侵蝕極彩樹壊ノ陣・癒喰洞羅刹
ヴァージ心領結界「侵蝕極彩樹壊ノ陣」
彼を起点に世界は噴き出す。おどろおどろしくも、すべてを包むような優しい慈愛の樹海、それはすべてが彼の意思により蠢き、相対するものに致命の一撃を加えるべく、その形は剣となり、槍となり、槌となり、砲となり、そしていつの間にかそこに佇むのは、ヒトの形をし、串刺しにされた枯れ木となっていることだろう。
結界武装「癒喰洞羅刹」
それは彼が手に持つ1本のねじれた杖であり、彼の宙を舞う3挺の古風なリボルバーであり、2つの盾であり、彼の上に浮かぶ木の3重立体天輪である。結界内に巻き込んだ植物を無条件に急成長させ、その性質を操作する。結界中では植物限定だった能力が、周囲のすべてを植物細胞と変質させられるようになりすなわち地の利を完全にわが物にすることが出来る。