個別召喚された水着の騎士王、ラブホテルにて
〜あらすじ〜
微小特異点へのレイシフト時にトラブルが発生し、カルデアとの通信が途絶。藤丸立香は水着のアルトリア・ペンドラゴンと共に孤立無援で放り出された。
アルトリアの身体目当てに襲いかかるチンピラを幾度か退けたものの、拠点もなくビーチや街を歩き続けて数時間……二人は、ラブホテルを利用するという最終手段に打って出た。
───
藤丸立香とアルトリア・ペンドラゴン。元々、二人の仲はここまで爛れてはいなかった。…いや、セイバーで非オルタな方とは今も健全なのだ。問題は水着の方である。
2016年の夏に前後して召喚された、水着のアルトリア。通常霊基と別個に召喚された彼女と立香は、全力で夏を楽しみ、夏が終われば元通りの、良く言えば健全、悪く言えばビジネスライクな関係のはずだった。
───しかし。
───もう新しい上着はないようです。…ここまで、はしゃぐように駆け上がってきました。でも、今日ぐらいはゆっくりと過ごしませんか? もちろん……あなたと、二人で。
…いつだかに借りたホテルの一室でアルトリアがそう囁いた瞬間、運命は決してしまったのかもしれない。
───『ひと夏の過ち』という言葉を言い訳にする関係性は多いという。しかし、立香とアルトリアのそれは明らかに『ひと夏』ではなかった。
ベッドの上で口づけを交わし、一晩中互いのカラダを貪った。
アルトリアが“想い人”への裏切りの言葉を発し、立香がそれを嬉々として受け入れた。
青姦でアルトリアがメスを晒した回数は数知れず。
海の家で一緒にシャワーを浴びながら、スリリングなセックスを楽しんだことすらある。
───腕の中にすっぽりと収まる、アルトリアの柔らかなカラダを好きにできる。/───リツカの感触・体温・体臭が全身で感じられる。
───万力のように締め付けてくる名器が「リツカが私の鞘だったのですね♥」と叫んでいて心地良い。/───カリ高メス殺しチンポで“想い人”への愛情が掻き出されていくのが気持ち良い。
───知らない誰かをダシにオレを褒め、オスの優越感を満たしてくれるアルトリアが愛おしくてたまらない。/───『シ■ウ』をダシに愛しいリツカを褒めると、背徳感でゾクゾクする。
───…他の男のことなんて、忘れさせてやりたくなる。/───『シ■ウ』のことなんてどうでも良くなるくらい、いっぱいいっぱい愛してほしい。
そうして。二人は「水着霊基として分裂・独立した身なら不貞にならない」という言い訳のもと、そこにはいない通常霊基のアルトリアに対する裏切りを重ねていった。
───
そして、時は現在に戻る。
───下品なピンク色の明かりが、立香とアルトリアを照らしていた。
「「……」」
…二人は今、無性にムラムラしている。「どうせカルデアとの通信回復には時間がかかる。だったら、余裕があり人目もない今のうちにヤり貯めておこう」という考えが頭を過ってすらいた。
「…アルトリア、ヤろうか。せっかくラブホに来たのに何もしないっていうのも、ね?」
「…そうですね」
先にアクセルを踏んだのは立香だった。立ち上がって緑色の海パンをずり下げ、その内側に秘めていた逞しいオスの証をアルトリアの前に突き付けた。
「っ♥ ふぁ……ぁあ…♥」
立香のチンポから放たれるのは、アルトリアが嗅ぎ慣れた雄臭。その圧倒的魅力の前に、アルトリアの理性は呆気なく陥落した。
股ぐらがきゅんきゅんと疼き、アルトリアの脳みそに雌の悦びを伝えてくる。“想い人”にも劣らないチンポは、長さ・太さ・硬さの全てがアルトリアにフィットしていた。
アルトリアは愛しい人のチンポにキスを幾度も落としてから、それを一気に口いっぱいに頬張った。
「んぶっ♥ じゅ♥ ぶじゅるるる♥ じゅぞっ♥ じゅぶ♥ じゅぷぷぷぷ♥♥♥」
頭を前後させてチンポにしゃぶりつく、品性の欠片もない下品なフェラチオ。それを嬉々としてやっているメスブタがかの騎士王だとは誰も思うまい。
それにあてられたのか、気持ち良さげな立香が腰をゆさゆさと前後させ始める。カウパーと唾液が混じり合ったエキスがアルトリアの口元を穢していき、程なくして一度目の汚濁が放たれた。
「んぶッ♥ んご♥ ぶっ♥ ぅぐ♥」
濃厚なザーメンが濁流のように吹き出し、アルトリアの口内を満たした。彼からの愛を必死に飲み下そうとするアルトリアだったが、勢い良く放たれたそれを全て飲みきれる訳もなかった。
「う゛ぷっ♥ んっ……ごくんっ♥ ごきゅっ♥ ごきゅっ♥ …ん、ぷはぁっ…♥」
ザーメンに穢された顔を拭くこともせず、アルトリアが仰向けに倒れる。
「ふぅ…。良かったよアルトリア」
「私の方こそっ…♥ リツカのチンポ、熱くて固くて大好きです…♥ …だから♥ リツカのイケメンカリ高チンポ♥ 女を寝取る正当な資格を持ったチンポ♥ 私の馬鹿マンコにブチ込んでください♥♥♥」
あの騎士王が、信じられない程に甘ったるい声で低俗極まりない誘い文句を紡いでいる。それを仕込んだ張本人である立香は満足そうに頷いてから、アルトリアを乱暴に押し倒した。
「すっかり淫売になっちゃったね、アルトリア…! ほら、ベッドに手をついて尻向けて!」
「ま、待ってください♥ そんな酷いこと言わないでっ♥ こうなるのはリツカの前でだけ……きゃっ♥」
ベッドでの四つん這いを強要されたアルトリアが、背後から強引に組み敷かれる。
快楽に飢えたアルトリアのヴァギナから、唾液のようにはしたない愛液の糸が滴る。今のアルトリアにとっては、罵声や乱暴な扱いすら快感となるのだ。
「行くよ……ふ、ん…っ!」
「あ゛ッ♥ あぁ……あ゛あああーーーッッッ♥♥♥」
『ブチ込まれる』という表現がふさわしいその挿入を受けて、アルトリアは随喜の涙を流した。
(これ♥ これが欲しかった♥ リツカのチンポ♥ リツカとセックス♥ リツカ好き♥ セックス好き♥ セックスセックスセックスセックスぅッッッ♥♥♥♥)
アルトリアの思考は、今やマンコに支配されていた。
雄に犯してもらう雌の悦び。それを味わうアルトリアは、女という性を持って生まれたことにこれ以上ない程感謝していた。
(世のメスブタは運命の雄様に出会い、支配されるために存在している♥ 今の私にとってはリツカがそう♥ だからこれは正しいことなのぉぉッ♥♥♥)
破綻しきった論理が絶頂するアルトリアの中で展開され、通常霊基のアルトリアへの裏切りがこれまで以上に正当化されていく。…人の上に立つ者程内に秘めるマゾヒズム的傾向は強くなるというが、これはその発露なのかもしれない。
こうして、アルトリアは数時間にも渡って犯され続けた。騎士王の面影など微塵も感じさせない肉便器女と化したアルトリアは、相性最高チンポの一突き一突きに振り回され、無様に喘ぎ続けた。
「はひゅーっ♥ はひゅー…♥ はひゅー…♥ あ゛へっ♥♥ ええへぇっ♥♥♥」
口もマンコもアナルも徹底的に凌辱され、全身白濁塗れになったアルトリアが、下品な照明に照らされて放心している。
ベッドの上で最低の醜態を晒し、その姿にムラついた立香にザーメンを追加でぶっかけられるアルトリア。…彼女は今、幸せだった。
───
カルデアとの通信が回復し、事態が進展するまでの7日間、立香とアルトリアは爛れた日々を送り続けた。どうも、こちらの一日は向こうの24分に相当していたらしい。
「あっ♥ あぁ♥ あんっ♥ ひうっ♥」
「アルトリア、アルトリア…!!」
チンピラ撃退の礼としてラブホテルの一部屋を無償で借りることに成功した立香とアルトリアは、拠点としたそこで暇を見つけてはセックスしまくった。
最低限の食料調達や情報収集を済ませた後は、日付の境目すら分からなくなるほどにセックスするというセックス三昧の日々。こんな生活のため、二人は部屋の中で水着すら着なくなった。
そうして訪れた7日目の朝。
「───ああ、そうだ。二人きりのうちに、改めて言っておきますね」
「? 何を?」
「リツカ。貴方を、愛しています…♥」
アルトリアはそう言って、他の妻達のように立香へとキスを捧げた。
通信が復旧する、一時間前のことだった。