伊正 その2

伊正 その2

門下生

畳に腰掛けるように倒れた伊織殿に近づく。今の彼の目には私がどのように写っているのだろうか。分からないがただ1つ言えることがある。伊織殿は私の今の姿に興奮しているのだ。もう抵抗する素振りはない。私は彼の膝に向かい合うように座った。

伊織殿のモノが力強く私の尻を押し上げてきているのが伝わる。伊織殿は顔を赤らめながらも恐らく次に私がすることに期待しているのだろう………なんて愛らしい。そのまま顔を近づけ────唇を重ねた。嗚呼──私はなんて幸せなのだろうか。懸想している相手と恋仲のような事をしている。息苦しくなるまで続けるが、唇を離すも、呼吸を整えてまた再び重ねる。今度はお互いの唾液を交換するかのようにとても深いものを。

体が熱くなってきた私は衣服を脱ぎ始める。羽織──袴──小袖───そして胸元に巻いていたサラシを外す──すると無理矢理押し込めていた胸が暴れ出すかのように解放された。汗もかき少しだけ蒸れていたので、大分楽になった。男は胸が大きい方が好きだと言うが、恐らく伊織殿もそうだったのであろう。伊織殿のモノが私を押しのける力が更に強まる。

中腰になり、自分の陰部と伊織殿の陰経をみた。下着はもう意味のないほど濡れており、互いの粘液が混ざり合っていた。もうこのまま腰をゆっくり下ろせば、私達はあの時のようにまぐわうことが出来る。伊織殿もそれを期待しているのかただ黙って互いの性器を凝視している。

一呼吸する。もう言葉はいらない。後は私がこのまま腰を下ろすだけだ。私は慎重にゆっくりと腰を下ろす。

互いの性器がくっついた──一瞬だが強い快感が性器を通して全身に伝わる。

更に腰を下ろす──ゆっくりと…ゆっくりと───彼の性器がが私の中に入ってきた 

まだまだ腰を下ろす───まだいくのか?私は少し不安になる。もうそろそろ止めたほうがいいのか?しかし私の不安とは裏腹に、私の意志と関係なく腰は下がっていき…──────グリッ゙──────────

あ♡ダメだ♡♡♡もうダメだ♡♡あの時よりも更に深いところに行ってしまっている♡♡これ以上下ろしてしまったら────私は───〜〜〜〜〜〜〜っっっあ♡♡

私は達してしまった。一番奥に入れただけなのに──中で伊織殿の性器が熱く固くなっているのがわかるのに──もう足に力が入らない

腕の力を使って何とか伊織殿の首に巻き付いているが、このままでは……


「 い、伊織殿。少し───」

「すまない。正雪…もう辛抱できん」

伊織殿はそう言うと私の尻肉を掴み、無理矢理私の腰を上げた

ズリュ♡♡

私の腟内のヒダと伊織殿の陰経が擦れる。今、達したばかりだと言うのにさらなる快感が私を攻める。そして彼は私の腰をギリギリまで上げたら───、一気に腰を下ろし

ズリュズリュリュ♡♡♡

ぉ゙っっ…………っっ♡♡

一番奥に届くまで腰下ろす。そして再び腰を上げられるという事を何度も繰り返す。早い。普段二刀流を使っているだけあって、私を軽々と持ち上げているのだ。あまりの快楽に、私は腕の力さえなくなり、ただ伊織殿の胸にもたれかかっているだけだ。

ズリュズリュ゙ズリュ♡♡♡

頭が真っ白になりそうだ。もう何回果てたかわからぬ。それなのに伊織殿はまだ達していらずひたすら私の腰を上げては下げている

そうして私が何回目かの絶頂を迎えようとする瞬間 

「 くっっっ」

伊織殿の身体が硬直し、私の中に熱いのが入ってきた

あ、また♡♡また果ててしまう伊織殿 

私は僅かに残った力で彼に抱きつき、全て受けとめる。ドクンドクンと彼からたくさん出ているのが伝わる。もういっぱいになりそうな位たくさんでている。全て出し終わるまで、互いに息を整える。漸くして、全て出し切り、伊織殿は私から自分の性器を出す。

ゴポォっと音がなりそうな位多くの精液が漏れた……。勿体ない………。

私は名残惜しくも、溢れた精液を触る

でも伊織殿も満足してくれたようで良かった

私は力が抜けながらも、体制を整えた

彼は今どんな顔をしているのだろう?先程のように顔を赤くして愛らしい表情をしているのだろうか?そう思い私は顔を上げたのだが─────そこには未だに萎えるどころか昂っている伊織殿の陰経があった

「すまない正雪」

「い、伊織殿?す、すまないとは?」

私は分かっているのにも関わらず、聞かずにいられなかった

「どうやら、俺は一回では満足しないようだ。貴殿には悪いとは思う。しかしここまでしたのだ。最後まで付き合ってもらう」

「ま、待ってくれ。少し休ませ──」

今度は伊織殿が私を覆いかぶさるように倒れ込んだ。まずい……このまま続ければ私はっ!─────あぁ゙ぁ゙ぁ♡♡♡


それから翌日の昼になるまで私は抱かれ続けた。



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