元台詞に地の文付け足しVer
!!注意事項!!
・私は◆p53SSBNAT6氏ではありません
・「※もし私のssで派生のシーンを書いてくださる方がいるなら大変嬉しい事なので…ぜひ幕間やtelegra.ph等で投下なさってください…」という大変ありがたいお言葉を頂戴したため書かせてもらいました。
・ただ、氏の台詞の持つ雰囲気をどうしても崩せなかったため、氏の台詞に自分なりの地の文を付ける、氏由来でない台詞は地の文にする。というなんとも中途半端な作品となっておりますので、お読みいただける場合はその点を留意していただければ幸いです。
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今まで私がしてきたルフィへの"お仕置き"を知りたいという彼の腕を掴み、強引に自室へと連れ込む。
どういう風にお仕置きしてきたのか教えるために、今のルフィにも"お仕置き"するために。
「……ウ、ウタ…おれ眠くねェから、ベッドで寝なくても…」
「黙って」
「はい…」
ルフィがなにやら困惑した声を上げているが、一言で黙らせる。素直で大変よろしい。
「電気…恥ずかしいから消すね…」
さんざん下着姿を見られてるので今更な感じもするが、これからすることはその比じゃないのだから、こうした乙女の恥じらいくらいは誰も咎めたりはしないハズ。
「……」
ルフィは押し黙ってしまっている。暗闇に目が慣れていないせいか、ルフィの様子がよくわからない。
「…見える?」
「薄暗ェけど…近いから見えるぞ」
暗闇に少し目が慣れた頃に声をかける。距離の近さもあってか、ちゃんと見えているようだ。
……さんざん見られたとはいえ、改めて目の前で自分から脱ぐのは多少抵抗はある。あるけれど……。
私はなんでもない風に装いながらシャツのボタンを外す。
「そう…じゃあ、始めるね」
「!?…な、何で服脱いで…」
「お仕置きの内容…知りたいんでしょ?」
脱ぎ始めた私に対して慌てながら問いただしてくるルフィに淡々と答えながらも目の前でストリップを続けていく。
「そ、そりゃ…」
「もう今日一日…私の下着見てるんだから…気にしないんじゃないの?」
私のこの行動に意味がある、自分が知りたいと言ったお仕置きの内容という答えがある。そのために強く私を止められないでいるルフィは、はたしてそれだけが理由であろうか?
そうしてズボンも脱ぎ捨て、下着姿になってルフィの前に立つと、決してそれだけではないというのがわかる。
「……う…」
上も下も下着だけになった私を見て呻くようにして硬直するルフィ。
ふふ、気にしちゃって。かわいいなあルフィは。
さっき私の部屋に無理やり突撃してきたときは全然意識してなかったくせに。
そんなルフィを揶揄うように……挑発するように言葉を紡ぐ。
「下着の中…見たい?」
「お…おれは…」
ルフィになら見せたっていい。見てもらいたい。ルフィだけにしか、見せたくない。
私のそんな気持ちを知ってか知らずか、ルフィはいまだ踏みとどまっている。
「ここまで勇気出してるのに…あんたは答えてくれないの?」
「み…見たくないわけじゃ……ねェけどよ…」
再度挑発……いや、私の方から踏み込む。私だって本当は恥ずかしい。けど、ルフィにだからすべてを見せられる。
見せる勇気を、アンタから貰ったんだ。なのにルフィは意気地のないことを言っている。
「何それ…意気地無し」
「…ぬぐ……」
ルフィ自身もそうした自覚はあるのか、私のツッコミに何も反論してこなかった。……しかたないなあ……。
「…なら、見せてあげるから……ルフィが外して」
さすがに下着を自分で、というのは難易度が高いというか、せっかくだからルフィに脱がしてもらいたいなんで考えてない。私が脱いで見せつけたのではなく、ルフィが見たくて私を脱がせたという事実のほうが興ふ……いやなんでもない。ないったらない。
「…え…お、おれが…?」
「あ、あんたが見たいんでしょ?…ほら、外し方教えるから…ここだよ」
ここまで水を向けても一歩を踏み出してくれないルフィの手を取り導いていく。
「……お、おい…」
ルフィの声だけの抵抗はもはや意味をなしていなかった。私のなすがままに手を動かし、ホックに手をかける。
「……そう、そこを外して…」
「……ウ、ウタ…」
そうしてルフィにブラを脱がされた私の胸が外気に、ルフィの目の前にさらされる。
「……感想は?」
聞くまでもなくわかりきった事。でも、ルフィから見て私の裸はどう映ったのか。どんな想いを抱いたのか知りたくて聞いてしまう。
もっとも、当のルフィは興奮しすぎて言葉が出てこないようだった。
「……っ」
「ふふ…何が気にしない…って?あんた今…すごい目してるよ?分かってる?」
明らかに異性の裸に興奮した男の……いや、雄の目だ。……嬉しい。
「私がどういう事してたのか…知りたいんでしょ?こんな事してたんだよ。寝てるルフィにこうやって…体押しつけて…触らせて…」
押し付けるようにルフィに体を密着させる。触れた瞬間にビクッとルフィの体が硬直したのは、寝ているルフィではなかった反応でちょっと新鮮だった。
「ウタ…お、お前…そんなくっついたら…」
ここまでやってもルフィは一線を越えてくれない。だから、その分お姉さんの私がリードしてあげるね?
「ルフィの…体温かいね。心臓の音まで聞こえるよ…分かる?私の…鼓動、ドキドキしてるの…」
素肌で感じるルフィの体温がとても心地よく安心売する。心臓の音も私で興奮してくれているのか速いリズムを奏でていて、その事が凄く嬉しい。恥ずかしさと、嬉しさと、興奮と。私も色々な感情の元、心臓がとても大きな音を立てている。
「ウ、ウタ…」
「手…震えてるよ?何を抑えてるの?遠慮なんていらないのに…ほら、触りたいんでしょ?」
ルフィの手を取り、私の胸を触ってもらう。大きくて、しっかりと力強くて、私を引っ張ってくれたルフィの、手。
「……っ!」
手も、やっぱり寝てる時と反応が違う。じっとりと暑い気がするし、思わず掴もうとしたのかそれとも掴むまいと開こうとしたのか。ルフィの表情からどちらの理由かは読み取れない。
「すっごい顔してるけど…本当は、今まで寝る度に触ってきたんだよ?ふふ…驚いた?…もっと…触ってよ…♡」
「ま、待ってくれ…まだおれ……んむ!」
まだ何か言っているルフィを引き寄せ、その煩い口を塞ぐ。ただのキスではなく、深いキスで。
私の方から舌を潜り込ませ、ルフィの舌を吸い出すように自らの口内に招き入れ、蹂躙する。
「ん………ちゅう……れろ…………じゅる………ちゅう♡♡」
「ん……な、何だ急に…!!」
「寝てる間にしてたキス……舌を絡めた大人のキス♡」
んふふふ。ご馳走様、ルフィ。慌てちゃって可愛いなあ……♡
「キスって…」
困惑するルフィをさらに追い込むべく挑発を重ねる。
「ほっぺが良かった…?口の中…見て……ルフィのさっきまで…ここに入れてたんだよ?」
んあ……と口を開けてベロを出し、チロリと艶めかしく動かしてみるとまたもやルフィは押し黙ってしまった。
「……っ」
「今までいっぱいしてきたの…興奮してきた?」
「女の子と話したり…私の事ちゃんと見なかったり…そういう事する度にしてきたの…ルフィがちゃんと…私だけのルフィになるようにって…♡」
"お仕置き"の告白はもうとまらない。一度堰を切ってしまえば最後まで流しきるだけ。
「ウタ…お前……」
何度目かわからないルフィの困惑した声も、もはや私を止められない。知りたいって言ったのは、ルフィなんだからね……?
「ごめんね…ルフィはもうとっくに私の体で上書きされてるんだよ…ほら、もうこんなに元気になってる…♡」
「そ、それは!…せ、せーりげんしょーって…奴で…」
これまでのやり取りでとっくに勃起しているルフィのお……ソレについて言及すると、ルフィはなんだかもっともらしいことを言って逃げようとしているけれど、残念。その手は使えないと思うなあ。
「そっかあ…本当かなあ………ルフィ、耳貸して……」
そうしてルフィの耳元に口を近づける。当のルフィはわけがわからないままも素直に貸してくれる。
「……?」
そうして、一拍置いてから囁く。寝ていたルフィに擦り込んできたあの言葉とは違う、私の気持ちを。
「…ルフィ、大好き…ルフィ、愛してる……ルフィ、大好きだよ…♡」
「……っ!」
耳元で囁かれて擽ったいから体が反応した、という言い訳はさせない。……してほしくない。だから、畳みかける。
「…好き…好き……結婚したい……子供作りたい……♡」
濃密な粘液を注ぎ込むように、私の気持ちを余さず伝えて満たせるように。
「ウタ……ウタ……!」
ルフィの理性という箍を外して、私を求めてくれるように。
これでルフィが耐えきったら……もう、いいかな。私から襲っても、いいよね?
そうした決意も含めて、最後の台詞を捧げる。
「めちゃくちゃに…して…?」
「ウタ…!!!」
ようやく理性を性欲が上回ったのか、それとも腹を決めてくれたのか、囁き終わるか終わらないかというタイミングでルフィが抱きしめてきてくれた。
「きゃっ…もう、やっとやる気になった?」
「こ、こういう事…もっと先だと思ってたからよ…」
期待して挑発していたとはいえ、その勢いにはさすがにびっくりする。でも、とうとうルフィが動いてくれたことの方が嬉しい。
ルフィはといえば、やっぱりというかなんというか……色々と自制して我慢に我慢を重ねていたようだ。
でも、ごめんねルフィ? 私はもう我慢したくないから、ルフィも我慢しないでよ。
「先なんて、やだよ…私は、こういう日をずっとずっと…待ってたんだもん…」
私からもルフィを抱きしめ返す。自分だけが体を押し付けていた時とは違い、より一層ルフィの体……温もり、鼓動、力強さと力加減からわかるやさしさ……その全部に包まれるようで、とても心地よくて安心する。
「ウタ…ウタ…!!」
一方ルフィは押さえていたものが解放されたからか、すでにもう色々と限界のようだ。
そんなルフィを迎え入れるように、いいよ……と全身で答える。
「はいはい……あんたのしたい事…全部受け入れてあげるから…」
「あんたは…私だけのものなんだから…♡」
それからルフィは私の身体をあちこち触っていた。顔も、胸も、お腹も、お尻も、脚も……すべてを堪能するかのように。
「ん…はあ……もう、がっつきすぎだよ…そんなに私の体…気に入った…?」
ルフィが本気で私を求めて触れてくれている。凄く嬉しいけれど、その余裕のない様がなんだかとても愛おしくて、つい揶揄ってしまう。
するとルフィは罰の悪そうな顔をしてシュンとする。ふふ、やってることは大人のソレなのに、叱られた子供みたいなかおしちゃってさ。
「ふふ…ウソウソ、ごめんね…意地悪な言い方して…ルフィは私の心も…大好きなんだよね…?♡」
あやすように、甘やかすようにルフィを慰める。色々と打ち明けはしたけれど、ちょっとルフィに意地悪しちゃうのは……やめられそうにないかなあ。やっぱり。
「ん…じゃあ…次は私ね…大好きなルフィのために……頑張ってみるから…♡」
だから、お詫びってわけじゃないけれど。
その、色々ルフィに触れられて我慢できなくなったとか、初めてはやっぱりお姉ちゃんの私がリードしたいとか、あわよくばこの体験をもとに今後もエッチの主導権握りたいとかそういうわけじゃなくてね?
いれる場所ミスって初体験がさんざんな結果にとか聞く話じゃん!?
だから。そう、今日という特別な日を……ほんとうに、色々と特別になったこの日を苦い思い出で終わらせるわけにはいかないから……。
「初めては…痛いって聞くから不安だけど……私の方がお姉ちゃんだから…あんたのために我慢してあげる♪」
そうしてルフィのそれを導いて……意を決して挿入する。
「……………~~~~~~っっ!!いいいいい、いたいいたい…!!……だ、だめ…待って…うご…動かないで…」
うっそでしょ……なんでこんなに痛いのよ……いや、ちょ、ほんっとこれムリ。ムリムリムリムリ。
なんで好きな人同士で繋がるって幸せのはずなのにこんな痛いのよふざけないでよほんとあーもー!
「いだい……いだいよ……ルフィ……助けて…抱きしめて……ちゅー…して………ん」
あまりの激痛とそれからくる不安な気持ちを抱えきれなくて、大好きな人に安心させてもらいたくてルフィを求める。
ルフィはそんな私を優しく抱きしめて、気遣うように優しくキスもしてくれた。……えへへ、安心する。
そうしてしばらくは入れたまま動かずルフィにキスしてもらったり、胸を弄られたりして過ごしているとだんだん痛みが減ってきた。完全にないわけではないけれど、このくらいだったらまあ、平気かな?
そうしてそろそろ慣れてきたから動いていいよ……?なんていうがはやいか、ルフィが腰を強く打ち付けてきた。
そうよね、私の為にずっと動かないでいてくれたもんね……?♡
「はあ…ん…はあ…………慣れたら急に……がっついてきて♡……よく我慢できてたね…偉い偉い♡」
ルフィの辛抱強さはこんな時でも発揮されるのか、となんだか無性に褒めて上げたくなったのでヨシヨシしてやると、私が辛そうだったから頑張って耐えたんだ! とか言ってきた。
「ん…ちゅう♡…え、何?…は、はぁ!?わ、私はちょっと…動揺しただけだから…………す、すぐ慣れたし!…あ、甘えたのだって…あ、あんたが物欲しそうにしてただけだから…!!」
こ、この……! ルフィめっ……。私に口論で反撃なんて生意気じゃない……絶対に負けられない!
今もまた助けてとか抱きしめてとか言ってきたのは~とかあの時の私の台詞を反芻している。わー! もー!!
「も、もううるさい!うるさい!…わ、私の方がお姉ちゃんなんだから…い、一々口答えを……んむ!?……れろ………ちゅ……ぷは…!キ、キスでごまかすなぁ…!!」
ちょっとルフィ? キスで黙らせるなんて大人なテクをいったいどこで……あっ、ちょ、まって。
「あ…♡だ、だめ……そ、そんな優しく……抱き寄せないで………さ、さっきまで…狼だったくせに……ん…ちゅ……優しくキスなんてしないでよぉ…………溶けちゃうからぁ……ばかぁ………」
ああああ……だめ……ルフィにキスをされると頭がぽーっとするし、動き始めたときと違って優しく動く今のルフィの方がなんだかより力強くはっきりとその存在を感じるし、気持ちいい……。
ルフィの動きはとてもやさしいものだけれど、すごく息が荒い……。ルフィも気持ちよくて、興奮してるのかな……? 時折苦しそうなのは、出すのを我慢してるのかな?
ほんとうは今すぐ出したいだろうに、私を気持ちよくしてくれるために必死で我慢してくれているのかな……。
そう考えるととても愛おしい。
今まで何度も愛おしい、大好き、愛してるって気持ちの最高値が更新されてきたのに、まだ上がっていく。それこそ、際限がないようでたまらなく気持ちが溢れてくる。
だから、その心のままにルフィの理性。その最後の一欠片も拭い去るように抱き着き、耳元で優しく告げる。
出していいよ……ううん、ルフィに、出してほしい……。
「疲れちゃったね…」
あれから私達は何度も何度も体を重ねた。若さからなのか、ルフィが特別強いのか……あるいはその両方か。本当に夢中になってしてしまった。……すごい、よかった……。
「ん…」
ルフィもだいぶお疲れの様子で気のない返事だ。頑張って動いてくれてたもんね。
「あんなに…動いてたら当然だよ…もう残ってない?」
「もう出ねェって…」
最初の何回かは濃かったものの、終わりの方はすっかり薄くなっていたからそりゃそうよね、と思う。
「そっか…じゃあもう寝よう…ほら、お姉ちゃんの胸の中で…寝ちゃいなさい!」
「むぎゅっ……!」
安心してルフィが眠れるように文字通り胸を貸す。ルフィが私の隣にいることを感じられるように……。
「…どう?柔らかくて大きく…気持ちいいでしょ?ナミほどじゃないけど自信あるんだよ?」
うりうりーとルフィの顔を胸で挟み、もにゅもにゅと圧迫してく。いやほんと、私も結構あると思うけどナミってばすごいよね……。
「……むぐ…」
そうしているとルフィの時がかかってくるので思わず身をよじらせると脚には硬いアノ感触が――。
「ふふ…くすぐったいよルフィ……ん?あれ、もう元気になっちゃった?うそでしょ…?」
あ、あんだけやったのにこんなすぐ復活するもんなの……!?やっぱり、ルフィが特別強いのでは……?
……それだけ私の身体で興奮してくれてるってことでもあるんだけど……うーん、今後のエッチでちゃんとリード取れるかちょっと不安、かな?
「つ、次まで我慢するからよ…大丈夫だ…」
良かった。さすがに今日はこれ以上は、ね。
「じゃあ、朝起きたら…またシてあげるね…」
「わりぃ…」
お互い眠気が強くなってきたのか、言葉が減ってくる……。
「いいよ…その代わり、ルフィもいっぱいいっぱい私を愛して…」
でも、だからこそ。眠りに落ちるその直前まで私は想いを伝え続ける。
「おう…」
もはやほとんど眠りかけているルフィを抱きしめたままで。
「私に…私だけに…ルフィの愛…いっぱい注いでね…♡」