堕落する夏の魔王

堕落する夏の魔王

駄文は許せ

「…がはっ!?」


瞬間、海魔の唸る触手に思い切り吹き飛ばされた

受け身も取れず地べたを這いずる


「この…わた…しが…」


たかが1エネミーにここまでの力があるわけが無い、大方聖杯の助力ありきなのだろう。しかし意識が手放されそうだ。

(いけない…意識…が…)

ずるりと意識が沈んでいく、切り替えそうにも魔力が足りない、ずぷりずぷりと混濁していく、


(マス…ター……)



「…うう…」

意識がだんだん浮上していく、が身動きは取れない

朧けた感覚が明確になっていく、両手両足を気持ち悪い海魔の触手が絡めて外れない。

(…私の手足も掴めるなんて……いくら聖杯の助力があるからって無法過ぎませんかぁ??)


するといきなり拘束に留まっていた触手がいきなり身体へ這いずってきた

「なっ!?」


腕から 脚から登ってくる触手はたちまち全身へ広がりあらゆる部分を舐り始める

「ん…ひぎっ…」

ザラザラした吸盤が肌を掠めて痛い、考え無しに暴れ回りただただ不快だ。


「…ふーん、女の子1人をこんな乱暴な方法でしか相手出来ないんですねぇ?あーあ、みっともなーい」


ぴたり


と海魔の触手が止まった。

(あら?こんなので止まるなんて…言葉は解してるんですかね…)


途端に触手から粘性の液体が溢れ出した


「んん!!??♡」

そのまま触手は身体中を力任せに這いずり回る、だが痛みは感じない、むしろ熱を感じて身体がゾワゾワと栗立つ


(な…♡コレ……媚薬…!??ヤ…バァ♡)

抵抗しようにも力が入らない、腰が抜けたように動けない

「あァッ!?…こ……のぉ♡…誰に…ヒィ!!やっ…やめ……むぐっ!??♡」


快感を押し殺し抵抗しようとした口に媚薬が染み込んだ触手が容赦なくねじ込まれる

もがけばもがくほどに粘液は口にドロドロと入り込み思考力をゾリゾリ奪っていく。

(ヤバ……い♡…意識っ……トぶ……♡♡)


愛撫というには容赦がない触手のなぶりにカーマは呆気なく果てた──


どさり と地べたに落とされる

しかしカーマの熱は止まらない…


(足りない…足りないぃ……♡♡)


「はぁ…♡はぁ…♡ 触手さんは…♡ この…ア・ナ…使わないん…ですかぁ♡」


みっともなく、艶やかに…自分を嬲り尽くした海魔に

自らの秘部を突き出した…


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