周回など藤丸君や彼女達の雑務を全部肩代わりする代わりに、アルクェイドやアルトリアと肩代わりした回数分だけセックスをさせて貰えるというものだった。
もちろん俺たちだって最初は断ろうとした。
しかし、藤丸君に寝取られてなお、アルクェイドとアルトリアの甘い誘惑に抗えず、結局は首を縦に振るしかなかったのだ。
そうして、最愛の恋人をあっさりと寝取った男のパシリ同然の扱いを受ける毎日。
力関係で言えば藤丸君>アルクェイド、アルトリア>遠野志貴、衛宮士郎といった感じで、女を満足させられないオスは生物の食物連鎖の最底辺に位置していることを痛感させられる日々を送っている。
「じゃあ、早速お願いしていいかな?俺たちもう我慢できなくてさ・・・」
藤丸君への奉仕に夢中のあまり無視されていた俺たち。
でもまだ希望はある。要はセックスが下手だから俺たちは恋人を寝取られ、逆にセックスが上手い藤丸君はどんな上位存在であろうと、サーヴァントであろうと、人妻であろうと簡単に堕とせのだ。
ならこれで俺たちが元恋人達を気持ちよくさせられれば、いずれは寝取り返すことも不可能ではないはずだ。
そんな想いをチンポに込めて、俺たちはむっちりとしたデカ尻を突き出している2人の美女へ挿入する。
((ぐっ・・・き、気持ちよすぎる・・・!))
騎士王として鍛え上げられたアルトリアの膣内は万力のようにキツく締まり、真祖の姫君アルクェイドの膣内は地球上の女の中でも最上の快楽を与えてくる。
絶世の美女の極上の名器はゴム越しであっても最高の快感をもたらしてくれる。
しかし、出してしまってはダメだ。尻に力を込め必死に耐えながら藤丸君に負けたくない一心で腰を振る。
ぱんっぱんっと肉と肉のぶつかり合う音が響き渡る。
まさにのチンポの先が膣壁を引っ掻いている感覚があった。
感じてくれているだろうか、そう思って彼女達の様子を鑑みる。
「んっ、っ・・・はぁ・・・♡」
「立香のおっきすぎてパイズリ大変・・・♡」
確かに彼女達は感じていた。
・・・藤丸君のペニスによって。
アルトリアとアルクェイドは俺たちが必死になってピストン運動をしているにも関わらず、全く気にも留めずに藤丸君のペニスにご奉仕していた。
「「あ、うあああぁ………」」
俺たちの男としてのプライドはズタズタに崩れ落ちた。
しかしそれでも、この屈辱的な光景に少しの興奮を覚えて、彼女達の極上の名器による刺激と相まって情けなく射精してしまった。
ぴゅるる・・・、
寝取られマゾオスに相応しい弱々お漏らし射精だった。ピンク色のゴムの壁に精子は阻まれられる。
放心状態のままペニスを引き抜く。しかしそれでも彼女達はこちらを振り返らず、媚びるように藤丸君への奉仕を続ける。
「あ、その・・・終わったよ・・・」
「気持ちよかったよ、その・・・アルクェイド・・・」
俺たちの言葉を聞きようやくアルクェイドとアルトリアはこちらに振り向く。
「あれ、志貴ったらもうイッたの?というかいつ挿れたの?ちっちゃすぎて分かんない」
「お疲れ様です士郎。満足しましたか?健気にヘコヘコと腰を振っていたようですが、リツカのカッコいい腰使いを見習ったらどうですか?」
俺たちの必死のセックスを馬鹿にするような言葉が投げかけられる。
しかし不思議と怒りは湧いてこなかった。彼女達の言葉は正論であり、心のどこかでそれを認めている自分がいた。
「・・・・・・」
何も言えなかった。
悔しくて恥ずかしいはずなのに反論できない。
藤丸君はそんな俺たちを見据えて労いの言葉を投げかけてきた。
「お疲れー!どうだった?アルクとアルトリアの絶品マンコは?」
「「・・・最高だった」」
「そっか!じゃあ先帰っててくれる?俺も帰りたいんだけどアルクとアルトリアがチンポ離してくれないんだよねー」
「え〜だって最近ご無沙汰なんだもん。今日くらい付き合ってよ〜」
「私も久々にリツカのモノを感じて昂っているんです。責任取ってくださいね♡」
「そうそう!それに志貴のしょぼチンにハメられて正直不愉快だから、早く立香のイケメン旦那様チンポで上書きして欲しいなー♡」
「私もです♡士郎の粗末なちんちんが先程まで私のおまんこを犯していたと思うと吐き気さえ催します♡ですからリツカ♡私たちに本当の愛の証を刻んでください♡誰よりも優れたオスである貴方の子種をお恵み下さい♡」
「うん、分かったよ。ほらアルク、アルトリア、ケツ突き出して」
ふりふり♡と優秀なオスに媚びきった淫靡なお尻を振り、藤丸君へセックスアピールをするアルクェイドとアルトリア。
俺たちのことなど既に眼中にないようだ。
俺たちは惨めさと情けなさに打ちひしがれながら、テントを後にした。
・・・・・・
・・・
・・
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