【会話中心・アナスタシア視点】生なる夜に輝く星は
「ねえ、アナスタシア。」
突然、私に膝枕されているオリヴィアが声をかけてきた。
「えっと、何?」
「アナスタシアって、私をいつ好きだと思ったの?」
「……秘密」
「教えてくれたっていいじゃん、けち」
「恥ずかしいから嫌なの!」
「ふーん?もしや、一目惚れしたとかー?」
「えっあっいや、違うけど……」
「顔真っ赤だよ?かーわいい!」
「うぁ……からかわないでよ……」
私がそういうと、オリヴィアは真剣な顔でこう述べた。
「からかってなんてないよ、アナスタシアは世界で一番可愛いから」
顔がさらに熱くなるのがわかる。
「一目惚れした、なんて今更言えないじゃん。」そんな事を考えながら、私はオリヴィアと一緒に平和な時を過ごすのだった。