俺くん×パンクラ

俺くん×パンクラ

ガチムチダイナレスリング


「ん……」


いつものようにパンクラトプスの体温を感じながら目を覚ます。

縋るように抱きついた俺の太腿に当たる硬い感触。

朝の生理現象で下着の布地を押し上げながら立派に屹立した彼自身だった。

まだ微睡みから半分抜け出せないまま手を伸ばし触れてみるが、疲れていたのか眠りが深いようでパンクラトプスが起きる様子はない。

しばらくそうしている内にこちらの目は冴えてきたが、彼は変わらず高いびきだ。

身体の位置をずらし鼻先を股間に寄せてもまだ起きない。

一晩熟成された雄の香りを楽しむ。

しばらくそうしていたが未だ目を覚まさないため、悪戯心を抑えきれず窮屈そうな彼の息子を下着の束縛から解放してあげた。

見慣れた今でさえ見惚れる素晴らしい巨砲が外気に晒される。

若干汗ばんでしっとりしているそれを優しく掴めば、熱く滾りながらピクピクと脈動する。

そういえば最初もこうだったなあ、と思い出しながら先端に口付けた。

あの時は途中で目覚めていたにも関わらず狸寝入りを決め込んでいたらしいが、今回はどうだろうか?

たっぷりと唾液を包皮と亀頭の隙間に流し込みながら舌先を挿入してほぐし、舐め上げていく。

いびきが止み、快感の甘い吐息が聞こえてくる。

そのまま亀頭を一周するようにほぐし切って、ゆっくりと包皮を引き下ろした。

姿を露わにした桃色の亀頭は、俺との行為で使い込んでいるというのに未だに初めて見た時と変わらぬ美しさに煌めいていた。

このまま啜りたい気持ちもあったが、尿道に舌を這わしながら下へ下へと向かっていき、でっぷりと中身が詰まった陰嚢に達する。

軽く持ち上げながら吸い付いたり舐め上げたりして楽しんだ後、更に舌先を下へと進める。

あの時はできなかったことも今ならできる。

会陰の汗を吸い取りながら、舌先が肛門に達した。

そのまま舌を挿入する。

尻穴は俺を拒むこともなく、少し舐め上げてやっただけでほぐれ桃色の粘膜を晒した。

流石にここまでやっては止めに入るだろうと思っていたが、動きがないためどうやら本当にまだ夢の中らしい。

そのまま尻を味わい続ければすっかり開いてしまった。

…………流石に怒られるかなあ。

そう思ったが熱り立った俺の愚息はまるで堪え性がなかった。

自らも下着を剥ぎ取り、肛門に亀頭を当てがう。

そのまま腰を押し込めば抵抗なくするりと根元まで飲み込まれた。

軽く動かしてみても中に余裕があり、すっかり受け入れる状態になってしまっていた。

尻からの快感にパンクラトプスの肉棒も涎を垂らしながら小刻みに震えている。

このまま腰を振ってしまえば果てさせることもできるのだろうが。

…………本人はエッチな夢で夢精してしまったつもりっていうのもまあ若干惹かれはするけど、意識がないままっていうのは勿体無いよなあ。

そう思い、腰の動きを止め、結合を保ったままパンクラトプスの上に身体を預ける。

腹の下で蠢動する彼の巨根の熱さが愛おしい。

目の前の乳首に吸い付きながら、ゆったりと円を描くように腰を動かしていく。

興奮が続くように、しかし感じすぎないように。

胸板や首筋にも舌を這わせ、味わいながら眠る彼の身体を火照らせてゆく。

尻の違和感に呻いているのか、快感からの無意識の嬌声なのか。

体感時間ではとても長くそんな状況を維持し続けていたと思う。

ついに彼の体が動き、薄らまなこを開いた。


「おはよう、気分はどう?」

「ふぁ……ああ……えっ? お前、ちょっ」


感度が上がりきった尻穴に思いっきり突き入れた。


「んはっ……おいっ、なにを……んんっ!」

「俺からのモーニングサービスだよ」


覚醒して間もない身体は体格差にも関わらず俺の為すがまま、蹂躙と言って差し支えないほど快感に跳ね痙攣している。


「あ、ダメ、出る……んほおっ……」

「俺も出すから!!」


抗えぬ快感に顔を蕩けさせながら絶頂するパンクラトプス、それに合わせて遠慮なく中で果てる俺。

一気に吹き出したお互いの汗が少し冷めるまでそのまま繋がっていた。

冷静さが戻る。

…………うん、やりすぎたね、怒られるねこれ。

そう思っていたのだが、頭に乗せられた大きな手はとても優しかった。


「あれ、怒らないの?」

「驚きはしたけどまあ……お前ならこれぐらいやるよなあって」

「寝てる間に勝手にされたの嫌じゃない?」

「不思議と嫌じゃないんだよなあコレが」

「性欲有り余ってるね」

「お前がいうなよ」


そう笑い合って、口付けをして。


「じゃあ俺が先に起きた時は同じことしてもいいよな?」

「うっ……パンクラトプスの受け入れるの大変なんだけど……」

「無理させない範囲でオモチャにするから安心しろ」

「お手柔らかにお願いします……」


すっかり俺色に染まってしまった彼に嬉しさ半分、不安半分の朝を迎えたのだった。


Report Page