堕ちる

堕ちる



「はぁ...今日も退屈な種付けの日か...」



馬の牝馬に転生して数年が経った。

俺は引退した後繁殖牝馬としてそれなりに良い生活を送っていた。だが、種付けの日だけはどうしても退屈だった。

相手の種牡馬たちは俺と交尾して気持ち良くなっていたが、自分はこれっぽっちも気持ち良くなかった。おまけに今まで全て不受胎である。



「ま、さっさと終わらせますか」



種牡馬施設にて相手の種牡馬を待っていた。それからしばらくすると種牡馬がやってきたが...



「えっ...ちっちゃ...」



今まで相手にした種牡馬より、若くて、そしてなりより俺よりも小柄な馬だった。



「かわいい...」



俺は今初めてこの馬になら犯されても良いと思った。そして彼が近づいてくると



「よ、よろしくお願いします...おねーちゃん...」



ああ、可愛すぎる。そして...彼の小柄な馬体には似合わないモノを見て妄想してしまいアソコが濡れてヒクヒクして来た。



「おねーちゃん....?」



しまった、これから種付けだというのに妄想して待たせてしまった。急いで準備し、体制を作る。



「あ...ごめんね、それじゃ、シよっか」












「おねーちゃんのイイとこ、もっと責めてあげる...」



「あぁ...だめぇ!なんでっ、そこ、ばっか....ひっ..!」



挿れられたあと、自分の気持ち良いところに当たり俺が反応すると彼がそこばかり責めてきた。それもワンパターンでは無く、激しく動いていたと思ったら急にゆっくり動かしてきて俺はイきたくてもイけなかった。



「なんで...?お願い、もっとはやくうごいてよぉ....」



「じゃあもっと“早くして”って言って...」



この言葉を前の種牡馬たちに言われていたら不快極まりなかっただろう。だけど今、この子にならーーー



「お願い...!もっと早く動いてっ...!!俺を...”私“をイかせてくださいぃ!!」



私は堕ちた。



「...!おねーちゃん...最高だよ..」


彼はそれから今まで以上に激しく動かす。以前の種牡馬たちと同じ目の前の雌を孕ませることしか考えていない激しい動きだったが不思議と不快感は無かった。


「あっだめっ...!そんなっ...!激しくされたら...すぐぅ...イっちゃう...!」



「うんっ...ぼくも、そろそろっ、おねーちゃんのナカに出すよ...!」



彼のモノが私の中で破裂しそうなほど膨らんでくる。私もそろそろ絶頂を迎えようとしていた。



「出して....!私をっ...孕ましてぇ!!」



「あっ...!でるぅ...!!」



その瞬間、ドクドクと中に注ぎ込まれ私も絶頂した。今までは子を産むための作業にしか思えなかった種付けが、この子とまぐわい、その考え方が変わった。



「種付けって最高...」



そして受胎していることがわかり、子供が大活躍することを知るのは少し先のお話。


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