"僕私"

"僕私"

爆誕だぜ!ひゃっほい!!



「……………清巳、今、"僕"もそっちに行くよ」

ある森の中、1人の男がいた。その顔には憎悪も殺意も悔しさも何も無い。虚無だった。

生涯孤独、親を殺したのにも関わらず発狂や泣き崩れる事もなく快楽を覚えてしまい壊れる寸前だった彼を唯一恐れずずっと近くにいた妻が死んだ。

もはや僕が生きる意味はない。

この人里離れた森なら静かに死ねるはずだった。

そのまま死ぬまで今までの清巳との思い出を振り返った。涙が出ることは無かった。だが、一番幸せな時間だった。

「こんな時が一生続けばいいのに、、、人はなんで死んでしまうんだろう?」

本当にちょっとした疑問だった。それについて深く考える途中思いついてしまったんだ。

「死なない体を作ればいいんじゃ無いか?」

思いついてしまった。そして事実この世界には不完全ながら不老というものは存在する。

もう、止まらない

「嗚呼、"私"は何をしていたんだ?清巳はまだ"死んではいない"んだ。それに、"僕"は"私"が死ぬことを許せない許してはいけない。まだ、、、」







ある森の中、そこには天外ではなく、呪具師がいた


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