会いたかった
「チャンピオンハルト選手ー!またもやポケモンリーグ優勝です!!」
「若き新規精鋭のパルデアチャンピオンその快進撃は止まらない〜!!」
ポケモンリーグの決勝戦実況ラジオをぼーっと聞いていた。
「姉ちゃん。ハルトすごいね…」
「そうねぇ〜」
あたしとスグは自慢じゃないが学生時代のハルトと一緒にキタカミを巡ったことがある。その時からハルトはバトルの強い好青年ってイメージだった。
でもあたしの美貌に怯むことなく話しかけてきてくれたしあいつもあいつでいい男なのかもしれないわとか思ってるうちにあいつはパルデアへ帰って行った。
帰る時に感じた胸の痛みであぁ、あたしあいつのこと好きなんだなって思った。でもそれをあたしがあいつに言うのもなんかアレだしこの想いは墓場まで持っていくことに決めている。
「そういやもう全然あいつと会ってないわね〜」
「スグ〜あんたハルトの連絡先とか持ってないの?」
「持ってるけど…きてくれないと思うよ」
「そんなのわからないじゃない!ちょっと送ってみなさいよ!!」
「えっえぇ…わかった…..」
三ヶ月後だった。
突然おじいちゃんの家のインターホンが鳴った。
「スグ〜あんた出てよ〜」
「….」
そうだったスグは確か学園の方に行ってしばらく帰ってこないんだった
「んもう…一体誰よ」
「はーい!今出るわ〜!!」
そう言って扉を開けるとスーツに身を包んだスラッとしたイケメンが扉の前に立っていた。
「どちら様…?」
「お久しぶりです…ゼイユさん….」
「えっその声…あんた….」
「ハルトです…..」
「…..!」ボンッ!!
顔が爆発しそうなほど赤くなっていきそうなのが自分で分かった。
「ハ、ハルト……..」
「ゼイユさん….」
日差しで影掛かってるからあまり見えなかったけどハルトもちょっと顔が赤かった気がする。
「…ウチ上がって行きなよ。今日スグもおじいちゃんもいないしさ….」
「それじゃあお言葉に甘えて….」
ガチャっ
カギのかかる音がする。
次の瞬間あたしは後ろから彼に抱かれていた
「なっ…何するの!」
満更でもないけどそう言うことしかできなかった。
「会いたかったです…ゼイユさん….ずっと…….」
「えっ…..」
「バッバカなこと言わないd」
「僕ずっと!初めて会った時から好きだったんです…」
「その綺麗な黄色い瞳も、一見キツそうな性格に見えて面倒見がいいところも…ゼイユさんの全部….」
嬉しかった。コイツもあたしと同じ気持ちだったんだ。そうわかって安心すると同時に家に二人きりしかいなくて愛の告白をされてしまっていると言うこの状況に心臓がだんだん加速していくのがわかった。
「ゼイユさんは…どうなんですか……」
言わなきゃ…言わなきゃダメだ…ここで言わないともう次のチャンスを永遠に逃してしまう。そんな気がしたから。
「あ、あたしも好き……」
「ハルトの優しいとこも…バトル強いとこも…あたしのこのきつい性格を知ってもなお一緒にいてくれたところも…」
「久しぶりに会ったらあたしの美貌でメロメロにさせてやろうと思ってたのに…そんなにカッコ良くなってずるいんだから……….」
「ゼイユさん!」
「あっ」
んむ…ちゅっ….むちゅ…
「はぁ….はっ….はぁ…」
あたしの初めての唇が彼に奪われていく。一瞬のような永遠に感じられるようなキスをした後に彼の舌とあたしの舌との間で艶かしい糸が垂れてるのが見えた。
「ゼイユさん…ここすごいね……」
「あっ….そこはっ…♡ヒッ..」
彼の太い指があたしのあそこを下着越しに触っている。
優しく撫でられたり撫でてると思えば擦られたりあたしは何度来るか分からない快楽に溺れそうになっていた。
「ゼイユさん…まだ指すら入れてないのに腰浮いてるよ….可愛い…♡」
そう言うと指をあたしのあそこに入れて優しく中を指の腹でカリカリしてきた。
「あっ…ダメ..そこっ….くるっ♡何か来ちゃう゛ぅ゛〜〜♡♡♡」
頭のてっぺんから下まで雷が走るかのような快楽の衝撃があたしを襲った。
これが快楽 これが好きな人と交わることで体験するもの じゃあハルトの下の方でデカくなってるアレを入れたらあたしはどうなってしまうの?
「ゼイユさん…そんなに僕の“これ“が気になるんですか?」
そう言うとあたしの顔の前でボロンとそれは現れた。
でっか…嗅いだことのないなんとも言えない匂いが鼻腔の奥を刺激してあたしのあそこがそれを待ち望んでるのを感じた。
「ゼイユさん…“これ“挿れますね?」
「はっ早くしなさいよ。…」
ここでも結局強がりしか言えない
ずぷっ…ぬちゅっ…..
「お゛っ♡♡ ん゛〜〜〜〜〜♡♡♡」
「全部入りましたよゼイユさん…って聞こえてないか」
「動きますね…」
ビクッ♡ ビクン♡
「ほぉぉッ♡♡ ん゛お゛ッ♡♡」
「ハァ…すごい締め付けですねゼイユさん…危うくスグ出るところでした…」
彼は早くもなく遅くもない一定のリズムであたしの膣内の弱いところを的確に突いてくる
「そこ♡トントンしちゃダメぇ♡♡」
「何かくるっ♡♡ 怖いっ♡♡ あ゛ッ〜〜〜〜」
「怖くないからね〜。肩の力抜いて僕に身を任せてゼイユさん」
「ん゛う゛う゛ッ!♡♡ もう゛無理ィッ!♡♡♡」
「僕もそろそろ出そう…ゼイユさん膣内で受け止めて?♡僕との赤ちゃん作ってくれる?♡♡」
「つぐるッ! ハルトのあかちゃん産むからぁ〜ッ♡♡♡」
どぴゅっ ぶぴゅっ ぴゅぅっ
ハルトは出す寸前にまたあたしの唇を奪いながら中で出した。上も下も快楽に挟まれてあたしの頭はバカになったことがわかった
「ハルトぉ♡…まだ足りないぃ…♡♡」
「ゼイユさん….♡♡」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「なんと新チャンピオンハルト選手突然の活動休止を発表!!」
「女性ファンも悲しみの声をあげていますがハルトさん!どうして急に活動休止を?」
「まぁ…大切なひとができたんです…二人ほど…」
「おーっと!これはハルト選手に春がやってきたのか〜!?」
「しかも二股か〜!?!?!?」
「そ、そんなんじゃないですよ!(汗」
「もうっ…パパったらわざわざメディアの前で言う必要ないじゃない…」
「あんたもそう思うわよねぇ?」
あたしはまだ見ぬ子供に話しかけながらお腹を撫でていた。
「あっ 今蹴ったわ。やっぱりテレビ越しの声でもパパってわかるのかしら」
後ろの棚にはついこの間挙げられた挙式の新郎新婦の写真が飾ってある。