地獄調教カヨコ 設定資料集

地獄調教カヨコ 設定資料集


時系列

本編での色彩の到来後、百花繚乱編の最中に417番(カヨコ)は拉致

そのため、今後も世界はまた新たな滅びが来ない限りは連綿と続いていく


娼館

世界中の裏社会が形成している共同体の運営する施設の一つ

共同体は各方面に根を張っており、連邦生徒会にすら娼婦上がりの間者がいる

417番がいるのはその一つに過ぎないが、中でも規模が最も大きい

理由はキヴォトス人には美人が多く、頑丈で死ににくいため

キヴォトスの規模は当初そこまでだったが、連邦生徒会長失踪時に急成長した

また、娼館にも段階があり、知ることができる人間にも限りがある

※「深度」の項目を参照

建物自体は深度によるが、低深度では廃校舎を改装している場所も

チセがいた遊女屋は元廃校舎


オブジェクト

〇隷属の首輪

⇒鋼鉄製の首輪と尾骨付近まで伸びる物体のセット

 装着者の全神経系を脊椎から侵蝕し、装着者自身の制御系は破壊する

 破壊後はこの首輪が制御系と挿げ替えられ、無理矢理外せば全身の機能が停止する

 完全定着までは僅か30秒であり、着けられた時点で詰みである

 装着者の思考までは奪えず、今後それも制御する機能を開発するかで議論されている


〇管理番号

⇒桁数によってそれぞれ意味を持っている

 例)3280417  

 ・1~4桁目(3280)

 ⇒拠点番号

 ・5~8桁目(417)

 ⇒娼婦の通し番号

  空き番が出れば新参者に割り振られるため、歴の長さは判別不能

  生まれた子どもは親の管理番号に三桁の小番が振られる

  例)3280417番の第1子 ⇒ 3280417001番


〇培養槽

⇒Lv.6の娼婦は全員がこれに入ることになる

 拘束は隷属する様になってからは任意だが、全員が拘束を望む

 調教と改造がメインで、教育機能はおまけ程度のもの

 大体の娼婦は研修と接客の過程で心が折れて最適化される

 そのため、教育機能は自己肯定感の破壊を促し、必要な知識を与えるだけのものである

 あまりにも強烈な自我を持つ個体の場合、別途調教が必要になる


深度

娼館には以下の6段階の区分けが存在する

※仕入れ…娼婦の人員の確保を指す


〇Lv.1

⇒一般人がよく知る娼館 ピンサロ等の娼館でないものもここに含まれる

 バイト感覚で働くこともできるホワイトな環境なため、仕入れは不要

 法的にも一切問題無く運営されており、連邦生徒会にも黙認されている


〇Lv.2

⇒一般人にも公開されているが、守秘義務が発生する娼館

 本番行為もあり、稀にそれ以上のプレイを要求されることも

 基本的に娼婦は自主的に勤めており、Lv.1上がりが多い

 一方で3割ほどは同グループ運営の金融業等や人攫いからの人員

 上記の理由から、仕入れは基本的に不要

 また、健康面に関してのみ福利厚生が存在し、保証されている

 マゾヒズムを持つ生徒の間では、セックスと出産をしたいならココと密かに噂になっている


〇Lv.3

⇒一般には公開されていない裏社会の人間のみ入れる娼館

 娼婦は表の社会生活は送れるが、何らかの形で縛られている事が多い

 ハードなプレイを要求されることも多く、意欲的でないと過酷な環境

 そのため、自主的な者は逆に3割程にまで減る

 仕入れはブラックマーケットでの抗争時のどさくさに紛れての拉致や、人攫いによる人身売買、契約の解釈による強制等様々

 隷属の首輪を着用させられている者もチラホラ見られるようになる

 チセがいた遊女屋はここ


〇Lv.4

⇒Lv.3から更に後戻りが出来なくなった者が流れてくる娼館

 来歴によって日の当たる場所を歩けない者が大半

 娼婦の管理番号タトゥーは義務で、全員が刻印されている

 一方、隷属の首輪と『Slave』タトゥーは任意となっている

 しかしながら『Slave』タトゥーは6割程が入れている

 この世界に骨を埋める事を決意した者が組織からの信用を得る為だとか

 仕入れはLv.3と同様だが、かけれる予算がより多い

 連邦生徒会長失踪後の混乱に乗じて弱小校をほぼ丸ごと仕入れたことも


〇Lv.5

⇒裏社会の人間でも権力のある者しか入れず、知る事もできない娼館

 地下施設の最下層に位置するため永遠の夜が続き、年月日の概念は形骸化している場所

 この場所を知った部外者は問答無用で殺される

 例外は娼婦に成り得る者だけで、最低でもLv.5に収容される

 娼婦に人権は一切認められておらず、如何なるNGも存在しない物扱い

 普通の人間ではよく死者が出ることから、頑丈なキヴォトス人が非常に重用されている

 一度入れば表社会への復帰は例外を除いて一切認められず、ここで生涯を終える

 ここ以降は娼婦の管理番号と『Slave』のタトゥー、隷属の首輪はいずれも義務

 娼館自体が存在していない扱いなだけあり、所在を知るのは運営に関与する者のみで客すら知らない

 万が一尋問等で情報漏洩をする状況になった場合、脳内に埋め込まれている小型爆弾で自爆させられる

 管理者の男も例外ではない

 仕入れはLv.3、4と同様だが、中でも上質なモノが選出される

 表社会から消しやすい者やLv.3以降の深部を探す者、裏切り者、スパイ等の組織運営に邪魔な者が辿る末路

 417番の研修とロビーの柱はここ


〇Lv.6

⇒買い取り不可の娼婦を取り扱う娼館

 Lv.5の娼館と同館ではあるが、更に地下深くに厳重に取り扱われている

 地球上で最も秘匿された場所と言っても過言ではなく、国家間の密約の場として使われることも

 娼婦たちはその身体機能の全てを管理され、使用されるためだけに生かされている

 性的奉仕ではLv.5の会場内でVIP用に目玉商品として出される事がある

 417番はここで3桁に昇る数の子どもを出産し、幸福の内に生涯を終えた


人物

〇娼館の主(男、ご主人、主様 etc...)

⇒裏社会を腕一つでのし上がってきた実力者

 キヴォトスの全系列娼館を取り纏める重鎮

 かなり狡猾で慎重、リスクを非常に嫌う

 417番に一杯食わされたのはLv.3の視察時に巻き添えを食らったことによる偶然

 現行犯で制圧されたため、やむを得ず檻の中へ

 この一件が無ければ便利屋は平穏無事だった

 最近はLv.4かそれ以上のキヴォトス人娼婦が欲しいと各方面から要請が来ており、頭痛の種になっている


〇006番

⇒リオに追放され、野垂れ死にかけていた所を娼館の主に拾われた生徒

 モデルはなんとアスクレピオス(ほんの一部だけ)とコユキの悪魔合体

 その神秘は『直感で生物を理解できる』というもの

 これのおかげで生物に関してはリオやヒマリを遥かに超越している

 その為、彼女が不可逆と断言した処置は二人が手を取り合っても治せない

 ミレニアム在学中は医学の発展を志す一見立派な生徒だったがその本質はサイコでマッド

 臓器や血液のドナーが欲しいという単純な理由で、多様な改造を施した他の生徒のクローンを作ろうとしていた所をリオに咎められた

 なおその時の発言は「戸籍も無いから別に良いじゃないですか!?」

 感性がトチ狂っているため幼少期から彼女の理解者は誰一人おらず、ずっと孤独だった

 そんな中拾われ、研究資金も潤沢、意気投合までしたからさあ大変

 最初の志などすっかり忘れ、人体改造に勤しむ少女となりました

 ちなみに神秘について本人は研究者的にエビデンスが無いと否定的

 直感で理解した事はあくまで想定結果として捉え、日々検証を行っている

 管理番号と隷属の首輪は娼館の主への忠誠を示すため

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