呪術・呪詛
呪術には生命を使った物も存在する。これらの多くはその生命の持つ感情に方向性を持たせ、更に敵性異能粒子を活性化させる事で行使が可能となる。
これは一種のエネミー化技術である。
エネミー化の方法を再現性を持たせる事によって、エネミーの特徴も似たようなものになるのだ。
この技術を"呪詛"と呼ぶこともある
犬神や蠱毒といった他の生命を使う場合は、完全にエネミー化させてその感情の矛先を呪いたい相手に向ける。
自分がその身を以て使用する場合、体内の敵性異能粒子を意図的に活性化させる事で相手を害するような異能を持ったエネミーに近付いていく。
当然使えば使うほどエネミーになる。エネミーにならずとも、身体が持たずに死に至るケースもある。人を呪わば穴二つというものだ。