匂い

匂い


「ウタ…ちゃーん!その荷物はそっちね!」

「あ、はーい。」

エレジアの港に停泊している連絡船の貨物室で、ウタは二人の船員の手伝いをしていた。

今の時期は夏に該当し、他の季節より蒸し暑く汗で肌にへばりつくシャツがうっとおしく感じる。

「ふぅ…」

ウタは額の汗を腕で拭いながら物思いにふける。

父に置き去りにされ、このエレジアで元国王のゴードンと共にこの島で暮らしながら、世界一の歌手にすると言われ10年以上もレッスンを続けていた。だが、未だにその歌声を外の世界に披露する機会に恵まれず次第に意義を見出せなくなり、幼馴染との誓いも薄れていく恐怖に駆られていた。


いっそこの船に潜り込めば…


薄れゆく幼馴染との思い出と外の世界に出たい渇望にウタの思考が埋まっていく。

「ウタ…ちゃん、休憩だよ?はいジュース冷えてるよ。」

「わひゃッ⁉︎あ、ありがとうございます…!」

突然後ろから声をかけられたウタは、驚きながらも船員が持ってきたジュースを受け取る。


馬鹿なことを…


冷えたジュースを飲みながらウタは思考が冷静になっていく。


仮に外に出れたところでその後の生活はどうする?

頼れる人はいるのか?

そもそも…どこへ行くというのか…?


結局力のない自分には何もできないことを思い知り暗くなる。

「ルフィ…」

ウタは、左手のアームカバーに描かれたかつて幼馴染から受け取った新時代の誓いのマークを見つめる…

「大丈夫ウタ…ちゃん?」

「ッえ?あ、はい大丈夫です。続けてください。」

「そうか?ああ、それでよ〜…!」

ウタは心配する船員たちを誤魔化した後、話の輪に戻った。

この時間がウタの楽しみだった。自分が知らない外の世界のことを知れるから。

それに…

「ウタ…ちゃん?あのさ、もしかして俺たち汗臭いかな?」

頬をポリポリかきながら様子がおかしいウタに対し、船員が話しもう一人の船員もウタに顔を向ける。

「あ、いや全然大丈夫ですよ!むしろ心地よいというか…ッあ!」

「え?」

ウタはうっかり話してしまい焦る。あまり風呂に入れない船での生活をしていた頃のシャンクスたちを思い出すからだろうか…この男の汗や体臭の匂いが心地よかった。ゴードンは綺麗好きであったためそこまで匂うことはなかったが、船員たちとの手伝いをしているうちにこの懐かしい匂いが脳裏に染み付いていった。

「ふーん、そうなんだ…なぁウタ…ちゃん?よかったら、もっと近くで嗅いでみるかい?」

船員はつい悪ふざけで言ってしまった。流石にまずいと思ったが、ウタは拒絶することなくその提案を受け入れその匂いに引き寄せられるように男の腕に手を添え匂いを嗅ぐ。

「スゥー…ハァー…すごい、いい匂い…」

鼻腔から伝わる刺激的な匂いにウタはとろりとした顔をする。

もっと…もっと嗅ぎたい…!

軽く理性が飛んで男の胸に抱きつくように匂いを嗅ぐウタを、船員は彼女の背中や肩を撫でながらウタの頭の匂いを嗅ぐ。

「あ…ふぅ…ヒャンッ⁉︎」

身体に伝わる心地よい感触と匂いに思考がとろけていると後ろからもう一人の船員に胸を鷲掴みにされた。

「ハァ…ハァ…ウタ…ちゃん、俺もう辛抱できねぇッ…!」

「ふぇッ…ん⁉︎チュプ…!」

その様子に我慢出来なくなった船員がウタの唇を奪う。

クチュッ…チュプ…

口内から響く官能的なメロディがウタの脳を犯す。

何これ…気持ち…いい!汗くさぁい…♡

口と胸の刺激だけでなく、二人の船員から伝わる匂いにウタはとろける。下腹部からも熱が生まれまるでサウナに入ってるようだ。

「フゥ…スゥー…!ウタ…ちゃんも汗臭くていい匂いだ!」

船員から突然自分の匂いのことを言われ、赤面しながら抗議しようとしたら再び唇を奪われ黙らされる。

「んん〜⁉︎んちゅッ…れろぉ…ふぁッ⁉︎」

全員とのキスに夢中になっているうちに後ろの船員がウタのズボンをずり下ろす。ウタの女からはトロトロの体液が垂れていた。

「ふぁああ…やめぇ…⁉︎」

とろけきった舌と内外の熱で朦朧として呂律が回らない。もう一人の船員はそのままウタの股に顔を埋め匂いを嗅ぎながら舐める。

「んぁああぁんッ⁉︎らめぇッ…嗅がないでぇ〜ッ⁉︎わらひのはずかしい匂い嗅がないでぇえええッ…!」

ウタは、恥ずかしさのあまり前の船員の胸に縋って顔を隠す。顔が男の体臭に包まれそれだけでイキそうになる。

「そうか…?ならこっちも恥ずかしい匂い嗅がせてやるよウタ…」

男はそう言うと突然立ち上がり股間をウタの顔の前に向けるとズボンを下ろした。

ブルンッ!ムワァ…

男の欲望が突然ウタの目の前にそそり立ち、汗と蒸れた匂いが鼻先に充満した。

「ふッふぁあああッ…⁉︎なにこれ…なにこれぇ…⁉︎大きい…⁉︎んぶぅッオ"ォッ⁉︎くっさぁッ…!オスくさぁい…♡イ…イっちゃう…匂いだけでイックううぅううッ…⁉︎」

男に頭を押さえられ自分の鼻の下に欲望を擦り付けられながらウタは濃厚な匂いに意識が飛びかける。

「なぁ…?もしかして今まで俺たちとの作業の後、一人で盛ってたんじゃねえのか?ん?」

欲望をウタの顔に擦り付けながら船員はウタに尋ねる。

「んオ"ッスゥー…あっはぁ…くっさぁ…♡ふぁい…そうれす。おにいさんたちのぉ…匂いにぃ…興奮してぇ…お手伝い終わった後部屋で慰めてたんれすぅ…!わらひぃそれだけが楽しみでぇ…いつもおにいさんたちのお手伝い楽しみにしてたんれすぅ…!」

それを聞いた船員は内から湧き上がる劣情に突き動かされるままウタを仰向けにした。

「ふぇ?なに…ウゴォッ⁉︎」

船員は仰向けにしたウタの顔の前に立つとそのまま顔を掴み美しい歌声を響かせる口と喉に膨張しきった欲望を迷うことなく叩き込んだ。

「ウゴォエエェッ⁉︎ムゴゴゴ…!ゴボォオオオッ⁉︎」

ピストンされ突き入れられる度に伝わる喉の圧迫感と舌の感触、そして鼻先に当たるパンパンに〇液を溜め込んだ金〇袋のむせかえる匂いに反応するようにウタの女から大量の体液がビュッビュッ!と噴射する。

ウタの女を弄っていたもう一人の船員は、船員から指示を受けると無言でズボンを下ろし船員と同じサイズの暴力的な欲望をウタの女に突き入れた。

「ンゴオオオォッ⁉︎」

身体の上と下を両方串刺しにされ、全身から伝わる苦しみと快楽にウタは声にならない悲鳴を上げる。交互に突き入れられる度にウタはビクンビクン!とひっくり返ったカエルのような姿で痙攣する。

「ゴォッゴボォッ⁉︎オゴッゴゴゴォッ!オ"オ"ォッ…⁉︎」

「なははは!カエルみてーだぞウタ?…なぁ?このままこの船に乗っていかねぇか?俺たちがたっぷり可愛がってやるよ?」

それを聞いたウタは快楽に支配されながら自分の虚無のような生活を振り返りながらその提案を受け入れかける。だが、ふと視界に映った大切な幼馴染との誓いのマークが目に入り、ハッとする。


そうだ…!オ"ッ⁉︎…アイツ…との…ンオ"ッ⁉︎…約束が…!


ウタは最後の力と理性を振り絞り涙目で首を横に振ろうとする。だが、喉奥まで突き刺された欲望でうまく振れない。そして僅かな動きでウタの意思を感じた船員は、最後の一押しとばかりに喉奥まで入れた後、金〇袋を仰向けのウタの鼻の上に乗せて固定した。

息ができず鼻の上にずっしりと乗せられた金〇袋の匂いを直に嗅ぎ、ウタは脳内が破裂する感覚に襲われ欲望が出し入れされている女の部分から大量の体液が溢れてきた。


ン"オ"オ"オ"オ"オ"ォッ⁉︎やめれぇ…!くるひい…⁉︎オスの匂いしゅごいいいいぃッ⁉︎らめぇ…⁉︎これ以上溢れないでぇ…⁉︎オ"オ"ォっ⁉︎アイツとのぉ…ルフィとの約束まで…溢れちゃうのぉおオ"オ"ッ!!

らめぇ…もうらめぇ…!イグッ…逝グうぅうううぅうぅッ!!


「ウオオオオッ⁉︎イク!イクぞぉウタぁッ!何もかも忘れてイケぇッ!!」

二人の船員はウタの顔と腰をがっしり掴んでラストスパートをかける。

ウタは白目を剥いてガクガクと痙攣しながら全てを受け入れるように腕と足で二人の船員の腰をガッチリと掴んで離さない。既に陥落してるのは誰の目にも明らかだった。

「ウォオオアアアアァッ!!!」

ドビュルルルッ!!ブボボボボビュッ!!

「ンゴオオオオボェエエエエェッ!!!???」

ウタの身体の中に濃厚な白い欲望が注ぎ込まれ、ウタはその全てを飲み干した。

「カヒュー…カヒュー…ゴボォッ…ゲホッ…」

全てが終わった後ウタは近くの木箱にうつ伏せに倒れ込み呼吸を整える。

ズリュウッ…!ズリッ…!

二人の船員は、そのウタの尻の左右の膨らみにそれぞれのまだおさまり切らないウタの体液まみれの欲望を擦り付け始めた。

「んぁあんッ⁉︎あつぅい…!すりこまれてるぅ…!わらひのぉいやらしいメスの匂いとおにいさんたちのオスの匂いが混ざったえっちな匂いをお尻にすりこまれてるよぉおおお…!」

尻に伝わる熱と鼻先まで伝わる匂いを感じ取りウタの女からまた体液が溢れる。

その時ウタの脳裏から大切なものが流れ落ちた気がした。


あ…流れ…た…流れちゃ…たぁ…あははは…もう…どうでもいいや…


「なぁウタ…返事は?」


船員からの質問に、ウタはとろけきった笑顔を向けながら片足を木箱に乗せ両手で女の門と後ろの穴をそれぞれ広げて返事をした。

ウタの答えを受け取った二人の船員は前後の穴に欲望を突っ込んだ。

「ンオ"オ"オ"オ"オ"ォッ!!」


その日を最後にウタはエレジアから姿を消した。

「…ーい、おーいウタ?大丈夫かー?」

「オ"ッ…クゥ…ふぁ…ルフィおはよ…」

ペチペチと軽く頬を叩く感触でまだ余韻が残りながらもウタはサニー号の自室兼防音室で目覚めた。

「録画…ちゃんと出来てる?」

「ん?ああ前のように特にへんなところ弄ってないから大丈夫なはずだけどよ?」

ウタはルフィに質問しながら、ルフィたちについて行く前にエレジアで拾ったSSGと書かれたウタワールドの映像が映る電伝虫一匹とその映像を記録する位置に置いた映像記録電伝虫一匹を並べたテーブルを見て記録された映像を確認する。そこに映った船員二人の顔はルフィそのものだった。

一人は本物のウタワールドに取り込んだルフィの意識、もう一人はウタウタの能力でウタワールドで作り上げたルフィそっくりの分身だったのだ。ルフィにも楽しんでもらおうとルフィの指示で動くようにし、ルフィ本体と感覚も共有できるよう仕込んであった。

「(そういえば映像記録する方の残ったデータ確認してなかったな…?まぁいいか。)」

ウタは、ボーッとする頭で関係ないことを考えながら無事に録画できたことを喜ぶ。コレでルフィとのプレイや一人で慰める時のおかずとして使えるからだ。

今回いつもとは違うプレイだった分、体力の消費が激しく感じた。今後改良を加える必要があるだろう。

「なぁウタ…さっきのことだけどよ…お前…俺たちとの誓い…」

ルフィが暗い顔をしながらどうしても聞きたかったことをウタに尋ねる。

ウタは安心させるようにルフィの頰を撫でながら話し出す。

「安心してルフィ、今も忘れてないよアンタとの誓い。でもね、あの島での生活で迷いが生まれてたのは事実なんだ…あ、船員のお兄さんたちとは何も無かったよ⁉︎安心して!それでストレス発散でたまにあんな感じの妄想しちゃって…エッチな娘だねあはは…今でも心のどこかにしこりが残ってて、早いうちに発散したかったんだ。」

ルフィの頬や頭を撫でながら、ウタも若干暗い顔で答える。

「それで今は?誓いはどうなんだウタ…?」

「うん大丈夫…!誓いは忘れてないし今回ので踏ん切りがついたよ完全に!歌を世界に届けるためにもあの島での12年は絶対無駄にしないしシャンクスもぶん殴って事情を聞かないとね!」

ニカッと太陽のような笑みを浮かべて宣言するウタにルフィは安心する。

「ところでルフィ〜?ウタワールドだからって無茶しすぎよ!死ぬかと思ったわよ?まぁすっごい気持ちよかったけど…もしかして私のセリフに嫉妬しちゃった〜?」

「う"ッ⁉︎ご、ごめんウタ…!」

謝るルフィに手を伸ばし眠った後部屋を汚すのを防ぐ目的の薄いゴムを身につけたルフィの欲望に手を伸ばす。

「フフ…思い出しちゃったのかにゃ〜?ガチガチじゃな〜い?あぁん…先っぽもこんなに溜まって…いつもの2倍出ちゃってるじゃん♡分身使ったプレイが良かったのかな?」

ウタはルフィの欲望を扱きながらぷっくり膨らんだゴムの先端をもう片方の手でプニプニと触るとズリュウ!とゴムを外す。

「あぁんくっさぁい♡蒸れ蒸れのオスの匂いまみれのルフィのオ〇〇〇…!リアルも最高…!あぁ〜ん興奮してきちゃった…!」

ルフィの欲望に頬擦りしながら匂いを嗅ぐウタは、欲望を扱きながら片方の手でトロトロになった自分の女の部分を弄る。

「う"あッ⁉︎…フゥーッ…フゥーッ…!ウタ…なぁ…いいか?」

「ウフフ…いいよぉルフィ…おいでぇ…?私のいやらしい女の穴にぃ…ルフィのオ〇〇〇突っ込んでぇ…!リアルでも私をめちゃくちゃに犯してぇえええッ…!」

尻を突き上げながら両手で広げられたウタの女の門にルフィは自分の破裂しそうなほど膨らんだ欲望を突っ込むのだった。

※原作軸で、エレジア事件から12年後にエレジアでルフィと再開したウタが一味入りした設定です。新型電伝虫は一個しか拾えずルフィとの再会直前に映像記録電伝虫を拾い中身を確認しないままだったので真実は知らないまま配信活動もしてなかった設定。

Report Page