半魚人のアサシン
【元ネタ】ハワイ神話・民話
【クラス】アサシン
【真 名】ナナウエ
【性 別】女性
【身長・体重】150cm・42kg
【外 見】背ビレと尾ビレを覗かせる少女
【属 性】混沌・悪・地
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:A 魔力:D++ 幸運:E 宝具:B+
【クラス別スキル】
狂化:D+
「狂戦士」のクラス別能力。
筋力と耐久のパラメーターをランクアップさせるが、言語能力が不自由になり、複雑な思考が難しくなる。血の匂いを嗅ぐことでランクが一時的に倍加する。ナナウエは英霊としての特性として、必ず狂化のスキルを保有する。
気配遮断:C
「暗殺者」のクラス別能力。
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。
完全に気配を断てば発見する事は難しい。…が、血の匂いを嗅ぐとランクが著しく低下する。
【固有スキル】
鮫神の祝福:B
父である鮫神・カモホアリイの祝福。神性の亜種スキル。
身体能力に関係するステータスの上昇、水中における行動のボーナス、魚類に対する指揮特権など効果の範囲は多岐にわたる。ただし、ランクが高すぎると精神に異常をきたす。バーサーカーのクラスで召喚された場合はAランク。
変化:C
文字通り「変身」する。ナナウエの場合は身体の一部を鮫に変化させるほか、背ビレと尾ビレは常に顕現している。ランクが低いため、出し入れのコントロールは難しい。
異形の大口:A
ナナウエの代名詞とも呼べる身体的特徴。背ビレを二分するように開いた大口。
基本的には閉じているが、背後からの攻撃を察知して迎撃を行なう。また、生半可な宝具では傷一つ付かないほどに硬く、靭やか。
【宝具】
『禁足領域・海中神殿(カプ・ヘイアウ)』
ランク:B+ 種別:結界宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:50
カプ・ヘイアウ
ナナウエが身を潜めていたマクア洞窟の逸話が昇華された宝具。
背ビレの大口から大量の海水が発生し、周囲一帯を水没させる。吐き出された海水は「海のテクスチャ」として機能し、空間に直接固着するため、何処かへと流れ去るということはない。
『鱶隠し(マクアヒネ・マカナ)』
ランク:C 種別:対人(自)宝具 レンジ:1 最大捕捉:無し
マクアヒネ・マカナ
背の大口を隠す為に母カレイが授けたマント。このマントを羽織っている間、ナナウエの属性・スキルを含んだステータスの類は表示されない。また、明らかに隠れきっていない背ビレなどについても認識阻害が掛けられている。
【解説・人物像】
ハワイの神話や民話に登場する半人半鮫の少年"ナナウエ"。
美しい女・カレイに恋した鮫神のカモホアリイは人に化け、彼女との間に子を授かる。ナナウエと名付けられた子供の背中には異形の大口があり、成長と共に牙が生え揃っていく大口をカレイはタパ布のマントで隠した。
カモホアリイはカレイに"ナナウエには決して肉を与えてはいけない"と言いつけたが、ナナウエは両親が目を離した隙に動物の肉を食べてしまう。血の味に魅入られたナナウエは人間を襲うようになり最後は討伐された。
基本的には快活で幼気な少女。父から授かった鮫の牙があしらわれたマカナと母から贈られたマントをこれ見よがしに自慢する頭の弱い子である。しかし、戦闘時に血の匂いを嗅ぐと一変、荒々しい狂戦士のような攻撃性を表面化させる。
聖杯にかける願いは「家族でお腹いっぱいご飯を食べる」である。