四日目

四日目


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 2023年2月5日追記


昨日も卑怯な手を使われてルフィに負……いや負けてない! あんなのひきょーだし! ノーカンだよノーカン!!

ただ。ただちょぉ~っと。そう! ちょこっとだけルフィは手強いと認めざるを得ない。なんせ私が好ライバルって認めてる男の子だもの。

強敵には相応の装備を用意して挑む。ゲームの醍醐味よね。

新時代で勝負するってゲームをしてるわけだから、私が新装備を用意するのも当然の事!

慢心してるルフィは丸腰のまま私の新装備でなすすべもなくイクのよ……!!

「よし。これさえあれば……フフフ……」

スイッチを入れ、ヴヴヴ! と元気に振動する私の切り札を見てついつい笑みがこぼれてしまう。おっと、ルフィに気づかれる前にスイッチを切っておいて、と。

「ん? ウタ? どうかしたのか?」

危ない危ない。でもルフィは気づいていないようね……さあ、今日こそは私が勝つから、泣いて許しを請う準備をすることね!

「ううん、なんでもないよ……ほら、早く始めよっか♡」

私に攻められなすすべもなく懇願しながら射精するルフィを想像してしまい、思わず笑みがこぼれ……え?

「あっ、ちょっと返してよ!それ、私のロー……って、……やばっ!?」

ルフィに一撃必殺を決めるはずのローターが一瞬の間に手元から消え失せ、なぜかルフィの手元に。

えっと……? ルフィさん、なんでローターを見つめてるの? まだそれ使ってない新品だよ?

なんかいつもと違う雰囲気を纏うルフィに声をかけられなくて硬直していると不意にルフィがローターのスイッチを入れた。

ヴヴヴ!と激しく振動し、持っているルフィの指も非常に振動してる。

一度スイッチを切り、再び入れる。まるで振動の有無の差を確認するかのように。

「る、ルフィ……それは、その……違くて!……あの、ね? 返して♡お願ぁい♡」

何が違うというのだろうか。とりあえず普通に手でされるだけでもやばいのにあんなローターもとか絶対無理だからなんとしてでも返してもらわなきゃ。

じ、実際にまだ自分で使ってはいないけどあの振動の強さはやばいって!

「あぁ、わかった。……今返すぞ、ウタ!」

そんな不安と焦りの中最大限媚びて見せた私の作戦が功を奏したのか……なんと! ルフィは素直に返してくれると言ったのだ。

はーよかった、……いや今夜はこれ使えないから勝てなもといまた勝敗がわからない戦いになるけどしかたない。

ま、三日連続でルフィに良い思いさせたし? 今度こそ本気、出しちゃおっかなー。いやー、私も大人げないと思うけどね? ここらでいい加減ルフィに私の実力……あれ、ルフィ? なんでそこにローター当ててるの? 返すなら私の手の上にぃっ!?

「あっ♡あっ♡ちょっとぉ……ン♡な、んでぇ……?♡」

返すって言ったのに性器に当ててきたうえに、スイッチまで入れる始末。ルフィったらどじねー……なんてわけあるかあ!

「……」

「アッ♡まっ♡しンッ♡ど……ぅうっ!?♡つよ、つよいッてえぇ……♡」

腰を動かし逃げようとするとルフィが位置を調整しながら当ててくる。それならばとルフィの手をどかそうと彼の腕を掴むが、両手で掴んでもびくともしない。

強すぎる振動のせいで脚から力が抜けるけれど、そうして腰が下がると余計強くあたってしまい、思わず足を伸ばす。伸ばさざるを得ない、こんなのっ……!!

「やっ♡だぁ……♡はな♡してっぇ♡あてにゃっ♡い、でぇ♡」

自分の意志とは無関係に腰がカクついてしまう。やだやだ押し付けないで。それに押し付けたくない。あ、まってルフィ。なんで私の腰に手を回すの? なんで???

「あ、やっ♡やぁ……♡イクッ♡ローたぁ……でぇっ♡る、ひ……に♡イかされっ♡」

正面からはローターを押し付けられ、裏からは逃げそうになる腰を抑えられ。挟み撃ちにされた私はとうとう限界を迎えてしまい、ルフィの腕に擦りつけるようにもたれかかってしまった。

そんな私をルフィは優しく抱きしめてくれて……ああ、安心するなあ……なんて思ってるとそのままベッドに運ばれた。

きょ、今日はさすがに刺激が強すぎたし終わりかな? うん、変な道具に頼るもんじゃないよねーアハハハハハ。……は?

「……」

絶頂の余韻で脱力したまま横たわる私の横にギシ……と座るルフィ。その手にはいまだ振動を続けるローターが蠢いていて……。

「あ、あはは……きょっ。今日はもう終わりだと思うけど、ル、ルフィのソレ、も。ちゃんと! そう、ちゃんと私が、抜いてあげるから。だから、その……ローひア゛ッ!?」

私の愛液で濡れるそれがクリトリスに当てられた瞬間ビリビリとした何かが体を駆け巡る。

そのあまりの刺激の強さに私は駄々をこねる子供のようにいやいやを繰り返していた。

「いやぁ……イヤッイヤイヤイヤイ゛ッ♡ヤ゛ァ゛ッ♡イ゛ヤ゛ッ♡アッ……♡ん゛ン゛っ♡ア゛ッ♡ヤ゛ア゛ァ゛……♡」

ほんと、ちょっとまって強すぎる。そこへそれは駄目だってルフィほんとダメ。中をルフィでゴリゴリされるのとは別の方向でこれっは……。

かえたばかりのシーツだけれどそんなの気にせず握りしめる。拳だけではない、体をのけぞらせ全身に力を入れないとこんなの耐えられない。

はや、はやく終わって……よすぎて、くるし……!

そんな私の必死のお祈りはルフィの言葉と手によって無慈悲に砕かれた。

「ほら! ちゃんと受け取ってくれよウタ!」

そういうやいなや、クリにさらに押し付けてくる。のけぞっていた頭をさらにのけぞらせ、思わず脚を閉じてしまう。そのせいで余計に圧が加わり……どうなるかは火を見るより明らかだった。

「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!?ヤ゛ァッ♡ア゛ッ♡ア゛ッ♡ア゛ッ♡ぅァ゛ッ♡ごめっ♡なっ♡ごめん♡にゃひゃっ♡い……♡もう……ひやン♡……ひっい……♡ひま、へ……♡のぉ♡でぇ……♡ゆるぅ♡ひて♡くらっ♡さっ♡」

視界がチカチカするけれど、なんとか気力を振り絞って許しを請う。腰がまるで自分の物じゃないみたいにはねてるけど、まだ、まだ大丈夫。ここで止めてくれればまだ……。

「ゆる……?聞こえねえな……」

「んあ゛あ゛ぁ゛っ……♡!!!???!!??ゃぁ……うそ……うそうそうそう゛ぞでずぅ……ひぐっ……ぅ……る゛ふぃぃ……ゆるっ、ゆるじでぇ……ゆ゛る゛じで……ぐださいぃ……♡」

必死の懇願も虚しく、さらに押し付けられて私はまたもや限界を超える。限界を超えた私は半ばパニックになり、さらなる赦しを、慈悲を乞い願う。

その祈りが届いたのか、はたまたその必死さを哀れんだのか。ようやくルフィは私にローターを押し付けるのを止め解放してくれた。

「ア゛ッ♡ひっ♡……は……♡」

刺激から解放されたとはいえ、快感で白く染められた私の思考は朦朧としており、体もしばらく動かせそうにない。

でもまあ、これで終わりなんだからちょっとこのままごろごろしたいな……なんて思っていたら、ルフィの声が足元から聞こえた。

「次はねえからな……ウタ……」

まるで最後通告みたいなそのルフィのセリフと共に、ズヂュッとわたしの、なかに。

「う゛っ……?♡……あ゛っ♡!?んあッ♡……?♡」

なにこれわかんないなんでルフィいれてるの。さっきのでおわりでしょなんでねえなんで。

わかんないけどきもちいい。ルふィきもちいい。

「ふぁっ♡あっ♡んんっ♡あはっ♡あ゛っく♡ぅ……♡はぁっ♡っい、ひ♡」

きょうずっとずっとふれられなかったおく、おくとどいてるっ。いいっ。るふぃいっぱいでいいよぉ……

「ウタ……! ウタ……! おまえ、ほんと……おまえなあ……!!」

あんなもん見せられたらこうなるってわかるだろっ!? そういった思いをぶつけるかのように、愛しき彼女のナカを擦り続けるルフィ。

ウタはその力強いピストンに体を揺すられながら、今日も快感に染まった思考の中に堕ちていく。


四日目。ウタ、敗北。

罰ゲーム。明日、同じ条件で再戦。


ウタ通算戦績

4戦0勝4敗

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