初めてを散らすナンジャモ
愛撫されてジタバタ暴れているうち、脚の間に触れる妙な感覚に気づく。
「こ、これって……」
若くしてジムリーダー+ストリーマーとして精力的に活動してきたナンジャモは、知識としてはあれど経験はない。
はじめて生で見る雄の性器、太ももに触れた温かいものをそれと同じとは考えたくなかったが現実は厳しい。
「ま、待とうか!ぼくらは異種族だし絶対入らないからさ!」
洒落にならない事態、腹の毛が触れるほど身体を沈めてくるルガルガンに必死に押し返そうとするが力と体重のあわせ技で敵うわけがなく。
愛撫で湿らされた性器の入り口にあてがわれ絶対絶命。
脚の間にルガルガンの後ろ足があり閉じることすらできず。
「ひぎゃん!?」
破瓜の痛みを感じる間もなかった。ぬるりとした犬の長い性器が一気にナンジャモの膣壁をかき分ける。
身体を貫くかのような衝撃、一瞬で意識が飛びかけて。
「苦し、やめぇ……!」
にちゅ、ぬちゅと小柄な身体側を動かすかのようにゆっくりとピストンが始まり。
ナンジャモの"メス"としての身体はしっかりとルガルガンの性器に合って変形をする。
圧迫感に苦しくも表面の凸凹は丁寧に膣壁を刺激してしまって。
「んうっ激し……」
分泌されていく愛液、滑りが良くなった身体を楽しむかのように徐々に腰の動きが速くなる。
ぴちゅ、ぱちゅと水の音が響きゆさゆさとナンジャモの身体が揺すられる。
眼の前には恐ろしいルガルガンの顔と空。整えたツートンカラーの髪はボサボサと顔に被さっているナンジャモの痴態ははっきりと撮影されていて。
ずぷっ、一段と奥まで挿し込まれたところで動きが止まる。
「まさか……?」
嫌な予感ばかりが当たる、これもまた例外ではなく。
どぷ、どぷどぷと。小柄な身体には不釣り合いなほどの温かいものがナンジャモの下腹部を満たして。
「グルルル……」
「あう……」
ずぽんと抜けると溢れ出す赤混じりの白濁液。
満足し去っていくルガルガンと、初めてを奪われたショックやらなんやらで放心状態のナンジャモ。
その姿をくるくるとスマホロトムは配信し続ける……