冠位人形師、堕ちる

冠位人形師、堕ちる



「んっ、ちゅっ❤ちゅるぅ、れる…るれぉ❤」

深夜、静かな建築デザイン事務所「伽藍の堂」内に淫靡な水音が響く

「ん、んぅ…❤じゅる❤じゅるるるる❤️」

「あっ…橙子さんっ…ソレいい…」

「ん…❤」


事務所内の社長イスの上、本来なら社長である蒼崎橙子が座しているハズのイスの上でその蒼崎橙子から「ご奉仕」を受けている男がいた。手の甲に聖痕を携え端正な顔つきにガッシリとしていて所々に傷跡が見える逞しい肉体、銭湯にでも居れば人目を引くこと間違いなしであるような風体だが今何よりも目を引くのは彼の股ぐらに在るその剛直である「ビキッ…ビキビキ」と血管が張り詰め黒く淫水焼けした”雄”を象徴するような、凶器といっても差し支えのないイチモツ。見えているだけでも30cmは越えているソレを「じゅぶ…❤ちゅっ❤じゅるる…❤」と丁寧に慈しむ様に舐めているのは《冠位人形師》蒼崎橙子である。彼女について詳しく知っていれば卒倒してもおかしくない光景だが渦中の2人はまるでソレが当たり前であるかな様に振舞っていて…


「ヤバい…橙子さん!射精っる…」

そう言うと、青年は魔術師の頭を掴み抱え込む様にして押さえつけると

びゅぐっ❤❤びゅるる❤どぎゅ❤びゅるるる〜っ❤


「んぐっ!❤んんっ!❤」


ドボドボと彼女の体内に大量のザーメンが注入される。

一滴もこぼさぬように器用にソレを飲む込むと

「ぶっふぁ❤」と口を開けて全て飲み干した事をいつも通りに報告する

「相変わらず君のザーメンは凄いな❤内包されている魔力も尋常じゃないし…❤黄ばんでいて…❤スンスン…はー❤匂いもすっごいし❤ほとんど固形物みたい❤しかも…あれだけ出したのにまだまだヤル気満々みたいだしね❤この後のビッグイベントが待ちきれないかい?❤」

と、当たり前の様に日常会話を始め、これが彼らにとって日常であることが分かる

「えぇ…そりゃもう…アナタと式と彼の関係を聞いた時からずっとコレについて考えていましたから」

「…っ君がこの世界に来てから2週間…そんなに前から私に目をつけてくれていたのかな?❤スゴく…嬉しいよ♥️」

そう言うと橙子は彼の耳に「ちゅっ❤」と口付けをし照れているのかクスクスと笑う、立香も「愛してるよスカーレッド…」と口付けを返す、ちょうどその時階段の方からカツンカツンとブーツの当たる音がした、間もなくして扉が開くと


「スン…❤うっわぁ❤もうおっぱじめやがったのかよ…❤少しは待ちきれなかったのか…?❤」

と猫の様な仕草で窘めるのは直死の魔眼の持ち主である両儀式、とはいえその声色には咎める様な気配は無く「いつもの事だから仕方ない」といった風だ

「式、早かったなちゃんとアイツは呼んできたか?」

「こんなのよゆーだって一体全体こんな事でどうしくじればいいんだよ」

「そう、それは良かった」

「…ていうかさ少しくらい盛るの待てないのか?どーせお前から立香を誘惑でもしたんだろ?」

「む…❤それは違うぞ式…私は立香が、もう待ちきれないとばかりにギンギンに勃起していたから仕方なくだな…」

「は、どうだかね。そういう体で立香に自分を襲わせ…」

少しずつ熱を帯びていく議論を見てすかさず青年が

「ストップ!ストップ!待ちきれずに橙子さんにお願いしたのは俺だからさ!式もあんまり怒らないでって!」

慌てて仲裁に入ると

「ん…❤それならそれで良いんだけど…❤」

先程までの圧は何処へやらアッサリと身を引いてバツの悪そうな顔をする式

「ホラな、言った通りだろ?式これからは…」

「橙子さんもですよ!さっきの式を怒らせる為にからかってたでしょ?あんまりこういう事し続けるなら暫くチンポはお預けですからね!」

「んむぅ…❤分かった…君が言うなら仕方がないな❤」

と、事もあろうにこの世界屈指の実力者である2人が青年に軽く諌められただけで素直に従っているのだ、これが青年以外であればまず命は無いであろう問答を終えて”この後”の為に準備をしていると

「コツンコツン」と先程とは違い革靴を履いた者が階段を上がってくる音が聞こえる

直ぐに照明を消してその訪れを待つ


ガチャリとドアが開く


「橙子さーん!来ましたよー!用事って一体なんなんですかぁ」

と言いながら男が1人部屋に入ってくる

「あれ、待ち合わせって今日だよな…電気ついてないけど…」

ブツブツと呟きながら電気をつけると

バシュッ!

男の前で魔術が炸裂する

───────​───────​───────​─


「ん…うう…」

黒桐幹也が目を覚ますと…


「あぁあっ❤スゴイっ❤ぞっれぇ❤はいっちゃダメなっ❤とこ、ろ❤にぃ❤はいってぇ❤るぅぅっ❤だずげっ❤てぇ❤とう、こ❤」

「うっわぁ❤スッゴイなコレ❤もう他の雑魚オスのじゃあ絶対に❤満足出来ないんじゃないか?♥️」

彼の前では自分の想い人と尊敬する人が1匹のオスと獣の様にまぐわっていた否、比喩ではなくそれは正しく獣の交尾であった

式は後背位で押しつぶされる様に犯されていて橙子は立香の乳首を責めながら「でぇろぉっ❤」と少し離れた位置にいる自分にまで聞こえてくるような深ぁ〜いディープキスをしている

無理やりやらされているのでは無いかと思い咄嗟に2人を助けようとするが体が思うように動かない

辛うじて動く眼球だけを必死に動かし目の前の光景から目を逸らそうとしていると


「ああ、なんだ起きたのか。どうだい目の前の景色のご感想は?」

ニヤニヤしながら橙子が問いかける、言葉を返そうにも口が動かない

「ん…そうだった私が塞いだんだったな、ホラ喋ってごらん」

魔術師が指を振るとようやく口が聞くようになり、様々な考えが頭の中を駆け巡るがまず口を突いて出た言葉は

「何やってんですか!橙子さん!こんな!僕を縛って!」

黒桐幹也がそう叫んでいる最中にも式のヨガリ声が響く

「ぷふっ…そんな顔でそんな見た目で叫ばないでくれよwクククッ…」

人形師は堪えきれないように笑う、黒桐幹也が困惑していると

「今度は首の自由まで許してあげるよ」

人形師が指を振り、首に電源が入ったかのように動きだす…そうして自分の体を確認した黒桐幹也に更なる困惑が降りかかる

人形師の許しを得て確認した自分の体は一糸も纏っておらず、今ベッドの上で式の肉体を堪能している青年に比べ細く脆弱な体が晒されているしかもあろう事か自分は式が犯されている様を見て勃起していたのだ

これでは笑うのも無理はあるまい想い人が犯される様を見て無意識に彼は興奮していたのだ、加えてその勃起しているナニも立香のモノに比べれば取るに足らない程のサイズで黒桐幹也は腹の中に鉛を流し込まれたかのような羞恥心に襲われる。

そんな中で立香の腰振りが早くなるどうやら式の膣内に射精しようとしているらしい

「お゙おっ❤ぐぅっうぅ❤イクっ❤イッグゥうううッ❤️」

「式さん!射精るよ!膣内で全部受け止めろっ!落ちぶれた退魔四家に俺の遺伝子注いでやる!孕めっ!」

バチュッ!❤バチュッ❤️ドヂュン❤❤

ビュルルル❤ドブドプッ❤❤ビュッ❤ビューッッ❤どぐっどくどっぷぅ❤

立香は快楽の逃げ場を塞ぐように式のケツに自分の腰を押し付ける、式は舌を伸ばし精一杯快楽に呑まれまいとするがそんな無駄な抵抗を押し潰し抽挿が完了する

黒桐幹也は本能で直感する両儀式はあの男のモノになったのだと、嫌とっくになっていたのかもしれないが改めてソレを実感し絶望する しかしそれでも尚呼びかけずにはいられなかった。蒼崎橙子に嘲笑われもはや彼が縋れるモノは目の前でオスに蹂躙されているメスしか居なかったのだ

「式!式!!頼む!気づいてくれ!しき…」

そうしているとビクンと式の体が震えゆっくりと起き上がっていく、黒桐幹也は蜘蛛の糸を垂らされた罪人の様に希望に顔を綻ばせる しかし両儀式はチラリと目を向けるだけで興味を失ったかの様にしてしまい直ぐに立香と深い恋人の様なキスを始めてしまう

「どうだった?❤俺のナカの具合は❤はー❤お前を喜ばせる為に今日までずぅーっと我慢してたんだぜ?❤」

式が上体を起こすと同時に立香の剛直がバネ仕掛けの様に式の膣内から飛びでる

ブルンっという音と共に溢れ出したザーメンが黒桐幹也の体に飛び散る、男が出したであろう量のホンの数%であったがそれでも黒桐幹也が式や橙子をオカズにして出している量より何倍も多かった。そして自分でも何も分からないうちに「ピュッピュッ」と鈴口から立香のモノに比べ薄くサラサラとした精液が零れ落ちた。

目の前で最後の希望が失われ呆然としていると、蒼崎橙子がクスクスと悪戯っぽく笑いながら黒桐幹也の股間を指差す


「うっわぁ…❤こんな見せつけマゾプレイで射精できるなんて情けないなぁ…❤しかも自分の体の事さえ気づかないなんて…❤」

「…?」

「気づかないようだから色々教えてあげよう❤まず立香はね”カルデア”って所からこの特異点にレイシフトして来たんだ❤そこで自分好みのメスを見つけて片っ端から自分のモノにしちゃう為にね❤」


?上手く全容が掴めない、カルデア?レイシフト?それがこの状況と何の関係があるのだろう


「う~んと、平たく言うとね?君の体を人形にしちゃったの❤別にいいでしょ?私の人形に憧れてココにきたんだから…ね?❤」


は?


「特異点から物体を持ち出す事は本来出来ないんだけどね?どうしても立香がぁ❤NTR見せつけプレイをカルデアでもしたいって言うから、私が作った人形をコフィンに見立ててぇ…向こうの技術者達と協力してぇ…

…う~ん、あー…まあ良いか君に説明してもどうしようもないものね?黒桐幹也クン?」


頭の中で様々な情報が錯綜する自分の思考を壊してしまいたくなる、だがどうしてもそれが出来ない

「あー 一応言っておくと自殺とか発狂とか出来ないようになってるからね?」

追い討ちをかけるように蒼崎橙子が言う

「だって、そりゃあ君の命はもう立香❤の所有物なんだからさ?道具が自分から壊れたりしたらダメでしょ?」

人形師がさも当然の事かの様に語ると、今まで丁寧にご奉仕していた両儀式がようやく彼の方を向く

「ホントだったら立香❤のモノであるハズのオレたちを誑かしたんだから殺されても文句は言えないんだぞ?立香❤が優しくてホントーに良かったよな❤」

必死に強制的に繋ぎ止められた理性で2人に呼びかける、戻ってきてくれと。

そこである可能性に行き着く、このまま自分が解放されなければ妹が黒桐鮮花が自身を心配し探しにくるのではないか?あの鮮花のことだ1週間も兄が音沙汰無しでいれば堪らず橙子さんに相談するだろうとそんな風な思考を巡らせていると蒼崎橙子が

「あっ!そうだった鮮花もとっくに立香のモノになってるからね?」

今日何度目か分からない絶望に身を焼かれる

「鮮花だけじゃないぜ?❤浅上藤乃も巫条霧絵も霊園の生徒もみーんな立香の所有物になったんだ❤オマエじゃあこんな芸当できないもんな?❤ほんっとに私達のご主人様ってカッコイイよなぁ…❤」

とろんとした目で両儀式は立香を見つめる

「あぁ…仙人になるために日本に来たが…❤それがこんなかっこいいオス様❤に会えるなんて…」

恋をした乙女の様な貌で蒼崎橙子も立香を見つめる、暫く見とれてから思い出したかの様に黒桐幹也の方に向き直り

「あっ、じゃあそういうことだから後はそこで黙って見ててね❤」

そう言うと再び体の自由が奪われ、強制的に情事の続きを見せつけられる

立香がベッドの上で足を広げ横になり

そこへゆっくり四つん這いで両儀式と蒼崎橙子がその股ぐらに近づいてく

「「すぅぅぅ❤スン❤チュッ❤️チュッ❤んれぇえ❤チュッ❤❤じゅぼ❤❤じゅぼ❤じゅっ〜❤チュッ❤」」

相当に仕込まれたであろう性技を2匹のメスがオスへと献上する、玉と竿に優しくマッサージするかの様にしてザーメンをおねだりする

「くださいっ❤くださいっ❤嗅いだだけでメスに上下関係をわからせちゃう❤とくのーわからせザーメンで両儀の遺伝子染め上げて❤」

「質も❤量も❤そこの雑魚オスとは比べモノにならない❤孕ませミルク❤️立香様に及ばない落ち目魔術師をせーふくしてくださいっ❤」

「うっ!あーやばっ射精るっ!」

ビュグクッ❤ビュルルル❤❤だっぶ❤❤だぷ❤❤ドぼぉっ❤❤びゅくっ❤❤どびゅっどびゅ❤❤びゅるるるる〜❤どぐっ❤びゅっびゅ❤


最高のメスの奉仕で過去最高の射精を味わった立香は、情けなく死にそうな顔をしている黒桐幹也を一瞥すると見せつけるかの様にし雌奴隷達の頭を撫でてやる

奴隷達もご主人様の意思を汲み取りゆっくりと黒桐幹也を方を向き直り自らの肢体で誘惑する風にして腰を揺らす…そして飛び散ったザーメンを互いの体に塗りながら普段の2人からは考えられない様な蕩けた声でこう吐き捨てた

「「一生マゾ射精してろ❤このクズオス❤」」


それっきり黒桐幹也には目もくれずに雌達は立香へのご奉仕へ明け暮れた、その宴は他のメスが参戦するまで続きその後も全員を満足させるまで終わらなかったという

黒桐幹也はこの先一生、メス奴隷と立香の生ハメ交尾のスパイスになりましたとさ。

ちなみにオス様に貢ぐことに目覚めた奴隷達が蒼崎青子やフランチェスカ、「両儀式」を捧げるのはまた別のお話



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