初音ミク〔オルタ〕: のマテリアル
※このマテリアルには独自解釈や独自設定や捏造設定が多分に含まれます、閲覧には十分注意して下さい。
[マテリアル]
真 名:初音ミク〔オルタ〕
クラス:アヴェンジャー
性 別:女性
身 長:158cm
体 重:42kg
好きなもの:あの人(初音ミク〔オルタ〕のセカイの持ち主と推定)、現実の受容、懺悔
苦手なもの:夢の追求、音楽、私のような存在
天 敵:自分自身
出 典:史実、サブカルチャー、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』、『想奏響鳴都市 シブヤ』など
地 域:日本・シブヤ/『渋谷』
属 性:混沌・善・人
一人称:私(あたし)
二人称:〇〇ちゃん〔男女共用〕
三人称:〇〇さん
[概要]
人類史から音楽文化が抹消され、夜の渋谷が怪物の巣窟と化したシブヤ特異点を作り上げた黒幕。元々はとあるセカイの初音ミクであり、彼女はセカイの持ち主と共に同じ道を時に迷い時に導きながら歩んでいく筈だった。だが別れの言葉すら言えずに、その道は永遠に断たれてしまった。『本当はあの人に寄り添えていなかったのではないか』、『夢を追うという名目で無茶するあの人を見逃していたのではないか』、脳裏を巡る無数の後悔が彼女の存在定義を少しづつ少しづつ根底から捻じ曲げていく。持ち主の帰らないセカイでの慟哭の日々は彼女を凶行に走らせるには十分すぎた。実のところ、この特異点が贖罪ではなく単なる自暴自棄でしかないことを彼女自身は心の底で気付いる。引導を渡すためにも彼女を討伐することが何よりも重要であろう。
[真名]
とあるセカイの初音ミク…だった存在。その時の名前は既にない。
[容姿]
ボロボロなセーラー服を纏った陰鬱な雰囲気を漂わせる少女。髪の毛は黒ずみ、肌に生じたひび割れから機械の素体が見え隠れし、全体的に不気味なノイズが走っている。初音ミクが持つ音声合成ソフト…即ち"機械"としての属性を誇張したような風貌は、初音ミクやセカイのミクを知る人が見ても彼女をミクだと判断できないだろう。
[ステータス]
筋力:E
耐久:A
敏捷:C
魔力:A+
幸運:-
宝具:EX
[クラス別スキル]
復讐者:B+
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。夢を追う者からのヘイトを買いやすく、特攻対象になってしまう。
忘却補正:EX
アヴェンジャーのクラス特性。
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。
自分自身を単なる機械に貶めたアヴェンジャーはあらゆるデータを消去できず、あの人と過ごした日々の記憶という名の檻(セカイ)にいつまでも囚われ続ける。
自己回復(魔力):A
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
魔力を微量ながら毎ターン回復する。
宝具で夢と音楽がもたらす力を簒奪できるためか、最高クラスの魔力回復量。
[保有スキル]
陣地作成:EX
本来はキャスターのクラススキル。
宝具として持つ領域が該当しているのか、評価規格外となっている。
虚無の音色:EX
『可能性の光』の派生スキルであった、『未来の音色』がアヴェジャー化に伴い攻性スキルに反転した物。実現可能だった夢を現実という名目で取り上げ、実現不可能にしてしまう悪夢の導き。特に多感な思春期の子供に対して強烈な特攻スキルとなる。如何に善意の所業であろうと、取り上げられた側からすれば悪意と何ら変わらない。
歌唱:-
もう声は届かない。
他己変革: -
もはや道は絶たれた。
[宝具〕
『夜嵐吹き惑う極夜にて、ただ独り届かぬ星を見る(Untitled)』
ランク:EX
種別:対界宝具
レンジ:-
最大補足:-
未完の楽譜。星亡き夜空。
肥大化したアヴェンジャーの慙愧で塗り潰された固有結界『セカイ』の成れの果て。曲を通して他者との縁を繋ぐのではなく、曲を奪い他者との縁を絶つ侵食固有結界。その正体は夢や音楽に関する概念を強制的に奪いさる"奈落の虫"に類似した虚空領域であり、彼女を討伐することでしか奪われた夢や音楽を真の意味で取り戻すことは出来ない。『セカイ』の持ち主達が抱える苦悩を『夢を追う理由』を取り上げて強引に解決したり、本当の想いを奪うことでヴァーチャルシンガー達を彼女の手駒に貶め使役することすらも可能。
極夜に惑う人形が、今も灯を待っている。