例えばこんなマンション性活

例えばこんなマンション性活




例のホテルでの一夜を経て、遂に結ばれた藤丸立香と出雲阿国。

彼らはとあるマンションに居を構え浮かれに浮かれていた。


「立香様❤朝御飯が出来ましたから、少し味見して下さいませ❤」

「ありがとう、阿国さん♡じゃあ早速・・・」チュプ♡

「あぁんっ❤乳首吸っちゃ駄目ですぅ❤」

「でもこっちも美味しいよ阿国さん♡もっと吸いたいよ♡」チュップ♡チュパァ♡

「んっ❤もー御飯の後にいっぱいしてあげますから、少し我慢して下さいな❤」

朝からこんな調子である。新婚カップルも裸足で逃げ出すイチャつきっぷりだ。

そんなこんなで朝ご飯を食べ、支度をし終えた立香。

「立香様ぁ❤今日は何方とシてくるんですかぁ?❤」

「今日は4人かなぁ。あんまり遅くならないように帰ってくるよ♡」チュッ♡

ドアを開け仕事に赴く立香。彼は今日も大忙しだ。


― 話は一月程前に遡る ―


阿国は立香に招待されたマンションの1室を訪れていた。

(はぁ、今日から立香様と同棲ですか。楽しみですねぇ。

しかし、他のお部屋から何か喘ぎ声みたいな声が聞こえてるのが気になりますけど・・・)

期待と疑いを胸にドアを開ける。

「いらっしゃい、阿国さん。今日からここは好きに使っていいからね。」

「おー綺麗なお部屋ですねぇ!正直もう少し荒れてるもんだと思ってました。」

「あんまりこの部屋使ってないからね。泊りになることも多いし。」

(泊り?)

「荷物置いたら他の部屋に挨拶行こうか」


隣の部屋のインターホンを押す。中から出てきたのは清楚な金髪の美女。

「はーい❤あっ、どうしました立香様❤今日は私の日じゃなかったはずですけど?」

「こんにちは、ジャンヌ。今日は家に住むことになった彼女を連れてきたんだ。」

「初めまして!今日から立香様と暮らす、出雲阿国と申します。」

「あらぁ❤可愛らしい方ですね❤これからよろしくお願いします。・・・じゃあ立香様❤」チュッ❤

「うん、いきなりごめんね。これからよろしく♡」チュッ♡

(なんか凄い自然にキスしてるーーーーーー!!)

それからいくつか部屋を周ったが、どの部屋もこんな感じだった。


「あのぉ立香様。説明してもらっていいですか?この爛れたマンションの実態を」

「笑顔が怖いよ、阿国さん。実を言うとこのマンション、住んでいるのは俺の彼女になったサーヴァントだけなんだよ」

「そうですかそうですか。阿国さん以外にこんなに彼女がいらっしゃるとは随分とお盛んですねぇ。」

「人妻っていいよね・・・」

「忠実!もの凄い性欲と性癖に忠実!卑弥呼様とか沖田殿がいないのってそうゆうことだったんですね!」

「まあ後ちょっとだからそんな興奮しないでよ」

「誰のせいだと思ってるんですか!しかし、元ボイラー室の方々がいないのはちょっと寂しいですねぇ」

「(知り合いいない方がいいんじゃないかな?)あっ、次の部屋はお竜さんだよ」

「知ってる人いた!!」


そんなこんなで挨拶回りを済ませ帰宅。立香を問い詰め得た情報をまとめると、

『1.マンションの住人は旦那や男がいるサーヴァントで、全員が立香に惚れている

2.立香はそんな彼女達の性欲を満たすため毎日何人かを抱いている

3.基本的には誰かの部屋に泊まって、部屋に帰ってくるのは稀』 の3点。

「思った以上に堕落してるんですね、このマンション。カルデアの方々が聞いたらドン引きですよ。」

「じゃあここに住むの止めとく?」

「まあ、立香様のことは大好きですからここに住むのはいいんですけど。ちょっと条件があります」

なんだかんだでチョロイ女だった。


― 回想終了 ―


立香を送った後、部屋でまったり過ごす阿国。寛ぐも自由、カルデアに帰って他のサーヴァントと喋りに行くのも自由である。

(なんだかんだで1ヶ月ですか。早いもんですねぇ。あの旦那様は今頃・・・)


1部屋目 堕ちた元エジプト女王

「ご主人様ぁ❤如何されました❤?私の脚でがっちりホールドしてほしいだなんて❤」

「『至上の美脚』なんて評価貰ってたからたっぷり味わいたくてね♡」

「あら嬉しい❤せっかくですから存分に堪能して下さいませ❤このクレオパトラの、ご主人様のためだけに磨いた美脚を❤」


2部屋目 自称屈していない元女王

「どっ、どうしたんだマスター❤今日は随分と力強く抱き締めてくるじゃないか❤」

「俺の匂いが消えてるとも分からず、枕を抱き締めて寝てた駄目女王には躾をしないと♡俺の匂いを全身で覚えるようにみっちり調教してやるからな♡」

「あぁっ❤どこから漏れたんだその話❤私だって、マスターの部屋で寝れるから興奮してしまったんだ❤」

「ダーメ♡もう俺の匂いを全身で覚えさせてやるからな♡」


3部屋目 犬を連れた美人作家

「馬琴さんさぁ、そろそろマンネリ化してる気がしない?たまには新しい刺激でもどうかな?」

「何だ、マスター殿❤この馬琴にどのような刺激をくれると『ワンワンッ』おいっ!!どうした八犬士っ!!」

「せっかくだからワンちゃん達も混ざってのプレイはどうかな?って♡」

「嘘だろっ!ちょっ、お前ら!胸を吸うな、まだ出ない!まだ出ないからっ!うむぅ❤」チュッ❤

「じゃあこれから出るようにしてあげないとね♡」チュム♡


4部屋目 地に堕ちた竜

「ますたぁ❤お竜さんの脚はそんなに美味しいのかぁ❤」

「ああ♡こないだのイベントではしっかり見れなかったからさぁ♡いっぱい舐めてあげるからね♡」

「涎でベットベトじゃないかぁ❤もっとぉ❤もっと舐めてくれぇ❤」



「ただいまー」

「おかえりなさいませ❤立香様❤今日もお疲れ様でした❤」チュッ❤

「ありがとう♡後でちゃんと報告するからね」


阿国が出した条件は3つ。

『1.必ず毎日夕飯までには帰ってくること。

2.誰と、どんなプレイをしてきたかを報告すること。

3.一日の終わりに阿国相手に同じプレイを実践すること。』


「へぇ。クレオパトラ様と脚メインのセックスにゼノビア様とがっつりホールドしながらのセックス、馬琴殿と犬も交えた乱交にお竜殿の脚をこれでもかと舐めてきた、と。」

「概ねそんな感じです。」

「まあブラダマンテ様の髪の毛でシゴいてもらったり、ブーディカ様と乗馬プレイ等色々あったので慣れましたよ。」

立香も立香でそこそこ幅広いプレイを

「じゃあ早速・・・しよっか♡」

「仕方ないですねぇ❤今日もしっかり受け止めてあげますから❤よろしくお願いしますね❤」


「も~❤そんなに脚チュパチュパされたら阿国さんすぐイッちゃいますよぉ❤」

「あぁん❤ワンちゃん達におっぱい吸われながら立香様とキスだなんて、なんでこんな変態的なこと思いついたんですかぁ❤」

「痛い痛い❤そんな強く抱き締めなくても、阿国さんは立香様だけのモノですよぉ❤」

「駄目です❤阿国さんはまだまだ足りません❤ちゃんと挟んであげますから、いっぱい射精(だ)していいんですからね❤」

一日のフルコースを堪能し、ビクンビクンしながら寝床に伏せる阿国であった。

「立香様ぁ❤これからも阿国さんをいっぱい気持ち良くさせて下さいね❤」

「任せて♡俺は阿国さんとの約束だけは絶対守るから♡」


彼らの少し歪で爛れた生活はこれからも続いていく・・・

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