堕ちた
cp最高現在夜の23:00今日はいつもの倍の6つの任務が出ていた。6つのうち5つの任務を終わらせ、最後の任務に向かう。
ふと運転している補助監督の人を見る。
(顔色が悪いし隈もある…辛そうだな…)
こいつも大概激務である。
現場に着くまでの間の沈黙を破ったのは意外にも補助監督の方だった。
「今日もお疲れ様です。次の任務は調査だけなのですぐに帰れると思いますよ。」
「あ、そうなんですね。」
「「…」」
(………やばい、話が続かない!)
どうにかして話を続かせようとする無銘
「え、えっと、あなたも疲れてるみたいですけど大丈夫ですか?」
「まだ3徹なのでマシな方ですね」
「3徹はマシじゃないと思います…」
「まあそうですよね…仕事減らしてもらいたいですけど、、、」
「無理ですよねぇ…」
と、こんな感じに日々の愚痴を言っていると、現場に到着した。
帷を下ろす前に彼女はこう言った。
「怪我しないように気をつけてくださいね?」
見た目が超タイプなのもあり少しグッっときたが、普通に調査を始める。
そして、調査を終わらせ、帷が上がると少し微笑みながら
「お疲れ様です。怪我はありませんでしたか?」
可愛いなぁなどと思いながら大丈夫と返事をして帰りの車でまた日常でのことを話しながら帰る。
こんなことが何回か続き、怪我をすれば心配してくれて無傷で帰れば良かったと言ってくれる彼女に無銘は完全にやられていた。
(今日も補助監督さん可愛い…任務がんばろ)
今日も無銘はがんばる。