光…圧倒的光…！

概要

路地裏でネズミや残飯を漁り、浮浪者のように生き延びてきた少年。

言葉は少なく、人付き合いが極端に苦手で、気づけば喧嘩腰や辛辣な物言いになり、衝突を招くことが多い。

育ちは劣悪で、常識や倫理観はほとんど欠落しており、奇行や異様な言動が目立つ。とはいえ本人に悪意はなく、直すつもりも一切ない。

それでも不思議と義理堅く、一度結んだ縁には誠実さを見せる一面もある。

彼の出自は、日本の主要都市近郊に存在する忌避区域「空白」。

地図にも記されず、人々から遠ざけられるその地は、エネミーや異形が闊歩する人外領域である。

彼はその過酷な環境で生まれ育ち、弱肉強食の掟の中をただ生き残ってきた。

腰に差した刀は、かつて「空白」に調査に入ったものの壊滅した調査隊の遺品を盗み取ったもの。

そうして暮らしていたところを偶然調査隊に発見され、組織によって回収された。

だが保護されるより先に姿をくらまし、迷子のように街へ流れ着き、現在に至る。

基礎能力

「空白」で生き抜く中で培ったのは、常人をはるかに超える身体能力。

自分よりも大きな獲物や異形を狩るために、独自の“狩りの剣術”を身につけている。

その戦い方はセンス頼りで、効率や型などは存在せず、相手に合わせて変幻するパターンのないスタイル。

特に人間以外の形をした存在を相手取るとき、本領を発揮する。だが逆にいうと、人間の相手が苦手。

異能

身体強化系の異能を有しており、その出力は極めて高い。

強化する部位を自在に切り替えることも可能で、汎用性の高さも兼ね備えている。

ただし本人はそれを「異能」とは認識しておらず、生まれつきの身体の延長線だと信じているため、名前すらつけていない。

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