堕ちた戦士女王

堕ちた戦士女王


人理継続保障機関フィニス・カルデアに存在する人類最後のマスター専用のマイルーム、その部屋では大柄な褐色肌の鍛え抜かれた肉体を持つ美女と、少年と青年の境目に位置する男性がベッドの上で唇を交わしていた。

「んっ、ちゅっ♡」

「ちゅるぅ、れる……れろぉ♡ はぁ……♡ んく、じゅるるぅ~♡」

舌先を絡み合わせながら唾液を交換する濃密なキスで、男と女の口から甘い声が漏れ出てしまう。

「んじゅぅぅ〜…んはぁっ♡♡ま、マスター、これ以上は……♡」

褐色の肌を赤く染めながらやんわりも拒絶の言葉を吐くのはサーヴァント、ゼノビア。生前は古代パルミラ帝国の女王であり、息子と夫が存在するれっきとした人妻だ。

最期はローマ帝国に敗北し、目映い黄金の鎖や枷、宝石で飾られた姿でローマ市内を引き回され、屈辱的な見世物にされたという。

その時の飾りは今も健在であり、理由は敢えてその時の屈辱を忘れない為だという。いつかその屈辱を晴らすために…………

さて、人妻であるはずのゼノビアが何故マスターとはいえ少年と不貞を重ねているかと言うと、マスターの性癖にあった。

ゼノビアのような長身で褐色肌で鍛えられた肉体のムチムチ豊満ボディはマスターにとって好みドストライクであり、それもあるのだが、何より人妻好きであった。

人妻を堕として自分のものとする事を何よりの楽しみとするマスター……藤丸立香はゼノビアの隣で横になっている存在を見てニヤリと笑みを浮かべる。

「確かにこれは良くない事だけどさ、ゼノビアさんも悪いと思うよ?だって頼光と一緒になって風起を正す!なんて言って俺の所まで来るんだし」

そう、ゼノビアの横で倒れてるのは多くの怪異を討ち滅ぼした平安時代最強の神秘殺しであり、カルデアでは風紀の乱れを何より許さない影の風紀委員長である。

だが、その姿は普段の勇ましいものとはかけ離れていた。

「おっ♡おほぉぉ…♡」

着ているセーラー服は白濁に塗れ、お腹は服越しに膨れ上がっていて大量に精液を詰め込まれた事が見て取れる。

ガニ股状態でアヘ顔を浮かべる彼女を見て誰もあの厳格な源頼光とは思わないだろう。

「ふっ、風紀は乱れてはいけないものだ!特にマスターはこう……人妻ばかりを狙っているそうではないか!だから私はこうして、お前の目を覚まさせようとだな……んおぉぉ♡♡♡」

そんな彼女の言葉もマスターには届かず、寧ろ女を堕とす事に長けている指遣いで黙らせられ、喘ぎ声を響かせてしまう。

「俺だって見境なく寝取ってる訳じゃないけどね……口出しをしてこなければ何もしないし」

その言葉を信用できないと言わんばかりの眼差しで睨むも効果は無し。それどころか更に快楽を叩き込まれ、身体の火照りが強くなっていくのを感じてしまう。

そのせいで無意識に足をもじもじさせてしまい、黒ショーツから愛液を滴らせ、シーツにシミを作ってしまう。

ゼノビアは気丈にもそれを隠そうと足を閉じるものの、既に遅くマスターはそこに目をつける。

下腹部に手を這わせると黒ショーツの中に手を入れ、そのまま秘部へと近づけていく。

(だ、ダメだ……♡このままだと流されてしまう……♡♡♡)

しかしそれでも彼女はマスターを本気で拒む事は出来ず、むしろ期待するかのように彼の手に擦り付け、自ら腰を動かしてしまう。

マスターの手が秘所に当たるとゼノビアは一際大きな声を上げる。

「あぁぁんっ♡♡そこっ、敏感になってるからぁ…ダメだぁ♡」

軽く撫でられただけでイってしまいそうになる程感じてしまっていた。

それだけでは無く身体中が熱くなり子宮がきゅんきゅん疼いてしまう。ゼノビアは今、完全に発情しきっていた。

すると、マスターは彼女の太腿に手を置き開脚させる。それにより、黒の紐パンが丸見えになってしまう。

そしてパンツの上をなぞるようにして触れた瞬間だった。

ぐちょぉ♡♡♡♡

「もう準備万端って感じで濡れてるけど……どうする?ゼノビアさんが本気で嫌なら止めるけど、もしこの先を望むなら……」

マスターはゼノビアの手を取ると自分の勃起しきった肉棒に誘導する。

既に我慢汁を垂らしている姿は獲物を前に舌なめずりする獣のようであり、その形状も大きさも太さも女を屈服させるのに特化していると言っても過言ではないほど凶悪なもの。

「あっ、あぁぁぁぁ…♡♡」

ゼノビアはごくりと唾を飲み込むと、鼻息を荒くしながらゆっくりと近づいていく。

「すぅ~♡ はぁ〜♡」

そして亀頭まで数センチといった所まで鼻を近付け、匂いを楽しむように深呼吸を始める。

(凄まじい雄の臭いだ♡こんなもの、嗅いだらおかしくなる♡ でも止められない♡♡♡)

その表情は完全にメスのものとなっており、瞳はハートマークになっている。

そんなゼノビアを見たマスターは彼女の頭を優しく掴み、

「ちゃんと言えたら、ご褒美をあげるよ」と言う。

ゼノビアはその言葉に理性を溶かされていき、遂に口を開いた。

「わ、分かった……♡♡私の負けだから……早くお前のチンポを挿入れて、子宮にたっぷり種付けしてくれ♡ 私を……私のマゾ穴を虐めてくれぇ♡♡♡」

「よくできました」

そう言うと、マスターはゼノビアのショーツをずらすと肉棒を一気に根元近くまで押し込んだ。

「おほおおぉおぉおぉ♡きたぁ♡♡チンポきたあああぁあぁっ♡♡♡」

膣壁を押し広げながら奥へ進んでいく感覚に歓喜の声を上げつつ絶頂を迎えてしまったが、休ませる間も無く激しいピストンが始まる。

どちゅっ♡ぱこっ♡ばちゅんっ♡ぼぢゅんっ♡ ♡♡

「おっほ♡イグっ♡またイクっ♡お っ ♡んぉっ♡んぎぃっ♡ま、待て♡今はイッてっ、あ っ♡んぉ っ ♡んっ ぎぃっ ♡お ぉっ♡♡」

達したばかりなのに休む暇無く責め立てられる。しかも子宮口に何度も叩きつけられる快感に抗えず連続アクメを迎えるも、それすら無視して抽挿が続く。

「すぐに止める訳ないだろ!こんな長身で、鍛えられてるのに胸と尻はでかくて太腿がむちむちな人妻が、ドスケベな格好して犯して下さいって誘ってきたんだぞ!」

「ひいっ、い、言わないでくれっ♡恥ずかしいからぁ♡」

マスターはゼノビアのデカ乳を掴み、乱暴に揉み潰しながら腰を叩きつける。

「バレンタインの時は思わせ振りな事を言うし、船に乗った時なんかエロい水着姿で挑発してきたからな!我慢の限界なんだよ!」

「そっ、それはお前の事が……あぐっ♡ふっ♡お お お お お お おぉっっ♡♡♡」

どちゅんっ♡♡♡♡♡ ♡

ゼノビアが言い切る前に最奥まで到達するとそのまま密着させた状態でぐりぐり♡と押し付けてきた。子宮口がこじ開けられそうになる程の圧迫感に意識を失いかけるが、それでも容赦なく突き上げられる。

ずどんっ♡どっすん♡ぐっぽ♡ぐちゃぐちゃ♡ ♡ ぱんっ♡ずぶっ♡ぶぢゅっ♡ぐぽっ♡ずっ♡♡

「おっ ♡マスターのデカチンポっ♡♡子宮突き上げてっ♡♡こんなの初めてだっ♡♡」

子宮口をノックされる度に身体中に快楽が走り抜け、脳が焼けるような錯覚に襲われる。

ゼノビアの口からは唾液が流れ落ち、目は白目を剥きかけていた。

「んっ、ふっ、ふぅっ!そろそろ出すぞっ!!中に欲しかったら俺に堕ちる事を誓え!!」

「お お お お お お お お おぉぉっっっ♡♡♡わかったっ♡誓う♡マスター……リツカに服従するっ♡リツカの妻になるっ♡♡だから出してっ♡私を貴方のモノにしてっ♡♡旦那様ぁぁぁぁ♡♡♡」

ゼノビアの屈服宣言を聞き、マスターはラストスパートをかけるように激しくピストンし、ゼノビアはそれに合わせるように自ら脚を広げてより深く迎え入れた。

どぴゅっ♡♡♡♡びゅーーっ♡♡♡ 大量のザーメンが子宮内を満たしていく。

それと同時にゼノビアも何度目か分からない潮吹きをして、舌を出しながら絶頂を迎えた。

マスターは最後の一滴まで注ぎ込もうと小刻みに打ち付ける。そして長い射精が終わった頃には、二人の結合部からは入り切らなかった精液が溢れ出していた。

しばらく余韻に浸った後、ようやく肉棒を引き抜くと、栓を失ったそこからゴボッと音を立てて大量に逆流してくる。

そしてゼノビアの下腹部にはマスターの令呪型の淫紋がくっきり浮かんでいた。

「あ……ああ……私の中……いっぱい……嬉しい……っ♡♡」

その様子に、満足気に笑みを浮かべると再び勃起した肉棒を突き入れ、腰を打ち付け始める。

「あっ♡まだやるのか?いいぞ♡好きなだけヤって、私をお前の色に染めてくれ♡♡」

その後、気絶から目覚めた頼光を交えた濃厚な乱交が交わされたという…………



───



〈霊衣開放〉



堕ちた女王の淫戦衣


一見は元の衣装と変わらないが、マスターに刻まれた令呪型の淫紋により彼女を支配する優先権がマスターに移り、自らを縛る枷をマスターが自由に選択出来る。



Report Page