先生のご奉仕搾精(アル×女先生)
それは、ほんの軽い気持ちだった
いや、生徒の願いに対して、そういうのは違うのだろう
深刻そうな顔をして、顔を赤らめるアルの顔に見下ろされ頼まれれば断ることが難しい
何分、彼女は、顔がいい。
それ自体は、キヴォトスの生徒、全員に言えることだけれど
普段、突拍子のないことばかりしてかわいらしい顔をさらしているあの子だからこそ、そのギャップは計り知れない。
そこに、先生にしか、頼めない。
なんて、息を荒くして言われてしまえば頷かざるを得ない。
もしかしたら便利屋の子たちも同じなのかもしれない。
そんなことを思いながら彼女の待つ部屋へと向かった。
「その、お願い、なんだけれど。これ、鎮めてもらえないかしら」
待っていたのは、怪物であった。
彼女がふたなりであることは、勿論知っている。
そして、普段は、性処理に困っていることもなんとなく察していた。
キヴォトスでふたなりの話なんて聞いたことがない。
下手をすれば彼女しかいない可能性だってある。
そうなってくると、当然、『おかず』に困るのだろう。
なるほど、それは、確かに大人である私にしかできない、相談だ。
けれど、彼女は、思い違いをしていた。
「せん、せいっ……?」
息も絶え絶えに、私を見て不安そうに声をかけてくる。
「ご、ごめん、ちょっと、驚いて」
「ふたなり、なのは、っはなしてたわよね?」
私の硬直を、恐らく、ほかの子たちと同様にふたなりであることを見たことへの硬直だと思ったのだろう。
だが、違う。
違うのだ。
(お、おっきすぎるっ……お父さんのしか見たことないけど、こ、こんなおっきくなかったっ!!)
……大人全員が、恋人がいて、経験があるとは、思わないでほしい。
男性経験で言えば、私も、彼女たちと変わらない生娘。それこそ、恋人だってできたことはない。
「せんせい、……無理なら、自分で……」
「だ、大丈夫だよ。任せて」
心配そうな彼女の言葉を遮って、用意していたゴム手袋をはめて、彼女の前にしゃがみ込み見上げる。
彼女から生えた肉棒の影が、私の顔を覆う。
一体、どれほどの大きさなのか。正確には分からないけれど、少なくとも、私の両手でも包み切れないのは確かだ。
便利屋も最近はお風呂がある、といっていたし、彼女のことだ。全身綺麗に洗っているのだろう。
けれど、それでも、彼女の雄の臭いは、まだ、処女である私の脳を揺さぶるほどに強く刺激する。
「っ、せん、せ……、もう、すこし、つよ……く……♡」
気が付けば、私は、彼女のそれに奉仕を始めていた。
両手で必死に握りこんでいるのに、それでも、生徒である彼女には、もどかしく感じるのだろう。もっと、と、ねだってくる。
手袋越しでも、彼女の熱が、手のひらに伝わって汗が噴き出る。
一擦りするたびに、強くなる臭いに先生としての理性など紙屑のようにぐしゃぐしゃにされる。
今、この瞬間、悪魔のような彼女の一物に、全力で奉仕する。
そのことにメスとしての喜びを覚えてしまっていた。
彼女に言われるままに手に力を込めて、擦る速度を上げる。
「ごめん、なさい、せんせ、……もう、でるっ♡」
手の中で、それがますます隆起するのがわかる。
少し離れようとして、彼女に、肩をつかまれてるのに気が付く。
「……うけとめて、先生♡」
そう請われれば、私の体はぺたんと座り込んでしまう。
きっと、彼女は軽い気持ちだ。言ってしまえば本当にただお願いをしただけ。
けれど、今の、……メスになってしまった私に、そのお願いは命令などよりよっぽど強い意味を持つ。
生徒に乞われて、彼女に肩をつかまれているのだから。逃げられなくても、しょうがない。
「おいで……♡」
私の声に反応してか、それとも、偶然タイミングが重なったのか。
それと同時に、彼女のふたなりから、どろどろの精が私へと降り注ぐ。
ずっと前に興味を持って調べた時に出てきた射精量など、優に量がするほどのそれが、私の顔に、手に、床に、スーツに飛び散る。
こんなに、でるんだ……。と、呆然としながら、彼女からあふれた熱を感じ、頬を撫でる。
ねばっこくて、どろっとしたそれが、体全体を包んでいる。
「え、えっと、アルちゃん、これで……」
「……ごめんなさい、先生……」
ようやく、落ち着いてきた思考で、平静を装って、彼女に終わりを告げようとして。
それをアルちゃんにさえぎられた。
彼女の視線は、下にむかっていて、それを目で追えば。
先ほどと何ら変わりもなく、いや、むしろ雄の臭いと熱をまとい、より強く猛る肉棒があった。
「まだ、お願いできるかしら……」
結局、その日の夜。
彼女が帰るまでに吐き出した精液は、バケツ数杯にも及んだのであった。