堕天使(処女)
享楽の堕天使は大天使の力を求めるゼラの戦士を堕落させるべく彼を誘惑する
「天空の聖域なんか行かずに私と楽しいことしようよ、ね?」
「……断る」
ゼラはそれを全く意に介さず淡々と断り続けるだがその言葉にはどこか苛立ちが感じられた
「そんな事言わないでさぁ~」
しかしそれでもなお彼女は諦めなず身体をわざとらしく密着させ彼にアプローチをかける
そんな享楽に我慢の限界が来たのか、彼は怒りの声を上げる。
「いい加減にしろ!しつこいぞ!何度断れば気が済む」
それをいうやいなや享楽は目尻に涙を溜めて泣きそうな表情になりながら彼の腕にしがみつく
「うぅ~だってぇ~もう限界なのよ!堕天使のスパイなんて!正直ルールとかに縛られなくて楽そうだと思ったのに」
突然の叫びだした享楽に思わず呆気に取られてしまうゼラだった
「落ち着けなんの話だ」
「楽園から追放された失楽ってやつがいてその女を監視するために相棒の悦楽と一緒に堕天使なったのよ。だけど失楽は本当にむちゃくちゃなやつで手癖は悪いし、ちょっと気に食わないことがあったらすぐ聖杯ぶっかけてきて、それに加えて…うっ、思い出すだけで吐き気がするわ」
そういう享楽の顔からは悲壮感しか感じられなかった
「だからお願い!堕天使になって!私も悦楽ももう限界なのよ!助けてくれたら神にいろいろ口利きしてあげるから」
「断る。大天使の力は自力で手に入れると決めたのだ。それにそんな話を聞いたらますます嫌になった」
そう言って拒絶するゼラだったが次の瞬間享楽はとんでもない行動に出る
「こうなったら色仕掛よ!」
そういうと享楽はゼラの股間をまさぐり始めた
「何をしている!?」
あまりの突飛な行動にゼラは困惑している
「堕天使になってくれるならこんなことだってしてあげるわ」
享楽はゼラの肉棒に舌を這わせている
「………」
「どう?堕天しちゃえばこの快楽が毎日味わえるのよ?」
享楽は囁いているがゼラの反応は芳しくない
享楽の舌使いはお世辞にも上手いとは言い難かった
「えっ、なんで…いやまだまだこれからよ」
必死に口奉仕を行う享楽であったがゼラに変化はない
「お前、まさか経験がないのか?」
「くっ…いわないでよ。最近まで天使だったんだから仕方ないじゃない……」
顔を真っ赤にしてうつむく享楽を見てゼラはため息をつく
「欲求不満ならほかを当たれ。堕天使どもならすぐに相手をしてくれるだろう」
「いやよ。だって堕天使って怖くない?絶対に優しくしてくれないし」
お前だって一応堕天使だろう、ゼラはそう思ったが口には出さず心の中にとどめた
「もういい。俺は先に行く」
「待って!行かないで!なんでもするから!」
享楽はゼラにしがみつくと涙を流して懇願する
ゼラはそんな享楽をみて少しだけ哀れみを覚えた
「仕方のないやつだ。神に口利きをする約束忘れるなよ」
「本当!ありがとう!それじゃあお返ししないとね」
そういって再びゼラの肉棒を舐めようとする
「いや、もうそれはいい」
「遠慮しないで♪なんでもするって言ったんだから。楽園の天使を自分好みに調教するのってそそらない?」
それは要するにセックスを教えてほしいという意味なのだろう
「仕方ないこれも大天使の力のためだ教えてやる」
ゼラはそういうと享楽を押し倒す。そして彼女の服を脱がすと自分のズボンを下げた
「ちょっいきなり!心の準…んぐぅ」
突然の行動に抗議する享楽だったがそれを遮るようにゼラは自分のモノを口に押し込む
「歯を立てるな。舌を使って唾液をよく絡めろ」
「うぅ~わかったわよ」
言われた通り彼女は舌を使い始める
「そうだ。その調子だ」
はじめはぎこちない動きだった享楽だが次第に慣れてきたのかスムーズに動くようになる
「次は喉の奥まで入れてみろ」
「んぐぅ~」
苦しそうな声を出しながらも彼女はなんとか要求に応えようとしている
「よし。よくできたな」
そういうとゼラは享楽の口から自らのものを引き抜く
「けほっ。はぁはぁ。これで終わりなの?」
「いや、本番はこれからだ」
「えっ」
ゼラは享楽の足を広げるとその割れ目に指を入れた
「ひゃうん!?なにするの!そこは汚いわよ」
「黙っていろ。ここも感じるようにしてやろう」
そういうとゼラは膣内を刺激し始めた
「ふぅ~うっ」
未知の刺激に享楽は戸惑っていたが次第に甘い吐息が漏れ始め身体はビクビク震えだす
「はああん!そこぉ……ダメぇ」
「我慢するな。そのままイってしまえ」
「ああ!イクッ!イッちゃう!ああっー!」
享楽は絶頂を迎え秘所からは愛液が流れ出ている
「はぁはぁ。これが女の絶頂なのね…堕天使になって自分でシてみたけどここまで気持よくなかったわ」
「まだ終わりではないぞ」
「えっ」
ゼラは今度は自身の肉棒を享楽の濡れたそこに挿入した
「きゃうん?!なにこれ大きい!痛い!抜いて!」
「大丈夫だ。じきに慣れる」
ゼラはゆっくりと腰を動かしはじめる 最初は痛みを訴えていた享楽だったが徐々に快感へと変わっていった
「はぁはぁ気持ちいい……」
その表情は享楽という名の通り与えられる快楽を楽しんでいるようであった
「そろそろいいか」
ゼラの動きが激しくなる
「出すぞ!」
「きて!中にいっぱい出してぇ!」
ゼラは享楽の子宮に大量の精を放つ
「熱いぃ!すごい出てる……こんなの初めて……」
享楽は放心状態で余韻に浸っている
「満足したか?」
「ええ、最高だったわ。悦楽にも教えてあげなくちゃ」
「それよりいいのか堕天使とはいえスパイなのだろう」
「いいのよ。神は寛大だからちょっとぐらいハメ外しても」
こうしてゼラの戦士は堕天使ゼラートとなり享楽と行動を共にするようになった
失楽の横暴さはゼラートの力でも手に負えるものではなかったがそいういときは悦楽も加えて情交を楽しむことで日々のストレスを乗り越えていった