咎人班 全滅の末路

咎人班 全滅の末路



何が悪かったのだろう?

朦朧とする頭で追い剥ぎのステラは思考する。

全てがうまくいっていた。

いやレイド探索全体のもろもろを考えるとうまくいっていないのだが、少なくとも自分達のパーティーはこれといったトラブルもなく、過ごせていた。

なのにこの惨状はなんだ?

そして意識が覚醒する。

周りの景色は変わらない。あのまま近くで気を失ってたらしく、体全体がズキズキと痛んでいた。

ブレイクオーガの渾身の一撃を受けてボロボロになった拘束具を必死に脱ぎ捨てる。

そのまま立ちあがろうとするがまだ体を支えれるだけの体力は残っておらず、前に倒れ込んでしまう。

ただでさえボロボロだった足腰がさらに悲鳴を上げる。

「…ッ!!くっ…そ…とりあえず他の連中は…ん?なんだこの白い…の…?…フレデリカ?」

そして再び顔を上げようと前に伸ばしたステラの手に白いネッチョリとした液がつく。

その正体に辿り着く前にステラは目の前のモノを見てしまう。

変わり果てた姿となったフレデリカを。

生気のない目からは一筋の涙を伝わせ、生まれたままの姿で彼女は力無く手足を垂らしている。

中にスイカでも入れたのかと思うほどにお腹は膨らみ、秘所からはゼリーかと見間違えんばかりの濃ゆさと硬さをもつゼラチン状になった精子が溢れ出していた。

子宮に詰まった精子が揺れるためか呼吸のたびに腰を小さくびくつかせていた。

「お…おい!何があった…じゃねぇ。急いで逃げないと…」

「…ぉっ…ス…テラ…もうダメ…もう全部おそ…ポコッぉぉぅぉっ!!」

「うるせえ…私は逃げなくちゃ…はえっ?」

フレデリカの言葉を無視して先に進むもうとするがいつのまにか目の前に大きい壁ができている。

見上げるとそれは見覚えのある鬼だった。

大岩と見間違えんばかりの5メートル近くの体格に人を軽く掴むことができそうな大きな手。

そして胴体に近い大きさの男根を飾りつているかのようにリザが突き刺されている。

「ひっ…ひぃぃぃっっ!!」

「す…てら?だずげ…ホゴっ!?グギャガァァァッッ!?おぎゅぉうぁぁぁぁ!!!!」

ステラに気づいたリザが震える声で助けをもめるがそれを黙らすかのようにオーガがリザを掴み、根本近くまで押し込む。

すでに拡張され切っていたはずの秘所がさらに広げられ、お腹からは現実とは思えないほどの大きさの膨らみが浮き上がっていた。

「おぉっ…あがっ…ふ、膨らんで…やめっ…ホギュオァァァァオオゥガァァッッ!?!?」

オーガがゆっくりとリザを持ち上げる。

少しずつ上がるたびに何度もイキながら、彼女はその男根から解放される。

フレデリカのように腹を不恰好に膨らませ、だらしない声を出しながら痙攣している。

股から垂れる精液は液体というより固体になっており、重力に負けた塊がし達落ちるたび腹の中を掻き回されて激しくイっていた。

「あ…あぁ…やっ…やめろ…やめてくれ…わたしは!私は見逃してくれ!たの…プギィッ!?はっはなっ…おごぉぉぉ!?!?」

オーガはリザを片手に持ったまま、腰を抜かしているステラの方に手を伸ばし…そのまま突き刺した。

元々ついていた精液に恐怖と裏腹に出てきたステラの愛液のおかげか、たいした苦痛もなく挿入されたそれはそのまま上下に動かされる。

自分の内臓丸ごと犯されてステラの意識は衝撃により失っては、快楽により目覚めるのを繰り返させられる。

他のモンスターのように繁殖のためではないため、長持ちさせる、壊れないようにするといった心遣いはかけらもない。

それはまるで幼い子供が小さい虫を潰して遊ぶのに似ていた。

壊して遊ぶ使い捨てのおもちゃ。

そこには生物としての尊厳どころか、"道具"とすら見られていない残酷な無邪気な心があった。

オーガは彼女らが気に入ったらしく、交互に犯し始める。

おそらく人間の温かいナカと蜥蜴人のひんやりしたナカを比べながらするのが気に入ったらしい。

リザが犯されている中、オーガの手のなかでステラはあることに気づく。

ザラキはどこにいった?

そういえば目覚めてから一度も姿を目にしていない。

まさか私たちを置いて逃げ出したのか!?

散々自分でやってきたことにも関わらず、ステラをザラキに強い怨嗟と怒りを覚える。

「あの野郎ぅ!?今までどれだけ私に助けられてきたと思ってやがる!!あの恩知ら…水?なんでこんな閉鎖空間で…は?」

その怒りが爆発して意味のない八つ当たりを始めようとするが、それはステラの顔に上から落ちてきた水により不発に終わる。

疑問に思い、顔を上げる。

見たこともない品種の花と蔦により影を作っており、ここが普通の森であるかのような錯覚をさせる緑の天井。

そこに顔を花に覆い尽くされ、素早くそして力強く動く蔦によってずっとイカされ続けている女性がいなければの話だが。

「〜〜!!ッッ〜〜♡〜〜!?〜〜!!プッハッ助けっ…イギュッァァァ!?〜〜!!んんっ♡〜〜!?!!」

「ザラ…キ?」

ザラキは体のほとんどをツルにより凌辱されながらも、必死に足掻いていた。

「んん〜!!んんっ!!ん…〜〜♡!?!?」

彼女は全身を蔦でなぶられながら、少しずつ上へ上へと連れられていく。

頭に被さった花弁からは強い媚薬成分を持つ媚薬の純液が浴びさせられており、漏れ出した原液が体を伝うたびに体を痙攣させる。

絶え間なくイッているらしく、もはや意味のある言葉は喋られなくなっていた。

痙攣してイクだけの人形となったザラキは上へ飲み込まれ消えていく

「あ、おい待て!ザラ…へびゅっ!?」

「カヒューカヒュー…あれはザラキか?それにフレデリカもあの蔦に絡まれて…私たちがオーガのオナホ、あいつらが文字通り花の苗床…どちらがマシだったなんていえないが…ッ♡…フウッフウッ…らしい結果になったのかもな…」

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