内心ぶちまけユーゴー 

 内心ぶちまけユーゴー 




(なんで?)


初めて見るバズの表情に体が脳がグラリと揺れる気がした。


(やめてよバズ)


暑くもないのに汗が流れる。


(なんでそんな眼でみるの)


バズから視線が離せなず、体も上手く動かない、ジワリとぼやける視界に今流しているのが汗ではなく涙だと理解する、理解して、それで・・・・。


「どうして一緒に喜んでくれないのさバズの馬鹿ーーーーーー!」


バズの視線も態度も怖いし、なんか急に言ってきたユーハバッハも怖いし、傍にいた何か神経質そうな人も怖い。

というか街の人みんな倒れてる状態も怖い全部怖いヤダ全部ヤダ!めちゃめちゃキレてるバズが一番ヤダ!!!!!


「馬鹿ってなんだよ!!そもそもお前が!」

「だっでどうぜっ違うもんっぼぐっ弓作れっ作れないもんっ」


ボロボロと流れる涙が止まらずその場に思わず座り込む。

何でぼくだけ立ってんだよ、ヤダよもう座るよなんなら、ぼくも寝転ぶしコレで勧誘も無しだもん。


「・・・止めよ、お前が神聖矢を作れぬのも「ヤダ!知らない!」良いか、聞くのだ「ヤダ!あっち行ってバズの方が凄いからバズ連れてって!!!」オイ聞け」


馬から降りてきたユーハバッハ怖い!デカい!偉そう!偉いし怖い!!バズの所行って!!


「てめユーゴー俺は連れていかれてもいいのか!」

「バズは滅却師の才能あるしユーハバッハの側近になりたいんだろいいじゃんか!」

「なんだその態度!」

「大きい声出すバズ嫌い!さっきも睨むしヤダ!嫌い!バーカバーカ!!」

「誰が馬鹿だコラ!!」


みたいなギャグに持って行けてたら幸せな世界だった

Report Page