【閲覧注意R18】半冷半燃BAD(洗脳凌辱)

【閲覧注意R18】半冷半燃BAD(洗脳凌辱)

炎司あへあへ推進委員

それは烈火のような激しい怒りの感情だった。それは君自身が最も醜いと思う感情であった。それは君にとっての象徴であった。


怒り、憎しみ。

それは父の炎そのもの。

怒りの象徴、怒りの炎の具現。

それが、君にとっての轟炎司であった。


ああなりたくなかった。だから、君は幼い頃から感情を凍てつかせて生きてきた。腹の底に煮えた鉛のように溜まっていく憤懣やるかたない思いを閉じ込めて、溢れぬように凍らせていた。


“蒼炎”の事件の後、傷を癒やした君とエンデヴァー…君の父親、轟炎司は二人だけで実家に戻ってきていた。

話がある。そう言ってかつて反吐を吐く思いをした思い出の鍛錬場に向かう間、炎司は黙って君のあとをついて歩いた。


「何でだ?」


実家の道場に響いた声音は、君の燃え上がるような心境に反してひどく冷え冷えとしていた。


「何で、動かなかった?守らなかった?」


君に問いかけられた炎司は鍛錬場の入口に立ちすくみ、口を引き結んでいる。垂らされた両腕の握りしめられたごつごつとした大きな拳が小さく震えていた。


「また動けないのか?情けねえな」


炎司は動かなかった。そう、父は、エンデヴァーは動けなかった。君の兄さんがヴィランに襲われた時。蒼炎が死んだ兄だと知らされた時。エンデヴァーは動けなくなっていた。君が共闘を乞うても動かなかった。


「氷結くん時も!蒼炎の時も!俺、動けって、守ってくれって言ったよなぁ?!」


君に怒鳴られた炎司がたじろぐようにその肩を揺らした。うつむき、唇を震わせながら何かを言おうとしている。

か細く吐き出されようとした炎司の声を遮るように君は鋭く言った。


「もういいよ、お前…」



A【跪けよ】


B【謝れよ】



───────────

【A】


轟炎司は君の前で跪き、頭を垂れた。ちいさく、唾を飲む音が聞こえた。怯えているのだろうか。

パンッと乾いた音を響かせてその頬を打つ。逞しく、大きなその体が揺らぐ事はなかったが、君はそんな事を気にしちゃいなかった。


「……ッすまなかったと、思っている」


苦しげにそう言う炎司に君の腹はぐらぐらと煮えくり返っていて、君の頭は恐ろしく冷え切っていた。


「謝罪なんて要らねえ、必要ねえ、意味がねえ。お前の言葉なんてあてにならないからな。」

「………ッ」

「見ていてくれ?見てたよ、ずっと!何てザマだよ!なあ?!」


君を見上げる炎司の顔は、あの日蒼炎を見上げる炎司の顔そのままだった。怯え、狼狽え、憔悴し、絶望している。


「その、すぐ頭真っ白にすんのやめろ」


君は炎司の髪を引き掴み、顔を近づける。まるで唇が重なりそうな近さだ。双方色の違う君の瞳が炎司の薄青色の瞳を睨めつける。


「お前、もう何も考えるな。もう、わかってるだろ?お前はいつも間違える。空回りする。お前がお前として振る舞うだけで、みんなが不幸になるんだよ。」


弱々しい声で、炎司は君の名を呼んだ。君はその懇願を聞き入れてやらない。ゆるしてやらない。


「これからは、俺だけを見ていろ。俺が道を照らす、俺が前を歩く。お前は俺に従ってろ、もう余計な事は考えんな。無駄だ。俺が、見ていてやるよ。だから、もう俺だけを見て、俺の声だけを聞いていろ。…わかったか?」


薄青の瞳を揺らしていた炎司は、きゅっと眉根と口許を歪めていたが、項垂れるようにこくりと頷いた。

君はそれに頷き返すと、炎司の顔の前でズボンの前をくつろげてイチモツをさらす。

驚愕したように瞳を見開く炎司の髪を引っ張って鼻先にイチモツに近づけながら、君は


「しゃぶれよ」

「なっ?!あっ、そんなこと…ッ」


君の名を呼び眉尻を下げて怯えた瞳を向けてくる炎司に、君は首を横に振った。


「言葉だけじゃあてにならないからな、躾けてやるよ、親父。ほら、しゃぶれよ。俺が言ってるんだ、しゃぶれ。」

「───ッ!」


君の言葉に、炎司は悲哀に満ちた表情を浮かべたが、幾度か唇をふるわせたあと、恐る恐るといったていで舌先を君のイチモツにつんと伸ばしてくる。

観念したように眉根を寄せ瞳を伏せた炎司が拙い仕草でちろちろと君のイチモツに舌を這わせている。


ぴちゃぴちゃと、静まり返った鍛錬場に卑猥な音が響いている。君に奉仕を命じられた炎司は懸命に君のイチモツを舐め、唇で愛撫しようとしていたが、正直下手くそであんまり気持ちよくない。

君は苛々して、炎司の髪を掴むとイチモツの先端をむちゅと炎司の唇に押しつける。


「いつまで舐めてんだ、しゃぶれって言ったろ?」

「厶…し、しかし、──おゴォ?!」


有無を言わせずイチモツを口に捩じ込んでやる。うなじまで顔を真っ赤にした炎司が狼狽える事も気にせず、君は軽く喉を突いてやる。


「歯、立てんなよ?」

「ん゙、厶ゥ゙……ォ゙ んン゙ッ!ンッ」


君を傷つけまいと言われた通りにする炎司の上顎を擦りながらピストンを繰り返す。君の腰に縋りつく大きな手がじっとりと汗ばみ、ビクビクと震えていた。

炎司の喉は熱く君のイチモツに絡みついては、異物を吐き出そうという無意識の喉のうねりで君を愉しませる。

君は熱い滾りを炎司の喉奥に流し込んでは、せき込みえづく炎司をその場に転がして、イチモツが回復すればまた炎司の喉にそれを突き入れた。

何度も、何度も、君はそれを繰り返す。


「んアッ、ア゛、おォ゛ェッ…!ォ゛…ッ!」


熱が籠もり、パチ、と赤い髪から小さな火が熾る。ヘッヘッ、っと熱い吐息をこぼす炎司は、顔も、服もドロドロになりながらも懸命に君を見上げる。

炎司の開いた口、舌の上で君が吐き出した白濁がぷつぷつと煮え、泡立っていた。

熱が籠もりすぎていたらしく、朦朧として瞳の焦点があっていない炎司の頭に、君は右手を置くと冷気を放出した。

しゅうしゅうと炎司の頭髪とそこに触れた君の手から白い蒸気が昇っていく。君の冷えた手が気持ちいいのか、意識が朦朧としているせいか、炎司はぼうっとした顔で君の手のひらに、すり、と頬を寄せて表情を緩ませた。

傷でざらついた唇が君の手に触れる。ざらざらした傷の奥で熱が渦巻いていた。


「 」

「 」


熱にうかされたうわ言のように君の名を呼ぶ炎司を、君はその場に押し倒し、服をたくし上げズボンを引きずり降ろす。

何度も何度も何度も何度も、喉を犯される内に、感じていたのか。それとも呼吸困難による生命の危機によるものか、炎司は服の中で既に射精していた。

君は炎司の木の幹ように太い体に跨ると、炎司の熱々の口の中から煮えた白濁を掻き出し指に絡めて、炎司の後孔に触れるのだった。


「心も体も躾けてやるよ、見てるぞ親父。」



──────────

【B】


「すまなかった、本当に…すまなかった、許してくれなどとても言えない…!だが、頼む…っ!償わせてくれ、何でもする!償いになることならば何でも!」


床に額を擦り付けるようにして謝る炎司は必死の形相をしているのだろう、肩を震わせ、声を震わせている。

腕組みをしてそれを見下ろす君は、


「言葉だけじゃもう信用ならねえんだよ。心の底から詫びて貰わねえと……俺の怒りが収まらない。」 

「……っ!ど、どうすればいい」

「そんな事もわからないのか?いや、いい。あんたが自分で考えたらいつも碌な事にならねえ。」


お前はもう何も考えんな。と冷たく言い放つ君に、炎司は瞳を歪ませた。


「服、脱いで裸になって四つん這いになれ」

「なっ!?」

「できないのか?あんたの誠意はその程度のものなのか?」

「わかっ、た…!」


炎司は服をたくし上げ、脱ぎ捨る。分厚い胸があらわになった。ズボンを脱ぎ捨て、太くごつごつとした指が下着にかけられたところで、戸惑うようにきゅ…と拳が一度握られた後、する、と太く逞しい足が抜かれ、生まれたままの姿になった炎司は追い詰められた表情のまま、その場にしゃがもうとする。


「こっちに尻を、向けろ。」


そう命令されて、羞恥と屈辱に瞳を閉じ下唇を噛んだ炎司はこちらに背を向けると尻を突き出すようにして四つん這いになった。

君が炎司の蟻の門渡りから後孔にかけてを指先でつうっと撫でれば、炎司が堪えきれず君の名を悲痛な声で呼んだが、君はそれを制した。


「言葉だけじゃ今までと変わんねえからな、今からあんたの心と体にわからせてやるよ。あんたは、もう何も考えるな。俺を見て、俺に従うんだ。」


ビクリと怯えたように肩を揺らすも、しかし抵抗の意思を見せてこない様子を、君は肯定と捉えた。




「──あア!オ゛ッあ、ァ゛ッ!」


二人きりの鍛錬場に肉と肉が打ち付けられる音と、ずちゅずちゅと粘膜を擦るねばついた音が響く中、炎司の悶える声がもうずっと続いている。

炎司の背中には玉のような汗が浮かんでおり、背を伝い落ちたそれは尻の谷間のくぼみに溜まっている。

ばすっばすっと音を立てて打たれる尻肉の間で君のイチモツを咥え込んだ炎司の後孔は拡がりきり、何度も中に出された白濁が、聴くに耐えない音を立てて泡立ちながら溢れ太腿を伝い落ちていく。


「オ゛ッ!グォッ!ぅ、あっは、ぅ、ヤッ…あ「 」!「 」!アあ゛ーーーーッッ!!」


君の名を必死に呼びながら、炎司は孔をぎゅっと締めてもう何度目かの絶頂を迎えた。ばたた、と炎司のイチモツから吐き出された白濁が鍛錬場の床を汚していた。

君はかつてここの床にゲロを吐くまで鍛錬した事を思い出していた。


「おァ゛ッ?!ア!アッアッ、「 」!たのッアンッッ!たの、むぅ…ッ!は、げしッ!アアッ!はげ、し、すぎる!煮え、にえりゅ…!おか、ひくな、る、アアッアンッ!イ゛ッあ゛オ゛ぅ、ほ ォ゙───!」


腹にわだかまっていた怒りを開放するように腰を振るう。何度も何度も、君を呼ぶ炎司の声。

煮える!などと絶叫する言葉も大げさではなく、無体な仕打ちを重ねられる内に体に溜まった熱が限界を超えつつあるのか、炎司の髪、うなじ、肩、腰、太腿からはちらちらと炎が揺らめきはじめていた。


「個性漏らすほど、イイかよ?」


じゅうじゅうと自らの炎で汗を蒸発させていた炎司の背中に、君はひたりと右手をつけて冷気を出す。ビクン!と炎司の体が強張って、ナカに挿入った君のものをぎゅうぎゅうと腸壁で咬み締めながら、てろりと舌を垂らして炎司は射精を伴わず、再び達した。


「〜~~!〜〜〜〜ッッ♡♡♡」



声にならぬ声を漏らしながら、背を反らす炎司の背に霜が降りて、それもまたじわりと溶けて消えた。

ぎゅうきゅうと縋りついてくる媚肉からイチモツを引き抜いた君は右手で太く長いつるりとした男性器を模した氷を生成し、だらしなくパクパクと白濁を溢れさせていた炎司の孔にそれを突っ込む。


「ホ────ォ?!ンオぉ゛♡ン゙くぅッ♡っくぅぅ〜〜ンッ!ンン゛♡」


突き入れたそばから尻穴の中で溶けて沸騰していく氷を、何度も何度も溶けては凍らせて。凍らせたそばから内から溶けて。

何度か激しく出し入れしてやれば、蕩けきった声をあげた炎司が氷柱を尻で食いしめたまま、へたりと上体を床につける。炎司の太腿から床に伝い落ちた水溜りはまるで粗相でもしたかのよう。

君は炎司の顔の前へ移動すると冷えた右手で火照った頬に触れてやる。熱に浮かされた焦点のあわぬ瞳が涙のかわりにちろちろとしたトロ火を眦にこぼしながら君を上目に見上げる。


「気持ちいいか?親父?ずっと俺のこの個性が欲しかったんだろ、くれてやるよ。見ていてやるよ。だから、俺だけを見て、俺と往くんだ。親父。」


いいな?


君はこれから、この男を支配する。この男を導いていく。この男は間違えてばかりだから、君が躾けて、正していくのだ。



【半冷半燃BAD】END


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