六花聖ティアドロップに責められる

六花聖ティアドロップに責められる

ああああにまん

「あらお目覚めかしら」

目の前には青と白のドレスに彩られた絶世の美女がいた。手元には花束を携えて、月の光に照らされて、その光を受け止めるように傘をさして、ポツンとおかれたテーブルに座っている。

―六花聖ティアドロップ―

その名前だけは思い浮かぶ。

ここはどこだろうか。どこか古い屋敷の庭園。植物が自然のまま生えるのに任せ、色とりどりの花を咲かせている。

「何をしていたかは覚えている?」

自分は……そうだ。確か道に迷って

「あらあら。いけないわね」

ティアドロップは俺の顎をもちあげてそのまま口づけを交わす。

甘い匂いが頭の中に広がり、考えがまとまらず、さっき何を考えていたのかを、ついぞ忘れてしまう。

「少しばかり搾りすぎたようね。人間はそこまで丈夫ではないというのを失念していたわ」

「搾り……」

そこまで聞いて思い出した。そうだ。自分は、確かこの目の前の美女と性交をしていた。

にわかには信じがたいが、確かに覚えている。ドレスを脱がしてその白く美しい身体を暴いて、肉棒を突き立てた。無論、胸も揉みしだいてキスもしてその身体を堪能した。

けれど、何でそう至ったのか……。

『ねえ。人間はどのように交わるのかしら』

「…………?」

また考えがまとまらない。

「まあいいわ。そろそろお腹がすいたでしょう?」

そういえば、と腹をさするとティアドロップはドレスをまくり上げ、その足元があらわになる。

「おいで」

命令される。そのまま四つん這いに歩き、ティアドロップの股下に。ドレスの中に潜る。

「ふふ、捕まえた」

そのままドレスを元の位置まで戻し、ティアドロップのドレスの下に潜り込んだ間抜けな構図になる。

しかし、抜け出せない。目の前にはティアドロップの膝。太もも。そして陰唇があった。

作り物のように美しいティアドロップの身体の中でそこだけ肉肉しく、赤みを帯びている。

「さあお食べなさい」

太ももで顔を挟まれる。息が苦しくなる中で、奥へ奥へと進み、ティアドロップの秘所へとたどり着く。

そのまま、舌を伸ばす。まるで蜜のように甘い。舌を伸ばし、なぞっていくとその匂いは濃くなっていく。

「ん、ふふ、上手よ」

ティアドロップの声に少しだけ色がついたことに俺は満足感を覚え、俺はそのまま舌をなぞらせる。時々舌を伸ばして奥まで入れたりもする。その度に膣奥からご褒美が届けられる。

「ぁあ、いいわ。ふふ。その調子よ。ほら、もっと舐めなさい」

ティアドロップはドレス越しに俺の頭を押さえつけ、俺は一瞬息ができなくなり思いっきり鼻息を荒く、助けを求めるようにもがく。

「ん、んん!!!」

ティアドロップの力が弱まり、同時にぷしゃ、っと蜜が噴き出る。気がづけば空腹は止み、俺はドレスの中から這い出る。

と同時に押し倒される。

「ふふふ、あなた。やはり中々いいわ」

ティアドロップはドレスをずり下ろして乳房を露出し、ドレスを摘まみ上げ、トロトロになった秘所を見せつける。

そしてそのまま俺の勃起した肉棒を呑み込む。

「っ!!!」

その瞬間に射精してしまう。

「あらあらドロドロね。でもまあいいわ。私を満足させてくれればね」

気にした様子もなく、性液まみれの肉棒で膣内を往復する。

「はっ……はっ……」

もはや言葉にならないうめき声を出している中で、けれど肉棒だけははっきりと勃起を続けている。

ティアドロップの意思のままに。

そこでぼんやりと、ああそうか。昨日もこんなふうに意識を失ったのだろう、と思い出したのか。それともそれはただの推測だろうか。

いずれにせよ分かるのは、この命の尽きるまでこの快楽は終わらないのだろう。

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