壊異ヤトノカミ戦
【戦場】
◇八境市・中心部。市街地戦。戦闘開始時点では壊異ヤトノカミとの距離はだいぶ離れており、遠隔攻撃手段を持たない者はまず危険を冒してでも接近する必要がある。
◇壊異のいる地点への移動に必要な時間は【メルクリウス7】の魔法ならば1巡、魔法少女の通常移動なら2巡となる。ただし、【メルクリウス7】の高速移動中は祟りへの対策が難しいため【抵抗判定】が厳しくなる。
◇各魔法少女は自分の手番を放棄することで【目を閉じる】ことを選択できる。この行動を選択した場合、壊異ヤトノカミの魔法攻撃を確定回避する。【キサナドゥ】のみ、目を閉じたままでも行動可能。
◇【目を閉じる】以外にも、自分の手番を放棄することで他の魔法少女1人の判定値を1度だけ+20できる。ただし、その魔法少女が自分と同じ場所にいる場合に限られる。
◇どの魔法少女をどう動かすかは安価とダイスで決定する。壊異ヤトノカミの所へ向かわせるのか、それとも後方に置くのか…
【敵対者】
【壊異ヤトノカミ】 HP510(ステッキ耐久力と統合、下記の【過剰異形化】効果含む)
最優先討伐対象。倒した時点で終了となる。
既に大勢の犠牲者が出ており、認識阻害結界も限界に近づきつつある。
【無数の触手】HP10×5(初期状態)
本体から伸びる触手群。耐久力自体は低いが、攻撃可能な距離は本体と同一で際限なく出現する。無視して本体を殴るのが早いが、無視すればどんどん相手の手数が増えていくリスクを抱えることになる。この触手群には下記の【過剰異形化】の判定値+50は適用されず、行動順は必ず一番遅くなる。
通常攻撃手段
【触手】異形化して使い物にならなくなった手の代わりに得たもの。伸縮も硬軟も自在。相手を拘束することもあるようだ。
【????】詳細不明。
神秘魔法『祟りそのものになるよ』
基本的な効果は通常時と同一。ただし、下記【過剰異形化】によりランダム表のメリット・デメリットは倍加。なので実際のランダム表は
1 肉体の異形化(無理な異形化。永続的にHP最大値-20)
2 精神悪化(精神状態の悪化、異常な精神疾患発症。永続的に判定値-20)
3 魔力暴走(今回のランダム表ダイスを振り直す。ただし、ダイスの数は4個とする)
4 精神変質(精神が戦闘に向いたものに変質する。永続的に判定値+20)
5 肉体の異形化(異形化し、人間の形では不可能な力を得る。永続的にHP最大値と現在値+20)
6 過負荷(下記の【崩壊の兆し】により効果変更。今回の魔法判定が強制的に失敗し、次に自身に対して行われる攻撃判定値が+50&自身へのダメージが倍加)
となる。なお、【魔力暴走】後に【過負荷】を引いた場合はそこで打ち止め。
戦場及び壊異ヤトノカミ特徴一覧[変更・更新の可能性あり]
【過剰異形化】常時判定値+50&HP+10&ランダム表のメリット・デメリット倍加。
【阻害限界】一般人に認識可能。3巡目終了までに決着しない場合、認識阻害結界が破壊される(崩壊ルートフラグ)。
【魔の呪印】最大3回、1巡内に1度まで。理性が無い為、魔法攻撃時に必ず使用。HP-100【デメリット】、魔法判定値+100【狂死判定には使用不可】
【超巨大】回避判定値-100【デメリット】、通常攻撃が届く距離が八境市全域の触手に変更される。
【壊異】対話不可(既に発狂している為【ヤトノカミ】の魔法により狂死しない(祟りデバフは受ける))。
【壊れずの玩具】気絶判定無視&【無数の触手】生存時にその合計HP分本体の被ダメージ減少&毎巡開始時【無数の触手】出現(1巡目はなし)、撤退不可【デメリット】。
【脈動する悪夢】毎巡終了時、必ず魔法攻撃発動。【魔の呪印】を使用していない巡の場合は使用する。通常のそれと違って発作のようなものであるためかこの攻撃では【狂死判定】は発生しないが、一般人の犠牲は通常と同じく大量に出る。
【異界の狂気】衝動・欲望の解放。壊異の存在する所、本来ならその者がしないはずの思考・行動を取ってしまう可能性が生じる。恐ろしいのは、その思考は自分のものであると認識してしまうこと。理性的であったり、己の性(さが)を抑えている者ほどその傾向は大きい。
【崩壊の兆し】短時間での魔法乱発が、存在の崩壊を招く。ランダム表判定で【過負荷】が出た場合、内容が『今回の魔法判定が強制的に失敗し、次に自身に対して行われる攻撃判定値が+50&自身へのダメージが倍加』に変更。この効果は【過剰異形化】より優先される。また、3回目の【魔の呪印】使用時、ランダム表の判定結果は全て【過負荷】となる。
【盲目】あまりにも異形化し過ぎたため視覚による認識ができず、主に音…正確には振動によって周囲を認識している。基本的に自身に対し最も多くダメージを与えた者を攻撃の対象とする。無音での行動が可能な魔法少女【サイレント】に対しては【過剰異形化】による判定値+50は適用されず、代わりに判定値-50を適用する(魔法攻撃時以外)。
【魔法少女決戦】毎巡開始時、サンピラー・ブレッシングドール・アンノウンハンドの内1人の支援が発動。支援を発動した魔法少女はその巡では行動できない。
【サンピラー】:空間固体化の盾。通常攻撃によるダメージを一度だけ0にする。
【ブレッシングドール】:超重化の札。敵全体の判定値-30。
【アンノウンハンド】:光球の要塞。通常攻撃してきた敵に対して1D30ダメージ。このダメージでHPが0になった時、その攻撃は無効となる。光球の速度が遅い為、前線か後方のどちらか、アンノウンハンドが現在居る場所にしか効果無し。
【密やかな悪意】
壊異討伐には協力するが、可能な限り【ブレーメン】は自身の利益を優先する。
隙あらば他魔法少女やステッキなどのストック、今後のための工作を狙うだろう。
【参戦魔法少女】
《個人参加》
サンピラー/冷動 凛(れいどう りん)
固有魔法:どんなものでもカチコチにしちゃうよ
サベージ/遠野 詩黄(とおの うたお)
固有魔法:他人のアバターを借りられるよ
ノーバディノウズ/田中 真(たなか まこと)
固有魔法:肉体を自由に変形できるよ
メルクリウス7/天海 陸玖(あまみ りく)
固有魔法:ロケット噴射で撃ち出すよ
アンノウンハンド/椋 執恋(むく とりこ)
固有魔法:光の球を自在に動かすよ
《集団参加》
金光媽祖/瘧師 杏子(ぎゃくし あんず)
固有魔法:寿命を削って家族を作るよ
サイレント/朝霧 愛香(あさぎり まなか)
固有魔法:すごく静かに行動できるよ
キサナドゥ/蛭川 木野(ひるかわ きの)
固有魔法:どんなものでも両断するよ
ナイン/市川 玉藻(いちかわ たまも)
固有魔法:炎の巨人に変身するよ
ブレッシングドール/紀伊 脳理(きい なこと)
固有魔法:罪の重さを体感させるよ
《強制出勤》
ブレーメン/獅子村・C・ケート&ネオン(ししむら かなん〜)
固有魔法:なんでもコピー&ペーストしちゃうよ
【報酬】
参加者全員:HP全回復&欠損再生。予想外の事態発生の為、特例によりステッキ耐久力全回復して仕切り直し
討伐者(直接、または間接的な要因でHPを0にした者。自滅した場合はランダムに参加者の中から1人):上記報酬に加え、【ブランクステッキ】1つが与えられる。
【ブランクステッキ】
討伐者に与えられる報酬。討伐成功時にゴール氏により転送されてくる。通常時は普通のステッキの外見だが、起動すると最初に起動した者に応じた形状に変化し、新たな魔法(ただし、既に自身が保有している種類以外の魔法)が使えるようになる。このステッキの特異性は、起動する者は討伐者本人でなくてもいいという点、所持・使用すると通常ステッキほどではないが見た目が変化する点、所持または身に着けてさえいれば誰でも使える点にある。
なお、このアイテムには邪悪なるコピーガードが存在する。
変化前の状態しかブレーメンはストックできず、コピーした場合、コピー自体は成功するがブレーメンは爆発四散する。この仕様はブレーメンに伝えられていない。